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【北京パラリンピック・3/8◆本日の競技をピックアップ】バイアスロン・佐藤圭一がメダル獲得なるか2022/03/08

北京パラリンピック2022 バイアスロン 佐藤圭一 提供:Thomas Lovelock/IOC/OIS/アフロ

 バイアスロンは男女10kmが実施。3月5日に行われた6kmと同じく、立位、座位、視覚障がいの3カテゴリーでメダル争いが展開される。日本選手は男子立位に佐藤圭一が出場。強風に見舞われた6kmでは、風の向きと強さを読み切れず、射撃で2回ミス。6kmと10kmは射撃を外した回数に応じてペナルティーループを滑るが、その距離分のタイムを挽回できず、11位に終わった。東京夏季大会の出場を逃した後、リハビリ生活を乗り越え、冬季4大会目のパラリンピック代表に選ばれた。今大会はクロスカントリーにも出場予定だが、バイアスロンでのメダルを最大の目標にしている。2種目で目標達成なるか。

 女子は出来島桃子が出場。6kmは佐藤と同じく風に悩まされ、14位に。その経験を踏まえ、上位を狙いたい。また、6kmはウクライナ勢の活躍が話題を集めた。男子視覚障がいで表彰台を独占したのをはじめ、金3、銀3、銅1と、1日で7個のメダルを獲得。10kmでもメダルを量産するか見ものだ。女子座位のオクサナ・マスターズ(アメリカ)にも注目。ウクライナに生まれ、国際養子縁組制度によりアメリカに渡ったマスターズは、これまで夏冬合わせて5大会のパラリンピックに出場し、ボート、自転車、クロスカントリー、バイアスロンで計10個のメダルを手にしてきたスーパーアスリート。すでに6kmを制してメダル数を11個にしているが、さらに上乗せできるか。

 アイスホッケーは予選リーグ最終戦が行われ、A組はカナダと韓国、B組はイタリアと中国、チェコとスロバキアが対戦する。RPC(ロシアパラリンピック委員会)の出場は認められなかったため、A組は3チームの総当たり戦になり、アメリカが圧倒的な強さで2連勝し、すでに1位で決勝トーナメント進出を決めている。カナダと韓国の一戦は2位を懸けた戦いに。ともにアメリカに完敗したが、今大会初勝利を挙げるのはどちらか。B組は2戦目までの結果、内容を見る限り、中国、チェコが優位に試合を進めそうだ。

 車いすカーリングは予選リーグ10試合が行われる。5試合を消化して4勝1敗で1位のカナダ、カナダに唯一土をつけたスウェーデン、連敗スタートの後、3連勝と持ち直した地元中国の試合などが見もの。

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