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【FIFAワールドカップカタール2022】グループFは前回準優勝のクロアチア、3位のベルギーが同居する“2強2弱”の構図2022/11/19

ベルギー代表:ケビン・デ・ブライネ 写真:Panoramic/アフロ

 「FIFAワールドカップカタール2022」のグループFは、ベルギー(3大会連続14回目の出場/10月6日付FIFA世界ランキング2位)、カナダ(9大会ぶり2回目/41位)、モロッコ(2大会連続6回目/22位)、クロアチア(3大会連続6回目/12位)が属する。

 前回大会準優勝のクロアチア、3位のベルギーが同居するため、2強2弱の構図だ。特にベルギーは、前回2018年大会最優秀GKのティポ・クルトワ(レアル・マドリード/スペイン)、高精度のパスとシュートで得点を生み出す、MFのケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティー/イングランド)、緩急自在のドリブルでチャンスを創造するFWのエデン・アザール(レアル・マドリード)、スピードとパワーは兼ね備えた点取り屋、FWのロメル・ルカク(インテル/イタリア)ら1991~93年生まれの黄金世代を擁し、2018年10月から2022年2月まで世界ランク1位に君臨。黄金世代はピークを過ぎたとの声もあり、確かにアザール、ルカクは故障もあってコンディションに不安が残るが、控えの層が増し、タレントの質、量は他をリードするもの。前回メンバーの経験もポジティブな方向に働くだろう。前回を上回る成績は夢ではない。

 クロアチアも前回大会経験者がチームを引っ張る。前回のMVPで同年のバロンドールも受賞した大黒柱のルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)とマテオ・コバチッチ(チェルシー/イングランド)、マルセロ・ブロゾビッチ(インテル)で構成する中盤は目立った衰えを感じさせず高品質を維持し、一方でDFラインに若手が台頭するなど上積みもある。タレントの量ではベルギーに一歩譲るが、質では引けを取らない。再び躍進する可能性は十分ある。

 カナダ、モロッコは2強から勝ち点を奪ってのグループリーグ突破を虎視眈々(こしたんたん)と狙う。とはいえその道は険しい。

 36年ぶりの出場となるカナダは、北中米・カリブ海予選を、同地域の雄メキシコを押さえて1位で突破。ここ10数年取り組んできた育成改革の成果を出した。進チームとしての経験の乏しさは否めないが、欧州の第一線で活躍するアルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)、ジョナサン・デイビッド(リール/フランス)を軸にした高速カウンターは、2強を慌てさせる力がある。

 モロッコは、アフリカ予選突破に導いたバヒド・ハリルホジッチ監督を8月に解任。ワリド・レグラギ新監督は、MFのハキム・ジエク(チェルシー/イングランド)ら前監督と衝突し、追放されていたスター選手を呼び戻した。彼らと前監督に抜てきされ成長した若手をうまく融合させることができれば、チーム力はジャンプアップし、一気に視界が開ける。新監督の手腕が注目されるところだ。

文/佐藤新

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