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【詳細リポート/後編】宇野昌磨選手登場「コラントッテ」新商品発売記念イベントの質問コーナー&囲み取材を紹介!

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「コラントッテ」の新商品「TAO ネックレス スリム AURA mini【SHOMA2019】」の発売記念イベントが5月6日に横浜ランドマークプラザで行われ、宇野昌磨選手が集まった約2400人のファンを前にトークショーを行いました。後編では質問コーナーと、イベント終了後に行われた囲み取材の模様を紹介します。(前編はこちらをチェック

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 トークショー後に行われた質問コーナーでは、ファンから寄せられた質問に宇野選手が自身の言葉で回答しました。

Q:国別対抗戦2019のショート「冬」で着用していた衣装は、フリー「月光」の予備衣装だったのでしょうか?

宇野「僕、どんな衣装を着て滑っていました?(観客から笑いが起こる)。『スターズ(オンアイス2019)』の時に着ていたやつですよね? 毎シーズン、衣装は複数作るのですが、(その)予備を『冬』で使いました。僕が衣装を決めているわけではないので理由は分からないのですが、たぶんそうだと思います」

司会者「なるほど。予備衣装だったのですね」

宇野「たぶん(予備を)着る機会がなくて、アイスショーで着たら『評判が良かったので、せっかくだから着て』と言われて着ました」

Q:昌磨くんの取り扱い説明<トリセツ>をしてください。

宇野「僕の<トリセツ>って、結構変わっていると思うんです。1年ごとに言ってることが変わっていますし、最近は人前でも、僕なりにですが明るくしゃべるようになってきたと思いますし、恥ずかしいという気持ちも最近はなくなってきているので…。あまり“自分”っていうことが分からないですけど…」

司会者「こういうことを言ってもらったらうれしいとか、逆にこういうのはどう答えたらいいか困っちゃうなとか」

宇野「言ってもらってうれしいことってそんなにない、というか(笑)。これは、あれなんです…“何も言わずにただ応援してくれている”だけで(いい)。僕は競技を一生懸命やっていて、たぶん“宇野昌磨”という人柄を見て入る(ファンになる)のではなくて、僕のスケートを見て、(そこから)宇野昌磨の人柄を見ると思うんですけど、やはり僕は競技者なので僕の演技を見て、声をかけるのではなくて、本当にひそかに応援してくれているだけでうれしいです。僕は人間関係もあまり得意な方ではないので、そんな僕を“これだけたくさんの方が応援してくれている”と思うだけで僕はうれしいので、言葉は逆に要らないというか…そんな感じです」

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Q:昌磨くんはゲーム好きで有名ですが、自分よりもゲームがうまいと思うスケーターはいますか?

宇野「僕もゲームをたたいていて(プレーしていて)『お前は何やってもうまいな』とか言われるんですけど、僕も初めからうまいわけではなく、人よりもめっちゃやってうまくなっているだけなので…。最近は『荒野行動』をやっていたんですけど、最初は本当に下手だったんですけど、(平昌冬季)オリンピックの期間に暇で、何千戦もやっていたら、1週間でめっちゃめちゃうまくなって。そうやってうまくなっていくので、『僕よりうまい人がいるか』とかは分からないですけど、なんか努力もせず『うまくていいな』と言われるのはちょっとイラっときますね(笑)」

司会者「努力型なんですね」

宇野「本当にトップで争うには才能もあると思いますけど、僕たちレベルのゲームでは、才能なんてなくても努力でどうにかなるので。本当にトップを目指す人以外、『才能が…』と言っている人は、僕の主観ですけど、甘えているだけだと思っています(笑)」

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Q:元号が「令和」になった瞬間は、どこで、何をしていましたか?

宇野「僕、あの…『news zero』(日本テレビ系)という番組に出ていました(笑)」

司会者「出ていましたね(笑)。緊張しましたか?」

宇野「そうですね。僕が想像していたのは、こういう(トークショーのような)話し合う感じだと思っていたんですが、そうではなくてVTRをずっと見ていて、急にきて(コメントを振られて)『はい』…みたいな(苦笑)」

司会者「でも、そつなくこなしていましたよね」(観覧者から拍手)

宇野「ありがとうございます」

Q:バスタイムは短時間で済ませる方ですか? それともゆっくり長く入る方ですか? また、お風呂で歌うことはありますか?

宇野「お風呂入ってる時にゲームしたり、アニメを見たりして、切りのいいところまでやるとめちゃめちゃ長くなったりします。でも、例えば(据え置きの)テレビゲームにハマっている時だとお風呂中はできないのでめっちゃ早く上がったり。お風呂に対して何か思うことがあるというよりも、やっているゲーム(の種類)によって、長いか短いかが決まってきます。あと、お風呂で歌うことはありますね」

司会者「え? 歌うんですか?」

宇野「結構、最近はどこでも歌います。ここでは歌わないですけど(笑)」

Q:振り付けの中に昌磨くんが考えた振り付けがあると聞きました。「天国への階段」「月光」で、自分で付けた振り付けはありますか?

