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松本潤主演ドラマ「永遠のニシパ」全国放送!「松浦武四郎のエネルギッシュな姿を伝えたい」2019/07/14

松本潤主演ドラマ「永遠のニシパ」全国放送!「松浦武四郎のエネルギッシュな姿を伝えたい」

 NHK総合で7月15日、北海道150年記念ドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」(午後7:30 ※BS4Kでも別途放送予定)が放送される。主人公の松浦武四郎を演じた松本潤は「松浦武四郎は、自分がアクションを起こすことで本当に日本を変えられるんじゃないかと強く思って行動した人。そのエネルギッシュな姿や行動力、功績がしっかり伝わるように演じました」とコメントを寄せた。

 同ドラマは、幕末の蝦夷(えぞ)地を調査し、北海道の命名者となった実在の人物である松浦の、知られざる格闘の人生を描くもの。アイヌの人々の案内で蝦夷地調査を行った松浦は、アイヌ文化の豊かさや人々の優しさに共感する一方、松前藩のアイヌに対する搾取略奪の実態も目の当たりにする。脚本は大石静氏、音楽は梶浦由記氏、語りは歌手の中島みゆき。

 松本は北海道ロケについて「自分の足で測量し、地図を作った松浦武四郎さんが実際に歩かれたであろう所を自分も歩けたということが、すごく貴重な経験でした。北海道の大きさを感じることができましたし、雄大な景色に圧倒されました。実際に北海道に来て撮影できたことが大きかったですね」と回想。さらに、「北海道150年という節目の年に企画されたドラマですので、150年の歴史の始まり方というのを多くの方に触れていただきたい。また、アイヌの人たちの文化や北海道の歴史、奇麗な自然風景など、北海道の魅力を知っていただくきっかけになったらうれしく思います」とドラマへの思いを語った。

 また、松本演じる松浦が心を通わせるアイヌの女性・リセを演じた深田恭子は「二風谷であったり、洞爺湖であったり、たくさんの方に協力していただきながら、壮大な景色の中、そして気持ちのいい気候の中、撮影させて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。実際に北海道に来て撮影できてよかったです」とコメント。「北海道の皆さまがドラマを見て少しでも喜んでくださったらうれしく思います。そして松浦武四郎さんの、ご自分の足で歩きながら北海道の地図を作り、アイヌの人たちの思いを伝えようとした生き様や、アイヌの人たちの文化や思いをお伝えできればと思っております」とアピールした。

 リセの義父で、アイヌの長老・エカシ役を演じた宇梶剛士は「このドラマで描かれているのは人間です。今では舗装された道路やビルのなかを、さして驚くこともなく生活していますが、古来、人間というのは大自然の中で生活していたわけですよね。このドラマをご覧いただき、人間らしさってなんだろう?ということをお互いに感じ合えたらいいなと思います」とメッセージを寄せた。

 同作は全国放送に先駆け、6月には北海道先行放送を実施。NHK札幌放送局は「北海道民の方々から『北海道の歴史を興味深く見た』『北海道に住む誇りを持てた』などの声を頂きました。ドラマで若い世代の方々にあらためて北海道の歴史やアイヌ文化に興味をもっていただけたことがうれしいです」と手応えを明かした。


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