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本郷奏多、おいでやす小田、安達祐実、松重豊らが「カムカムエヴリバディ」京都編で3代目ヒロイン・川栄李奈と共演2021/11/06

本郷奏多、おいでやす小田、安達祐実、松重豊らが「カムカムエヴリバディ」京都編で3代目ヒロイン・川栄李奈と共演

 NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8:00ほか)の「京都編」に、本郷奏多、新川優愛、おいでやす小田、安達祐実、松重豊らが出演することが分かった。

 上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が主演を務める同作は、“朝ドラ”史上初となる3人のヒロインが登場し、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描くファミリーストーリー。ラジオで英語を聴き続けることで、それぞれの夢への扉を開いていく3人の姿から「小さな一歩一歩を積み重ねることが、思ってもいない人生を切り開き、明るく照らしていく」というメッセージが込められた、波瀾(はらん)万丈なハートフルコメディーだ。

 今回発表されたのは、時代劇が大好きで侍の生きざまに憧れている、ちょっと変わった3代目ヒロイン・ひなた(川栄)に大きな影響を与える、個性豊かなキャラクターを担う出演者たち。昭和40年代の京都から始まる物語では、大きく様変わりする戦後の日本で、どこか時代に取り残されていくひなた。ひなたが出会う人々も、どこか時代遅れだったり、癖者だったり…。さまざまな出会いを通して、ひなたはゆっくりと成長していく。

 連続テレビ小説初出演となる本郷は、将来の進路に迷うひなたをかき乱し続ける大部屋俳優の五十嵐文四郎、同じく初出演となる三浦透子と新川がひなたの同級生・野田一恵と藤井小夜子を、小田はひなた家族のことをいつも気にかけている酒屋のおじさん・森岡新平をそれぞれ演じる。

 「脚本を読ませていただき、ヒロインたちが紡ぐ100年の物語のエネルギッシュさにとても元気をもらえる作品だなと感じました」と物語の印象を伝える本郷は、「僕が演じさせていただく五十嵐というキャラクターは、時代劇が盛り上がっていた時代の大部屋俳優という役どころになります。時代背景を勉強し、スタッフの皆さまとディスカッションをしつつキャラクターを形成していきたいです」と役作りについて触れ、「“朝ドラ”に参加させていただくのは初めてなので、すてきな皆さまが作り上げる作品に少しでもお力添えできるよう精いっぱい演じたいと思っています」と意欲を見せる。

 三浦は「19年前、初めて出演したドラマの脚本を書いてくださっていたのも、藤本(有紀)さんでした。こんなにうれしく、ありがたいご縁はありません。京言葉やお茶のお稽古など、楽しみなチャレンジもたくさんあって、撮影が待ち遠しいです。精いっぱい努めさせていただきます」と意気込みを語り、新川は「歴史ある、そして毎作品注目されている連続テレビ小説に参加させていただくことは、とても光栄であり、身の引き締まる思いです。3部作構成による時代の変化やその中で生きる人々の思いや葛藤が丁寧に描かれている今作で、ひなたの人生に友人として関われることがとてもうれしいです。衣装合わせの際、川栄さん、三浦さんとお話しさせていただき、お二人の人柄にひかれ、今から撮影現場に参加させていただくのが楽しみです」とクランクインを心待ちにしている。

 「信じられません。1年前、こんなことになるなんて誰が予想できたでしょう。まるで全く別の世界線、パラレルワールドに来てしまったようです」と驚きを隠せない小田は、「今年の春にドラマに出させていただいた時、共演者の水野美紀さんに『あなたは今年、“朝ドラ”に出ることになる』と言われました。もちろんその時は『え!? 何をおっしゃってますか!?』という感じでしたが、それが何と現実になりました。…いや予言者やがな! 水野さん何者なんですか!?」とまさかのエピソードを交えつつ、「話はそれてしまいましたが、とにかく全力で周りの方々にできるだけ迷惑かけることなく一生懸命、お芝居に取り組ませていただきます。皆さん温かい目で見守ってください。ドキドキしてます!」と気合を入れる。

 さらに、安達は、かつて桃山剣之介のヒット時代劇「棗黍之丞シリーズ」に出演し人気を博した女優・美咲すみれ役を務める。ひなたにとって憧れの存在だったが、思いがけず出会ったすみれは、機嫌が悪く、芸能界の荒波の中で何やらこじらせている役どころだ。

 安達は「25年ぶりに、“朝ドラ”に出演させていただくことになりました。とてもうれしく思っています。当時は子どもだった私が、大人になり、またこうして“朝ドラ”の世界に役として生きられることを、なんだか不思議で感慨深く感じております」と久々となる朝ドラへの出演に思いを巡らせ、「今回は女優という役どころを演じさせていただきます。ひなたちゃんとどのように関わっていくのか、今から楽しみにしております」と期待している。

 また、松重は、日本の時代劇を支えてきた大部屋俳優・伴虚無蔵(ばんきょむぞう)役を演じる。普段から着流し姿で暮らし、時代劇言葉で話す変わり者。時代劇をこよなく愛するひなたにとって、やがて“師匠”のような存在になっていく人物だ。

 そのほか、ひなたの弟・桃太郎役を青木柚、ひなたの同級生・赤螺吉之丞役を徳永ゆうき、幼少期のひなた役で新津ちせ、荒物屋「あかにし」の店主・赤螺吉兵衛(堀部圭亮)の妻・清子役で松原智恵子、条映太秦映画村の職員・榊原誠役で平埜生成が出演する。

 今回のキャスト発表を受けて、川栄は「こんなにもすてきなキャストの方々とこの作品を作っていけることを本当にうれしく思います。明るくにぎやかな撮影現場になるんだろうなと、今からワクワクしています。皆さんからたくさん学ばせていただきながら、おばあちゃん、お母さんから受け継いだバトンをゴールまでしっかりとつないでいきたいと思います。『ひなた編』も楽しみに待っていてください!」とメッセージを寄せている。


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