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有村架純が「雨ニモマケズ」を朗読。風に吹かれながら見せる凛とした表情に注目!2020/12/19

有村架純が「雨ニモマケズ」を朗読。風に吹かれながら見せる凛とした表情に注目!

 株式会社東芝のイメージキャラクターを務める有村架純が出演する新CM「世界を、止めるな。」篇が、本日12月19日から全国放送されている。今回は「世界を、止めるな。」というテーマに、インフラサービスカンパニーとして、多くの社会課題に技術の力で向き合っている東芝の企業姿勢や社員の姿を、有村が朗読する宮沢賢治の「雨ニモマケズ」とともに伝える。

 CMに「雨ニモマケズ」が採用された理由は、ゲリラ豪雨を予測する気象レーダや、体への負担を少なくする重粒子ガン治療技術など、生活の基盤を支えるさまざまな技術に力を注いでいる東芝の姿勢が、どんな逆境にも屈することなく、ただひたむきに、力強く、未来へ進んでいきたいという思いが込められた「雨ニモマケズ」の世界観に相通じるものがあるからだ。

有村架純が「雨ニモマケズ」を朗読。風に吹かれながら見せる凛とした表情に注目!

 有村は、美しい高台で風に吹かれながら、凛とした顔で「雨ニモマケズ」を朗読。「雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ」というナレーションにあわせ、強風に耐える大自然や、真冬と真夏の都会の様子を収めた映像が流れる。さらに、力強い語り口で「慾ハナク決シテ瞋ラズイツモシヅカニワラッテヰル」という朗読をバックに、東芝で働く人々の映像が重なる。

 その後、東芝で行っているさまざまな事業の映像が流れ、再び有のカットに切り替わり「世界を、止めるな。」と、視聴者へ呼びかける。他人が朗読した「雨ニモマケズ」を研究し、試行錯誤しながら撮影に臨んだという有村の、堂々とした声で読む「雨ニモマケズ」と、明るい未来を願う表情が一番の見どころだ。

 撮影が行われたのは11月の上旬。空と山、そして街並みが一望できる高台で、カメラを長回しにし、「雨ニモマケズ」を朗読する有村を撮影。その中から、最も魅力的なカットを切り取ってCMに使うという手法のもと、撮影は進んだ。

 「雨ニモマケズ」の朗読動画をたくさん見て、プランを考えてきたという有村。撮影の途中、少し曇ってきて、晴れるまでしばらく待つことになったが、その間も集中力を維持。いざ撮影が再開すると、中断前と変わらないテンションで、監督からの指示にも的確に対応するというプロらしい姿勢で撮影に臨んだ。

 撮影後に行われたインタビューでは「今回は久々のロケでしたが、『世界を、止めるな。』というテーマに沿って、東芝がいろんな技術を進化させていくことを表現するCMだったので、明るい未来を見るような力強い気持ちで撮影に臨みました。(撮影で)表情のパターンがいろいろあったのですが、優しい気持ちで世界を見渡すことができました」と感想を語った有村。「雨ニモマケズ」を朗読した感想については「この詩は、数々の方々が朗読されているので、私も過去の作品を動画サイトで見て勉強しました。自分の中だけでなく、画面を通して見た方にきちんと伝えるにはどうしたらいいのかと、いろいろ試行錯誤しながら朗読しました。やっぱり詩に気持ちを込めて伝えるというのは難しいですね。この詩はとても意味のある、思いの強い詩だと思いますし、そのプレッシャーというか、恐縮ながら、という気持ちです」とコメント。

ま た、「『雨ニモマケズ』にちなんで、有村の『〇〇ニモマケズ』は?」という問いには、「負けたくないこと…朝は強いです。どれだけ疲れていたとしても、いつもパッと起きられちゃいますね。布団の上でダラダラすることもなく、割とすぐに起きて、朝が始まる感じです。だから、『アサ(朝)ニモマケズ』でしょうか(笑)。夜には負けるんですけど、朝には負けないです」と告白。

 最後に「今回のCMでは、『世界に立ちはだかるさまざまな課題』に、『技術の力』で立ち向かう東芝の姿を、宮沢賢治さんの詩、『雨ニモマケズ』とともに表現しています。どんな逆境にも負けることなく、ひたむきに、力強く未来へ進んでいく。そんな詩に込められた思いは、新型コロナウイルスが流行した今年、あらためて世の中に注目されていると思います。そして、CM本編では、私が『雨ニモマケズ』の詩を朗読していますので、ぜひ多くの皆さまにご覧いただければと思います」と視聴者へメッセージを送った。


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