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【FIFAワールドカップカタール2022】グループG、ブラジル伝統の10番を背負うネイマールの円熟味を増したプレーに注目2022/11/20

ブラジル代表:ネイマール 写真:アフロ

 「FIFAワールドカップカタール2022」のグループGは、ブラジル(22大会連続22回目の出場/10月6日付FIFA世界ランキング1位)、セルビア(2大会連続13回目/21位)、スイス(5大会連続12回目/15位)、カメルーン(2大会ぶり8回目/43位)という組み合わせ。

 ブラジル、スイス、コスタリカは前回大会でも同じグループに入り、ブラジルが2勝1分けで1位、1勝2分けのスイスが2位で決勝トーナメントに進んだ。今回もブラジルは1位で通過しそう。前回初戦で引き分けたスイスをはじめ、セルビア、カメルーンも油断できない相手ではあるが、南米予選を14勝3分けの圧倒的な成績で突破した現チームは、近年のブラジル代表最強との呼び声が高く、足元をすくわれる可能性は限りなく低い。

 チームの大黒柱は、伝統の10番を背負うFW・ネイマール(パリ・サジェルマン/フランス)。中盤での組み立てからゴール前でのラストパス、フィニッシュまで幅広くこなすエースは、30歳を迎え円熟味を増している。その分、FWのヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/スペイン)、FWのリシャルリソン(トッテナム/イングランド)らが台頭したことで前線のバリエーションが増え、ネイマールの負担が減ったのも好材料だ。中盤を支えるMF・カゼミーロとMF・フレッジ(ともにマンチェスター・ユナイテッド/イングランド)、最終ラインを統率するDFのチアゴ・シウバ(チェルシー/イングランド)ら、各ポジションにワールドクラスの選手を擁し、タレントの質と量は32チーム中最高クラス。戦術の完成度も高く、全員に守備意識が徹底されている。優勝候補筆頭の評価に揺るぎはなく、史上最多6度目の頂点へ視界は良好だ。

 残る3チームで2位を争うことになるが、世界ランク15位で2021年欧州選手権でベスト8に進出したスイスがややリードか。MFのジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイアー/アメリカ)、グラニト・ジャカ(アーセナル/イングランド)ら、長年主力を担ってきた黄金世代を中心に据えたチームは完成度が高く、大崩れすることがない。欧州選手権に続くベスト8は高すぎる目標ではない。

 日本での注目度が高いのはセルビア。監督が同国の英雄であり、Jリーグ・名古屋グランパスのレジェンドでもある、“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチだからだ。2021年3月に代表監督に就任し、世代交代を推進して若手を起用。その中から長身FWのドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス/イタリア)らが台頭した。キャプテンを務めるFWのドゥシャン・タディッチ(アヤックス/オランダ)らベテラン勢も健在で、攻撃陣のタレントの質と量は、他国がうらやむレベルにある。守備にはやや不安を抱えるものの、華麗な攻撃で躍進する可能性は十分ある。

 世界ランクでは一段落ちるカメルーンも、前線のタレントは豊富で爆発力を秘める。スイス、セルビア、ブラジルの順に対戦するため、第1、2戦でどれだけ勝ち点を積み重ねられるかが鍵になる。

文/佐藤新

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