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芳根京子とジャニーズWEST・重岡大毅が“水と油”の凸凹コンビに! お仕事ドラマ「それってパクリじゃないですか?」で共演2023/02/24

芳根京子とジャニーズWEST・重岡大毅が“水と油”の凸凹コンビに! お仕事ドラマ「それってパクリじゃないですか?」で共演

 芳根京子が、日本テレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(水曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが決定。ジャニーズWEST・重岡大毅が共演することも発表された。

 「それってパクリじゃないですか?」の原作は、奥乃桜子氏による「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」。“パクリ”をキーワードに、会社の宝となりえる“権利”を社員たちは守ることができるのか!? “知的財産バトル”をテーマにした、新時代のオフィス・エンターテインメントドラマだ。脚本は、「半沢直樹」「下町ロケット」(ともにTBS系)、「君と世界が終わる日に」Season3(Hulu)など、骨太で熱いエンターテインメント作品を手掛けてきた丑尾健太郎氏が担当。主人公の成長物語だけではなく、仕事にまつわる出来事のリアリティーにもこだわっていく。

 芳根が演じるのは、飲料メーカー「月夜野ドリンク」の開発部員だったが、ある出来事をきっかけに知的財産に関わる業務に就くことになった藤崎亜季。期待されると気合が入るものの、自己評価は意外と低く、自分の意見を主張するのが苦手。その分、人の優しさや弱さに気付き、情にもろい。最初は知財の知識ゼロだったが、さまざまな問題に触れ、成⻑していくキャラクターだ。

 一方、重岡が務めるのは、「月夜野ドリンク」で起きたある出来事の調査のため、親会社からやって来たエリート社員・北脇雅美役。知的財産のプロフェッショナルである弁理士の資格を持つ。仕事においては完璧で隙がなく、合理的で無駄を嫌う。信条は「ビジネスに正義なんかない」。情にもろく感覚的な亜季に対して、批判的で厳しい言葉をかける。しかし、その冷徹な態度の裏にはある理由が。情報漏洩の疑いをかけられた開発部員・藤崎は、調査のために親会社からやって来た知的財産のプロ・北脇と共に、その特許を取り戻すために奮闘することになる。

 芳根は「飲料メーカーの開発部にいた女の子が、ある出来事で知的財産のプロである北脇さんと出会い、大切な仲間が作ってきた大切な商品をどう守っていくかという、すごく春らしく新生活にふさわしい、明るく、元気で、笑えるドラマになっています。私は藤崎亜季という情にもろい女性を演じさせていただくのですが、愛情や情熱もたっぷりあって、理論的な北脇さんとの対照的な凸凹コンビも見どころかなと思います」と作品と役どころを紹介。

 そして、「亜季は直感的なタイプで、頭では分かっていても腑(ふ)に落ちないと心が向かない、ついていかないというような引っ掛かりがあるところがすごく共感できる女性なので、難しく考えずにそのまま飛び込んでみようかなと思っています」と自身との共通点を見つけながら役作りに励む。

 また、「デビューから丸10年のタイミングで、主演を務められることがとてもうれしい」と声を弾ませる芳根。「初めて出させてもらったドラマのプロデューサーさんに『どれだけ大きくなっても謙虚な気持ちと感謝を忘れちゃだめだよ』と言われて、本当に忘れずにやってきました。続けていなかったらこんな景色も味わえないですし、今感謝できる人がいるっていうのが本当にうれしいです。気持ちをぶらさずに今できることを精いっぱいやれば、こんなすてきな世界を見られるんだなって思います」と感謝する。

 加えて、視聴者に向け、「4月からの新生活にぴったりな熱いドラマになると思いますし、亜季はまだ知的財産の初心者でこれからどんどん学んでいくので、私も視聴者の方と一緒に同じ目線で進んでいけると思います。『知的財産』という言葉がこれを機会に広まるといいなって思いますね。明日からの活力になるような作品にしたいと思いますので、ぜひ楽しみに見ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

 重岡は「知的財産をテーマにしたドラマですが、意外とそれをテーマにした作品ってないんですよね。だけど、とっても身近にあふれているテーマなんです。特許とか著作権とか、ちょっと小難しい話にも聞こえるんですが、誰かが大切に作った努力の汗と涙の結晶のようなアイデアや商品(知財)を守っていくお話です。僕は亜季と真逆の性格の北脇という人物なんですけれど、超理屈っぽい感じで、ビジネスに正義なんてない、情ではなく、ルールはルールだからっていうような本当に亜季とは水と油のようなコンビになっています」と説明。

 「誰かの作ったもの、自分が大切にしたいなと思うものは守りたいので、そこは北脇とは一緒かなと思います」と役柄との共通点を語る重岡だが、「ただ、正論は正論でありですけど、本当に仕事をしていて、そればかり言われると誰もがぶつかるようなところでもあると思います。僕自身、作詞・作曲を何年かやっているので、用紙に名前を書いてハンコを押すこともあります。それは僕の創り出した自分の一部として守られてほしいと思いますね」とコメント。

 続けて、「すてきな作品がこのチームだったらできるんじゃないかなって思っています」と期待し、「『知的財産』っていうテーマも本当に身になるし、知っていて損はないと思います。春はスタートの季節なので、見ていただく皆さんが前向きに、そして仕事って大変な一面もあるけどもやりがいもあるんだぞ!という情熱の部分も届けたいと思っています。すごく、見てほしいドラマです」とアピールしている。

 さらに、お互いの印象について、2人はそれぞれ「テレビで拝見していて笑顔がすてきな方という印象ですね。ちゃんとお話するのは今日が初めてですが、いいキャッチボールをさせていただけている気がするのでお芝居をご一緒するのが楽しみです」(芳根)、「とてもエネルギーがある方だなと。自分もエネルギーがありたい人間なんで、楽しい現場になればいいと思いますし、凸凹コンビなのでそのエネルギー同士がぶつかっていけばいい作品になりそうな気がします」(重岡)と話している。

 原作の奥乃氏は「知財の世界の面白さをエンタメとして描きたい!という思いで書いた小説を、連続ドラマというとびきりのエンタメにしていただけてうれしいです。ドラマならではの驚きや楽しさ、そしてなんといっても芳根京子さんと重岡大毅さんが演じられる凸凹バディのやりとりを、一視聴者としてとても楽しみにしています」と放送を心待ちにする。

 脚本を手掛ける丑尾氏は「さまざまなお仕事ドラマがある中で、この原作と出合い、まだこんなにも面白い世界があったのかと感動しました。知的財産という一見難しそうな題材を、原作の奥乃先生は絶妙な切り口でワクワクするエンタメに仕上げられており、その面白さを損なわないよう、ドラマに落とし込めたらという思いで執筆しています。主人公の亜季を通して、働く上でのさまざまな葛藤や成長を描き、多くの人に元気を与えられる作品になればと思っています」と、原作の魅力に触れながら抱負を述べている。


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