News ニュース

江戸川乱歩誕生秘話を描く「探偵ロマンス」に濱田岳、石橋静河、泉澤祐希、SixTONES・森本慎太郎、草刈正雄らが集結2022/11/01

 NHK総合では2023年1月21日から、土曜ドラマ「探偵ロマンス」(土曜午後10:00=NHK大阪放送局制作)を放送。濱田岳が主演を務め、石橋静河、泉澤祐希、森本慎太郎(SixTONES)、世古口凌、本上まなみ、浅香航大、松本若菜、近藤芳正、大友康平、岸部一徳、尾上菊之助、草刈正雄が出演することが分かった。

 ドラマは、新進気鋭の脚本家・坪田文氏が書き下ろすオリジナル作品。1923年に作家デビューを果たした江戸川乱歩を主人公に、作家デビュー100年という節目に“知られざる江戸川乱歩誕生秘話”を描き出すもの。ロマンスあり、笑いあり、涙あり、魂の叫びあり、アクションありの、今を生きる人々の心に響く珠玉のエンターテイメント活劇として、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」制作チームが届ける。

 舞台は20世紀初頭、帝都。世界大戦による好景気は終焉(しゅうえん)を迎え、超格差社会となり、街にはスラムがあふれ、スペイン風邪がまん延。犯罪や強盗がはびこり、人々はヒーローの誕生を待ち望んでいた。後に江戸川乱歩となる平井太郎(濱田)は、シャーロック・ホームズや怪盗ルパンなどを生み出したドイル、ルブラン、ポーといった海外の推理小説家に憧れながらも、まだ何者でもなく、安い賃金の仕事を転々としながら、友人・郷田初之助(泉澤)と、その日の飯にありつくのがやっとの貧乏生活を送っていた。新聞社などに原稿を持ち込んでも全く相手にされない太郎の小説に、いつも感想を送ってくれる文通相手の村山隆子(石橋)からの手紙が、唯一の心の救いだった。

 そんな太郎が、初老の名探偵・白井三郎(草刈正雄)と出会い、ピンチにめっぽう強い三郎のユーモアとペーソスあふれる人柄に魅了される。一方、三郎は、純粋な太郎から飛び出す突飛な発想を面白がり、あふれ出る熱情や叫びに心動かされ、2人はバディを組み、探偵稼業へと乗り出していく。

 謎の犯行予告状に始まり、太郎は、上海帰りの魅惑の貿易商・住良木平吉(菊之助)や、秘密倶楽部の妖艶(ようえん)な女主人・蓬蘭美摩子(松本)、三郎の行方を追いかけ、太郎を見下す新聞記者の梅澤潤二(森本)、三郎とは犬猿の仲の鬼警部・狭間勇(大友)、寡黙なバーのマスター伝兵衛(岸部)など、癖の強い人々と出会う。そして大いに翻弄(ほんろう)された挙げ句、難事件に巻き込まれていく。やがて、太郎は覚醒し、明智小五郎や怪人二十面相など、乱歩作品おなじみのキャラクターが躍動する物語を生み出す。

 濱田は「太郎は泥臭く、くさくさしちゃった人間味というのもすごく濃い人で、卑屈な若者、時代の波にのみ込まれた若者という印象です」と役柄について触れ、「難しい役柄なので演出と日々相談しながら演じています。演出は、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、『心の傷を癒すということ』でご一緒した安達もじりさん。誰もが信頼している数少ないディレクターの下で、台本の一番手に名前が載るようなポジションでやらせていただけるというのは、ものすごく役者みょうりに尽きることです。現場は今、もじりさんが演出する人間模様やハートの部分のやりとりとアクションシーンが化学反応を起こしつつあるところ。ゴールには必ずこの化学反応が起きると思うので、視聴者の皆さまにも楽しんでいただけると思います。撮影を進めながら日々自信がついていくのを体感しているので、安心して楽しみに待っていてくださいね」と、充実した現場での撮影が続いていることを報告。

 草刈は「『探偵ロマンス』の撮影では、アクションがありとても大変ですが、時代背景や衣装など見どころがたくさんありますので、楽しんでいただけたらうれしいです」とコメント。

