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吉高由里子、2024年大河ドラマ「光る君へ」で主演。大石静が紫式部の生涯を描く“セックス&バイオレンス”な物語2022/05/12

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吉高由里子、2024年大河ドラマ「光る君へ」で主演。大石静が紫式部の生涯を描く“セックス&バイオレンス”な物語

 吉高由里子が、2024年に放送されるNHK大河ドラマ第63作「光る君へ」(日時未定)で主演を務めることが発表された。その制作・主演発表会見が同局で行われ、吉高、脚本の大石静氏、制作統括の内田ゆき氏が登壇した。

 ドラマは、貴族文化が花開いた平安時代を舞台に、世界最古の女性文学と言われる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描くもの。脚本は、同局の大河ドラマ「功名が辻」や連続テレビ小説「ふたりっ子」、「セカンドバージン」など数多くのヒット作を手掛けてきた大石氏が担当する。光源氏の恋愛ストーリーの原動力は、秘めた情熱と想像力、そして1人の男性・藤原道長への思いがあった。紫式部、道長、そして周りの人々が何を思い、懸命に生きていたのか。その心に思いをはせながら楽しく見られる、華やかな愛の物語を紡いでいく。

 「源氏物語」の主人公・光源氏は、原文では「光る君」と書かれている。紫式部が誰をモデルとして光源氏像を打ち立てたかについては、諸説あるが、その有力な1人が道長。タイトルの「光る君へ」には、自ら生み出したかけがえのない「源氏物語」、そしてこのドラマ全編を通じて、時にひかれ、時に離れ、陰に陽に強く影響し合うソウルメイトである道長への、紫式部の深く尽きることのない思いが表現されている。

吉高由里子、2024年大河ドラマ「光る君へ」で主演。大石静が紫式部の生涯を描く“セックス&バイオレンス”な物語

 大河ドラマへの出演は「願ってもみなかったお仕事。出演が夢だというのも恐れ多いお仕事で、自分は関わらないものだと思っていた」という吉高は、3月末頃にオファーを受け、驚いたものの挑戦を決意。この発表まで、自身とマネジャーしか知らなかったそうで、「秘密を抱えるのってこんなに“ぞびぞび”するんだって思っていた」と心境を明かし、会見前日に母親と会った時にも黙っていたと話し、「今頃、携帯電話が鳴っていると思います」と笑った。

吉高由里子、2024年大河ドラマ「光る君へ」で主演。大石静が紫式部の生涯を描く“セックス&バイオレンス”な物語

 脚本の大石氏は、「平安時代のお話ということで『それって誰が見るのかしら』と最初はとても不安な気持ちになりました。しかし、ちょっと勉強してみますと、紫式部は生没年も不明ですし、お墓もどこにあるか分からないし、日記を残していますけど本音は書いてないし、という感じで、これはオリジナルとして相当いろいろ構築できるなと思い、挑戦しがいがあるなと思って、人生最後の賭けだと思って一か八かでお引き受けしました。紫式部は藤原道長に若き日に出会うんですけれど、そこからの彼への愛と執着と憎しみ。結婚したりはしないんですけど、最後までツインソウルのように絡み合う2人の感情を描いていきたいと思います」と意気込みを語る。

 そして「おなじみの人物、おなじみの戦を楽しむことが多いこれまでの大河ドラマとは、だいぶ趣が異なると思います。藤原家が権力を誇った平安王朝は、山崎豊子さんの『華麗なる一族』と映画『ゴッドファーザー』を足して3倍にしたぐらいの権力闘争や面白い話がいっぱいありますので、あまり皆さんがご存じない平安時代の驚くようなセックス&バイオレンスを描きたいと思います(笑)」と「記事になるようなキャッチ―なワードを」と、前夜に考えたという「セックス&バイオレンス」という言葉を使って作品を表現。

吉高由里子、2024年大河ドラマ「光る君へ」で主演。大石静が紫式部の生涯を描く“セックス&バイオレンス”な物語

 その言葉を初めて聞いたという吉高は「そんな血肉をむさぼり食うような内容と聞いて不安はありますが」と苦笑しつつ、「大人なので、きちんとやりますよ」と余裕を見せる。そして、「2014年に連続テレビ小説『花子とアン』に出させていただいてから、今回の作品は2024年で10年目を迎える、10年ぶりに大きな長い作品に携わることができます。女性をテーマにして、スタッフさんも今回は女性のかたが多くて、男の人を中心に動いていた時代かもしれないですけど、女の人が表に立つような、光が差すような内容をやっていくうえで、たくさんの人に共感していただけるような主人公を表現できたらいいなと思っています」と意欲を燃やす。

吉高由里子、2024年大河ドラマ「光る君へ」で主演。大石静が紫式部の生涯を描く“セックス&バイオレンス”な物語

 さらに、「NHKで次に出演するなら、時代ものがいいなと思っていましたが、まさかこんなにさかのぼるとは想像していませんでした。紫式部という人物の一生を演じることが自分にどんな影響をもたらすのか、すごく楽しみです。分からない部分が多い女性で、オリジナル性あふれる内容で描いていただく、大石先生の想像の翼と、平安時代という未知の世界が掛け合わされることで、鮮やかな大河ドラマになったらうれしいですね」と作品への期待を述べ、「あと、私は馬に乗りたい。大河ドラマといえば馬かなと思っていたら、今回は戦もないですから、馬のシーンをねじこんでいただけたら。馬に乗って現場入りしたいですね」と笑顔でリクエストしていた。

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