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「鎌倉殿の13人」で最後を迎えた和田義盛と巴御前。演じた横田栄司、秋元才加が語る役柄への思い2022/10/31

 小栗旬が主演を務める、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8:00ほか)で、和田義盛役を務めた横田栄司、巴御前を演じた秋元才加からコメントが寄せられた。

 三谷幸喜が脚本を担当する本作は、源頼朝(大泉洋)の妻となった北条政子(小池栄子)の弟・北条義時(小栗)を主人公に、地方の豪族から頼朝の第一の側近となった義時が、その後いかにして頂点に上りつめたのかを、鎌倉幕府を支えた武士たちの姿を絡めて描くもの。10月30日放送・第41回「義盛、お前に罪はない」では、反北条の旗頭となった義盛の転落をもくろむ義時との「和田合戦」がぼっ発。義盛と巴の最後が描かれた。

 “13人”の1人で、三浦義澄(佐藤B作)のおい。武骨な坂東武者の中でも、豪快さと勇猛さは指折りの義盛を演じきった横田。その最期について「巴さんにも畠山重忠にも『お前は生きろ』だとか『もうちょっと生きていようぜ、楽しいこともあるぞ』なんて言っていた人が、結局ああいう死に方をしてしまうのが、時代なのか、運命なのか。『和田義盛は何を抜かったんだろう』なんてことを考えながら演じていました。最期のシーンの、矢がいっぱい刺さった鎧(よろい)というのはつくるのも大変な鎧でして、本当にスタッフの皆さんに感謝しながら横たわっていました」と心境を振り返る。

 義時と三浦義村(山本耕史)に討たれたことについては、「和田義盛はどう思っていたか分からないですけども、私としては、義時も義村も理由があって生きている、生き延びていくという時代ですから、生き延びていくための最善の手段を彼らもとっているはずで。そういう意味ではある部分、気の毒な面もありますし、それで失った心だとか、失った仲間や家族だとか、そういうことも彼らは抱えていると、和田義盛も横田栄司も知っているので、こういう時代だからこそこれはこれで『しかたあるめぇ』と。義盛は『まぁ、お前たちもな、よくやってるよ。じゃあ元気で生きていてくれよ。生きてりゃ楽しいこともあるぞ』という、ちょっと『悔しいけどな』とか『ちくしょー』という気分もありながら、彼らのことを見つめていました」と自身の見解を示した。

 そして、「本当に、立派な人物ではないのかもしれないですけども、真っすぐな男で、うそをつかないし、最初の頃からあまりキャラクターがブレていない、数少ない1人なんじゃないでしょうか。三谷幸喜さんのおかげで和田義盛という人物が、僕は日本の中で一番好きな日本人になったと自負しています。本当に愛らしいキャラクターで、それをつくってくださったスタッフさん、共演者の皆さんに本当に感謝しています。そして応援してくださった皆さま、和田義盛をかわいがってくださった皆さまに心から感謝しています」とメッセージを寄せている。

 木曽義仲の愛妾であり、義盛にも愛された強く気高き女武者・巴御前役を担った秋元は、巴が馬で駆け抜けていくラストシーンに関してm、「シーン的には最終的にどうなったかというのは描かれていないんですけど、もしかしたら義盛殿の亡骸を探しに来たのかもしれないし、最後のセリフに“妻”や“忠臣和田義盛”という言葉が入っていたので、夫のプライドと妻のプライドを持って戦場に向かったのかなと思っています。でも以前の(青木崇高が演じた)木曽義仲様といた時の戦とはまた違った感覚で、夫婦の愛の証しじゃないですけど、操を立てるというか、そういう2人の関係を感じました」と解釈を伝える。

 巴御前を演じながら、「木曽時代の巴は男と肩を並べて『男に絶対負けない』という感覚が、結構先立っていたんです。そうすればそうするほど、『やっぱり女なんだ』と、力も男性に比べたら足りない部分もあるし、声だって高いしとか、すごくジェンダーについて考えさせられることが多くて。だけど和田家に行ってからは、自分の女性性を受け止められた感覚です。すごく穏やかになったし、それと同時に戦に行っていたころの鋭い感じがなくなっているというのが不安でもあり、でも今の幸せはすごく手放しがたい、みたいな感覚でずっとお芝居をしていました」と打ち明けた秋元。

 「最後の義盛さんとのああいった対峙でも、ご飯粒をつけながら『心配するな』と言う義盛さんを見て、『なんてかわいらしい人と一緒になれたんだろう』と。2人の男性を愛した巴ですけど、すごく見る目があったんじゃないかなって。2人ともすごく真っすぐに自分の中のプライドなど、そういうものをなるべく曲げずに素直に正直に生きてきたかっこいい男性2人だったと思うし、また違った愛情ですけど、その2人に愛された巴もすてきな女性だったんじゃないかなと思っています」と巴についての思いを、愛情たっぷりに語っている。


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