 石橋は「現代と重なる、混沌とした大正の時代に、隆子さんのように凛(りん)とした女性が生きていたのだと思うと、とても勇気づけられる気がしました。濱田岳さんをはじめとする素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと作品づくりができて、とても幸せです」と感想を述べる。

 また、泉澤は「脚本も面白く、一人一人登場人物が色々な思いを背負い闘っていて、ワクワクしながら台本を読み進めました。最終的にどのような結末を迎えるのか、見てくださる皆さまも度肝を抜かれることでしょう。初之助と共に、この作品で生きられることを楽しみつつ、頑張りたいと思います」と驚きの展開が待っていることを明かす。

 森本は「台本を読んだ時に感じた、物語の面白さと登場人物のキャラクターの濃さ。そして、読み進めていくごとに感じる高揚感がある作品に出演させていただけることをうれしく思います」と出演を喜び、「梅澤潤二の秘めた熱さ、ペン1本に懸ける思いを、作品の魅力と一緒に伝えていけたらと思います。豪華出演陣の中に自分の名前があるのが不思議だなと思いますが、皆さんと共にこのドラマを作ることができる経験を大事に撮影していきたいです」と意欲を燃やす。

 さらに、菊之助は「連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で演出をしていただいた安達もじりさんの現場に呼んでいただき、ご縁を感じて出演を決めました。太郎役の濱田岳さんとも『カムカム』ぶりの共演です。スタッフさんも『カムカム』の時にいらした方が多いので、懐かしくまたとても安心できる現場です(笑)。私の演じる住良木は『赤の部屋』という独特な空間によくいるのですが、お話が進むにつれてさまざまなところに出没します。視聴者の皆さまにはぜひ謎解きを楽しんでいただきたいです」とメッセージを寄せている。

 そのほか、太郎が下宿する古本屋「二人書房」を夫婦で営む時子役を本上、太郎がほれ込む蠱惑(こわく)的な踊り子・お百役を世古口、トランペットを吹き鳴らす、オペラ館の客引き・ラッパ役を浅香、ロシアの政治情勢に詳しい外務次官・後工田寿太郎役を近藤が務める。

 脚本を務める坪田氏は「生きるのがなんとも面倒くさいと思うことが多々あり、そんな時にこんな名探偵がいてくれたら少しは日々が楽しくなるかな、とこの物語を書きました。『若き日の江戸川乱歩が探偵に弟子入りを志願していた…?』本当かどうかはわからない。けれど心躍る『もしも』をいただき、大正時代の帝都が舞台の活劇が生まれました」と作品誕生の経緯を明かし、「作家と探偵、探偵と怪盗、さまざまな人々の思いが、物語があふれ、ぶつかり合う。熱く咲くロマンスの世界をお楽しみください。とにかく草刈さん演じる名探偵・白井三郎が半端なくカッコいいです!!!!」と見どころを語る。

 また、作品の音楽・主題歌は大橋トリオが担当。「久しぶりのドラマ劇伴音楽制作で、かなり気合が入っています。企画書を読んだ際に、僕の好きな世界観、憧れる大正時代でしたのでワクワクしました。クランクイン前のおはらい、京都撮影所と和歌山での撮影現場を見学させていただきましたが、実際の衣装、美術やセットを見ることで、よりイメージしやすくなりました。オープニングからエンディングなどトータルでやらせていただくので思う存分、大橋トリオの世界のすべてをドラマに捧げたいと思います」と意気込み十分で制作に励む。

 演出の安達もじり氏は「今面白いと思えるエンターテイメントとは何か。江戸川乱歩さんが書かれた数々の小説に『面白さのカギ』を探し求めて、スタッフキャスト全員でとことん試行錯誤してきました。エネルギーの塊のような坪田文さんの脚本。とにかくキャラクター豊かな登場人物たち。演じるキャストの皆さんの大人の魅力が爆発しています! 大橋トリオさんの音楽もめちゃくちゃ楽しみです! 全く新しいエンターテイメント作品になるのではと、ワクワクが止まりません! 撮影は後半戦、いまだ真夏のような熱さで撮影現場は勢いづいています! どうか年明けのオンエアを楽しみにしておいてください!!」とアピールしている。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.