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【北京パラリンピック・3/13◆本日の競技をピックアップ】大会最終日! アルペンスキーの日本のエース・森井大輝、悲願達成なるか2022/03/13

 大会最終日に最も早く競技が始まるのは、アルペンスキーの男子回転。大回転と同じく2回滑り、合計タイムで順位を競う。注目選手は、男子座位の森井大輝。6大会連続出場の日本のエースは、スーパー大回転で銅メダルを獲得し、勢いに乗って初の金メダルをつかみ取るかと思われたが、スーパー複合は途中棄権。大回転は8位に終わった。大回転1回目は中盤で固い雪面にスキーを弾かれて浮き上がり、タイムロス。2回目は1回目を踏まえてチェスキーに調整を加えたが、予想以上に気温が上がって雪面の状態が変わり、対応しきれなかった。大回転から中2日でどうスキーをセッティングし、どう戦略を練って最終種目に臨むのか。レジェンドの悲願達成なるかを見届けたい。座位は鈴木猛史にも注目だ。スーパー複合は後半の回転で追い上げて5位。大回転も5位。回転は2014年ソチ大会で金メダルに輝いた得意な種目だけに、期待が高まる。同じく回転を得意にしている立位の三澤拓らの滑りも見逃せない。外国勢では全種目メダルを獲得を目指す視覚障がいのヨハンネス・アイグナー(オーストリア)らに注目。

 クロスカントリー最終日は男女混合10km(4×2.5km)リレーとオープン10km(4×2.5km)リレーが行われる。リレーは走順ごとにに走法の指定があり、1人の選手が2回走ることもできる。第1走はクラシカル走法または座位、第2走はフリー走法、第3走はクラシカル走法または座位、第4走はフリー走法。混合、オープンとも選手ごとに決められた係数の最高合計%が設けられていて、その範囲内でメンバーを組む。また、女子選手は18%、座位の選手は12%がその選手の係数から引かれて合計%が計算される。混合は4人の合計が330%以下で女子選手を1人以上含めなければならず、オープンは合計370%以下。どんなオーダーが最善かはチームのメンバー構成によっても左右され、係数が近い選手を4人並べてもいいし、混合で女子を2人起用する選択もあるだろう。各チームの戦略が見どころだ。日本は混合は岩本啓吾、出来島桃子、森宏明、阿部友里香が組んで出場。平昌大会の4位を上回る順位が目標になる。オープンは新田佳浩、川除大輝の2人でエントリー。これまで7大会に出場し、長年第一人者として日本を牽引してきた41歳の新田が1走と3走を、新田に憧れて競技を始め、今大会で初めて金メダルを獲得した21歳の川除が2走と4走を担当する。新旧のエースがバトンを受け渡す意義深いレースになる。日本はオープンリレーに出場した経験がほとんどなく、厳しいレースが予想されるが、健闘に期待したい。メダル争いは、両レースとも個人種目のメダリストを複数擁する中国、ウクライナが軸になりそう。

 オリンピックと同じく、パラリンピックでも最終日の華であるアイスホッケー決勝は、アメリカとカナダが金メダルを懸けて激突する。3連覇中のアメリカは、予選リーグでは平昌大会の得点王、デクラン・ファーマーらを軸に、カナダを5-0、韓国を9-1で一蹴。準決勝では開催国中国を11-0でねじ伏せた。4連覇へ死角はないが、アイスホッケーを国技とするカナダが意地を見せられるか。

 すべての競技が終わった後、国家体育場で閉会式が行われ、祭典は幕を閉じる。開会式では、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長が行った平和への思いを込めたスピーチと、最後に「ピース(平和を)!」と声を張り上げた場面が話題を呼んだ。閉会式と同じく、ロシアのウクライナ軍事侵攻が続く中で開催される閉会式も、平和への願いに満ちたものであってほしい。オリンピックから始まった「北京2022」のフィナーレでもあり、どんな終幕を迎えるのか見届けたい。

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