小関裕太主演「ブラック／クロウズ」に松井愛莉、袴田吉彦、登坂淳一、柳沢慎吾らが出演2022/06/28
小関裕太が東京・六本木の闇カジノの支配人役を演じ、フジテレビで放送される「ブラック／クロウズ」（6月28日深夜0：55、7月5日深夜1：05。ともに関東ローカル）の出演者が発表された。
本作は、東京の“闇”に吸い寄せられた人々が繰り広げるアンダーワールド・ピカレスクドラマ。小関は六本木の雑居ビルで違法な闇カジノの支配人をしている主人公・神崎康樹に扮（ふん）する。神崎の父親は伝説の博徒であり、生粋の“ギャンブラーDNA”を持つ男。神崎には天才的な経営の才能があり、そして不思議な魅力がある闇カジノに出入りしてくるのは政治家、経済人、芸能人、スポーツ選手などさまざまな人種たち。東京の夜の裏側、人々の欲望、絶望をコントロールしていく神崎は、時に人を絶望のどん底に落とし入れ、時に救う。ギャンブルという、札束が飛び交う夜の遊びにプライドを持って生きているダークヒーローだ。そして、その神崎はある目的を持って闇カジノの支配人を続けている。神崎の目を通じて都会のど真ん中で闇に溺れ落ちて行く人々の業を描きながら、実際に闇カジノで起きた数々のリアルな物語をエピソードとして注入。東京の夜に吸い寄せられたショービズ界、スポーツ界、経済界、政界の人々が集った、都会の“闇”を暴き出す。
そんな闇カジノの魔力に引きつけられる美容師見習いだがギャラ飲みで生計を立てている女性・詩歩役を松井愛莉、神崎の下で闇カジノの従業員として働く元女優・あゆみ役を森カンナ、神崎に憧れて闇カジノで働く黒服・新家紘人役を三浦獠太が務める。
さらに、ほかにも元NHKアナウンサーの登坂淳一が、刑事でありながら闇カジノに出入りする悪徳刑事・石井役で演技に挑戦。神崎が支配人を務める闇カジノのオーナー役に萩原聖人、神崎に情報提供を求めて闇カジノを裏で支援している刑事・権田和志役に柳沢慎吾、元超人気歌手で今は活動休止状態の白川陽子役に小松彩夏、神崎と対決する青年実業家・手塚役に袴田吉彦が配された。深夜でありながら豪華で個性的な俳優たちが集結した。
美容師見習いの詩歩は、ギャラ飲みで知り合ったIT起業家の光本に連れられ、六本木の古びた雑居ビルの地下へやって来る。防火扉の先、シャッターを開け、厳重なセキュリティーの先にあったのは、「ウルトラヴァイオレット」という闇カジノだった。そこでは、いかにも金を持っていそうな客がギャンブルに興じ、ディーラーが立ち、黒服が控え、ウェイトレスやバニーガールが華やかに客をもてなしていた。詩歩はそこで、黒服の男と目が合う。支配人の神崎だ。
神崎は、詩歩を見ると、つまらない日常に退屈していて、刺激を求めているのでは？と核心を突く。店内では、光本とYouTuber・小田のバカラでの勝負が白熱し、何千万という金が動いていた。勝負は拮抗（きっこう）していたが、その裏では、神崎がウェイトレスのあゆみや黒服の新家に指示を出し、イカサマをし勝負をコントロールしていた。神崎は劣勢となった光本をたきつけ、金を貸し勝負を続けさせる。掛け金は膨れ上がり、やがて10億円を賭けた大勝負となる。
その後、詩歩は、人気のない廊下で、神崎と小田が話し込み、小田が神崎に分厚い札束を渡すのを目撃。身を隠すが、神崎に見つかってしまう。イカサマをしていたのかを問い詰める詩歩に、神崎は「客たちは真剣勝負を求めているのではない、人生を賭けて、極限のスリルを味わいに来ているのだ」と試すように言う。詩歩は、逃げるようにその場を立ち去るが、数日後の夜、詩歩は「ウルトラヴァイオレット」に姿を現す。
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