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押井守が独自の視点で語る、自由で過激でオモシロすぎる日本人論。日本人はどのように生き、どこへ向かおうとしているのか──2020/10/26

押井守が独自の視点で語る、自由で過激でオモシロすぎる日本人論。日本人はどのように生き、どこへ向かおうとしているのか──

 「機動警察パトレイバー the Movie」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などで知られる映画監督・押井守氏による新刊「押井守のニッポン人って誰だ!?」が11月2日に発売される。

 新型コロナウイルスを巡る対応には、“日本人の日本人っぽさ”がよく表れている。それは、日本人の長所でもあり、弱点でもあり、ゆえに日本人の本質といえるのではないか──。「コメ」「コトバ」「仏教」「ペリー」「マッカーサー」、そして「新型コロナ騒動」…。歴史の潮流のなかから、日本人がどのように生き、そしてどこへ向かおうとしているのかを、鬼才・押井氏が独自の視点で語り尽くした、自由で過激でオモシロすぎる<日本人論>となっている。

「日本」なのか「ニッポン」なのか、どっちなんだろう……いえ、どっちが正しいとかそういう問題でなく、「日本」と書くことと「ニッポン」と口にすることの間には、いったいどんな気分の違いがあるのだろうか、とも考えます。そのときの気分に合わせて「日本」とも「ニッポン」とも使い分ける、そういう日本人てのは何なのさ、とも考えます。(中略)あくまでお気楽な読み物として「日本および日本人」について語る本を目指してみました。そういう意味では、「日本および日本人」についての本格的な思索の入門篇の、そのまた入門篇として読んでいただければ幸いです。 ──まえがきより

【目次】

第一章 コメ食べて鉄を鍛える。
スパゲティと再構築/ブームとにわか/日本人と永遠の日常

第二章 ニッポンのコトバ。
ニッポンとニホン/『攻殻』と神道/日本人とわびさび

第三章 何もせんほうがええ。
日本人と仏教/信仰心と宗教心/若者と「水洗トイレの思想」/日本人と自己犠牲

第四章 ニッポンでだけ有名人。
日本人とペリー/日本人と歴史観/日本人とリア充

第五章 戦後日本を作った将軍。
わたしと戦後/改憲と破棄/ヤン・ウェンリーとラインハルト

第六章 NOW & FUTURE
日本人とオリンピック/日本人とコロナ/日本人と「お上」の正体

【著者プロフィール】

押井守が独自の視点で語る、自由で過激でオモシロすぎる日本人論。日本人はどのように生き、どこへ向かおうとしているのか──

押井守(おしい まもる) 
映画監督。1951年生まれ。東京都出身。77年、竜の子プロダクション(現:タツノコプロ)に入社。スタジオぴえろ(現:ぴえろ)を経てフリーに。主な監督作品に「うる星やつら オンリー・ユー」(83年)、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(84年)、「天使のたまご」(85年)、「機動警察パトレイバー THE MOVIE」(89年)、「機動警察パトレイバー2 the Movie」(93年)。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95年)はアメリカ「ビルボード」誌セル・ビデオ部門で売り上げ1位を記録。「イノセンス」(2004年)はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(08年)はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品された。そのほかの作品に「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズ全7章(14~15年)、「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」「東京無国籍少女」「ガルム・ウォーズ」(すべて15年)などがある。


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