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中島みゆきが「PICU 小児集中治療室」に主題歌「俱(とも)に」を提供2022/09/27

中島みゆきが「PICU 小児集中治療室」に主題歌「俱(とも)に」を提供

 中島みゆきが、フジテレビ系で10月10日にスタートする連続ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜午後9:00。初回30分拡大スペシャル)の主題歌として、新曲「俱(とも)に」を提供することが分かった。

 本作は、15歳以下の子どもを対象にした小児専門の集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit=PICU)を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。大規模なPICUの運営は極めて困難だといわれてきた北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)が、PICU科長・植野元(安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUと、PICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。

 日本が誇るシンガー・ソングライターの中島が歌う「俱に」は、風立つ北の大地を想像させる壮大なバラード。強く、気高く、愛に満ちた優しい歌声で、ドラマを温かく包み込む。

 同系連ドラに主題歌を提供するのは「Dr.コトー診療所」以来16年ぶりで、「月9」枠の主題歌を務めるのは初めてとなる中島は、「ドラマ主題歌のお話をいただきまして、折よく新アルバム制作中でしたので、その中の曲を試聴に、フジテレビのスタッフさんにレコーディングスタジオまで、御出を願いました。採用かどうかの結果を待つ間は、まるで、わが子の、お受験に付き添う親のような気持ちでした。ドラマの完成を、とても楽しみに待っております」とコメントを寄せている。

 主演の吉沢は主題歌を聴き、「不安にさいなまれる時や、極限状態であればあるほど、人間は“あの人がいるから”“あの人のために”と、他人に依存する生き物なのだと思います。全く先の見えない暗闇に新たに道を作ろうとする志子田先生たちに、そっと明かりをともしてくれるようにも、生死をさまよう患者さんたちに対する応援歌のようにも聴こえました」と印象を語った。

 ドラマを手掛ける金城綾香プロデューサーも「拝聴した時、最初は優しくて柔らかく、その後にどんどん力強くなっていく中島さんの歌声が、おなかの奥に響き渡るように感じて、その力強さに感激しました。歌詞に込めてくださった思いを、ドラマの中でも大切にしたいと思っております」と感激を伝えている。

  なお、音源はドラマの初回放送で初解禁される予定だ。


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