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松本まりかが「東京、愛だの、恋だの」で好演中。「『私は自分の人生を生きた』って思い続けられる人でありたい」2021/10/01

 Paraviで9月からスタートしたオリジナルドラマ「東京、愛だの、恋だの」(土曜1話ずつ配信/全7話)が独占配信中。賃貸不動産会社で働く35歳の女性・和田かえが、結婚を意識したことから次第に揺れ始め、自分の本当の気持ちと進むべき道を模索する姿を追い、同時に恋愛、仕事、結婚、そしてさまざまな人間関係に悩みを抱えながら、東京で懸命に生きる女性たちを描いていく。

 キラキラした恋愛ストーリーではなく、誰もが経験するような少し苦味のある、一筋縄ではいかないリアルな男女の“今”を切り取った本作で、主人公のかえを演じているのは松本まりか。そして、繊細な心の機微を鮮やかに描き出す名手・タナダユキ氏が監督を務めている。

 「タナダ監督が撮る作品の主演と伺って、すぐ『やります』と答えました」と出演オファーを快諾したという松本は、「東京タワーの近くを走っている時、車の中でお話をいただいて。10年以上前から、タナダ監督の作品が好きで。車の中でフワっと風が吹いたような感じでした」と運命のように感じたという。

 タナダ監督からは「(かえは)登場人物の中で一番“普通”でいてほしい」というオーダーと、「今までにない松本まりかを見せたい」という希望があったそうで、「ノーマルな役というのはあまりやったことがなかったんです。今までとは違うやり方をしてみようと思いました。監督や相手の役者さん、スタッフさんに思いっきり委ねる。そこで感じたままに芝居をしてみました」と、これまでにない演じ方を模索したことを明かす。

 本作で描かれる大人の恋愛については、「青春時代のキラキラした恋愛ではないですが、大人になっても愛だの恋だのに振り回されて悩みますよね。でも、それがない人生は味気ないんじゃないかな」と述べ、さらに「友達以上恋人未満みたいな恋愛は難しくて、あんまりよくは分からないんですよ。でも、みんな『分かる分かる』って言ってて。このドラマの恋愛はリアリティーのある、絶妙なラインのところを描いているなと。確かに、どのエピソードの恋愛も、なんだか分かる。特に、(毎熊克哉演じる、かえの大学時代からの友人)芦谷(勇作)とのエピソードでは、私も思いきっていけない部分があるので共感できました(笑)。でも強がってないで、もうちょっと強くいけばいいのに…とは思いましたね」と、じっくり考えながら答えた。

 恋愛だけではなく、登場する女性たちの生き方も千差万別。仕事、恋愛、家庭、そして自分。その選択で人生は大きく変化する。

「『私は自分の人生を生きた』って思い続けられる人でありたいんです。私は結婚をして子どもも生みたいと思っていますが、『そうじゃなくてもいい、どっちでも生きていける』という強さを持つための、“今”なのかなって思っていて。それだけに依存したくはないですし、いろんなことに耐えうる強さを今のうちに育てないといけないんだなと感じています」と語る通り、このドラマを機に思いをめぐらせ、得たことも多いようだ。

 そして、最後に「大人になっても“愛だの、恋だの”で、悩んだり楽しんだりドキッとしたり、そうして東京で生きる人たちがとてもチャーミングに描かれています。いくつかあるエピソードの中のどれかに共感してもらえたり、例えば心に抱えている悩みが、この作品を見たことで癒やせたなら、それはうれしいなって思います」と締めくくった。

 


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