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庵野秀明が構成・編集した「シン・コンプリート・サンダーバード」のHDリマスター版が初放送!2022/01/04

 スーパーマリオネーションの最高傑作として名高いテレビシリーズ「サンダーバード」の日本放送開始55周年を祝して発足された「サンダーバード55周年プロジェクト」において、BS10 スターチャンネルでは、「55周年長期特別企画」を実施中。その第4弾として、2022年1月30日に庵野秀明氏がプロとして初めて構成・編集に関わった作品のHDリマスター版「シン・コンプリート・サンダーバード」(午後9:00)をスターチャンネル1で独占初放送する。

 また、日本語劇場版「サンダーバード55/GOGO」の1月7日公開に合わせて、同日には、2本のドキュメンタリー番組「ようこそ!“サンダーバード”スタジオへ」(午後3:30)と「サンダーバードができるまで/スーパーマリオネーションの軌跡」(午後4:15)をオンエア。

 「シン・コンプリート・サンダーバード[HDリマスター版]」は、当時25歳だった庵野氏が、プロとして初めて構成・編集に携わった「ザ・コンプリート・サンダーバード」に修復とHDリマスターを施し、さらには修復されたリマスター音源をあて、再び庵野氏の構成・編集の下、新たに生まれ変わらせた作品だ。「サンダーバード」の大ファンを公言している庵野氏が、数多くのメカニックを中心に、細かなガジェットや個性豊かなキャラクターたちを登場させるなど、作品への愛が詰まったファン必見の内容となっている。

 庵野氏は「ザ・コンプリート・サンダーバード」の制作時を振り返り、「1985年当時は、アッセンブルとインサートしかできなかったアナログ編集時代に、膨大な時間と手間をかけて、周囲に大変な迷惑をかけながらなんとか形にしたものでした。当初の構成案は、メカグラフィティーとしてメカの活躍などを音楽に合わせた編集で魅せる予定でしたが、肝心のオリジナルサウンドトラックが存在しないという話を作業中に聞き、仕方なくMEテープ(音楽と効果音だけが入っているテープ)から使えそうな箇所をピックアップして貼り付けるしかなかったものでした。MA作業にスケジュールの関係で立ち会えず、個人的に不本意な音響状態のまま発売されましたが、諸般の事情から30年以上オクラに入っていました」と制作秘話を告白。

 加えて、HDリマスター版を手掛けるにあたり「この作品に再び関わらせていただけること、16ミリポジフィルムのテレシネ画像がHD画質のリマスターとしてよみがえること、そして現在のデジタル編集と、発見されたオリジナルサウンドトラックとTBS再放送版の主題歌を使用した音響作業に関われる機会をいただき、感謝しています」と喜びを表現。「作業はまだ先ですが、当時描いていたものにできる限り近づけたバージョンアップ版として形にするつもりです。『サンダーバード』ファンの皆さまに楽しんでいただける作品を目指して頑張ります」とメッセージを寄せる。

 「ようこそ!“サンダーバード”スタジオへ」は、「サンダーバード」をはじめとする数々の名作テレビシリーズを生み出した「センチュリー21プロダクション」の、イギリス西部にあるスタジオ建屋の解体が決まった18年に製作されたドキュメンタリー。監督や特撮監督、人形オペレーターらスタッフ関係者が解体前のスタジオを訪れ、当時に思いをはせながら製作の舞台裏を紹介する。完成映像とメーキングの比較、現存するプロップで人形の仕組みを解説するなど、貴重な映像が満載だ。

 一方、「サンダーバードができるまで/スーパーマリオネーションの軌跡」は、1965年のイギリスでの「サンダーバード」初放送から50周年となるアニバーサリーに合わせて製作されたパペットアニメーションの軌跡に迫る番組。「サンダーバード」を生み出したジェリー&シルヴィア・アンダーソン夫妻が、いかにして傑作を世に放ち、パペットアニメーションを世界に知らしめたかをインタビュー映像、貴重な未公開映像とともに解き明かしていく。


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