宇野「最初から見ている方は分かると思いますが、ジャンプをやっていく中で、だんだん(振り付けが)なくなっていったり、変わっていったり(ということ)が多いです。“この振り付けが(やりたい)”ではなく、“最初はこういう振り付けだったけれど、こっちの方が動きやすいから”というので(変えています)。(樋口)美穂子先生とは(タッグを組んで)長いので、それで変えても怒らないというのが分かっているから、勝手に変えちゃいますけど。練習していく中で自然と“いつの間にか振り付けを自分で作ってた”とか、そういうのはあります」

司会者「『月光』でお気に入りの振り付けはありますか?」

宇野「…あまりないですね。振り付けやプログラム、見どころとかを取材で聞かれた時に、いつも僕は『そういうのはあまりないです』と答えるんです。やはりフィギュアスケートというのは(プログラム)全部で一つだと思っているので、“ここを見てほしい”というよりも“全部を見てほしい”という意味合いで『特にない』と答えています」

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Q:高難度ジャンプの転倒であざだらけになったりしませんか?

宇野「僕はもうスケートをやり始めて16年くらい経っているので、跳んだ瞬間に『あ、ヤバイ』と分かってしまうので、途中で(跳ぶのを)止めることも多いんです。転び方が分かっているというか、僕くらい長く滑っているスケーターは全員そうだと思います。跳んだ瞬間や跳ぶ前にどうなるかが大体分かるので、あざはあまり。僕はすごいコケ方しているように(一見)見えるんですが、うまくコケているので。ただ、試合だと『パンクをあまりしたくない』という思いから、とんでもない跳び方をしてもすごく(体を)締めるので、そこでよくあざを作ったりします」

Q:デザイン的な面でも、機能的な面でも、今まで一番ハマった衣装はどれですか?

宇野宇野「デザインはあまり分からないので、周りの方にお願いしています。機能的なことでいえば…僕は練習着で試合に出たいくらいなのであまり分からないのですが、今年(’18-’19シーズン)のフリー『月光』の衣装はすごく動きやすかったです」

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Q:一番のお気に入りのプログラムは何ですか?

宇野「こういう質問には『特にない』といつも答えるのですが…(考え込む)競技用のプログラムでは正直、本当にないです。そのプログラムごとに、自分の成長とか、いい結果を残したとか、いろいろな思い出があるので。エキシビションナンバーに関しても、僕的には最初は『See You Again』が好きだな、と思っていたのですが、今滑っている『Time After Time』や『Great Spirit』も最初は苦手意識がありましたが、滑っていくうちに新しい自分というか、こういうこともやってみたらできるんだと思ったりしたので、“何が一番好き”というのは本当になくて。だからこれから先、『何がやりたい』というのも特にないのですが、そのプログラム一つ一つにいろんな思い出があって、いろんな成長があるので、どのプログラムもあって良かったと思っています」

司会者「これからも、また違ったジャンルに挑戦したりと、そういう可能性を期待できるということですよね」

宇野「数年前だと、自分の苦手とする動き、苦手とするプログラムというのに嫌悪感が強くて、やらないことが多かったのですが、最近だと『あ、こういうのもできたりするんだ』という思いの方が強いです。今年もシェイ=リーン・ボーンさんにエキシビションナンバーを一つだけ作っていただきます。まだ曲も決まっていませんが、楽しみにしています」

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 続いて、イベント終了後に行われた囲み取材の模様を紹介します。

── 今回は、約2400人の観覧客が集まったそうです。

「本当に毎年思っているのが、トークショーというすごく短い時間のためにわざわざ集まってくださって、一番下(のフロアのイベント優先エリア)以外にも、あんなにたくさんの人がわざわざ見に来てくれて、すごく本当に、ありがたいなという気持ちでいっぱいでした」

── これだけ人が集まるということを、どう感じていますか?

「昨年(’18-’19シーズン)は、自分にとって“何かを成し遂げた”ということがなかった。(’18年平昌冬季)オリンピックがあって、その前はわりといい成績を残し続けることができたというのがありましたが、そんなにすごい“この成績を残した”っていうのがない中で、毎年人数が増えているっていうことが…うれしかったです」

──「令和」という新たな時代を迎えましたが、「平成」を振り返ってみてどんな時代でしたか?

「僕が『平成』を語れるほど長く生きていないので、『平成』を語るわけではないですが、自分は20~21年間、スケート中心の生き方をずっとしてきて、それ以外は知らない。ただ、いずれスケート以外のことを中心に生きていく時間の方が長くなると思うんです。『平成』はずっとスケートだった。『令和』はたぶんいつかスケートから離れて、それ以外の時間が多くなると思うのですが、僕は残された時間を有意義に使って、“スケートで生きていく人生”に悔いを残さないようにしていきたいと思っています」

──「令和」では、どんな自分の姿をファンに見せていきたいですか?

「まだ21(歳)なので、もっともっと力強く成長していく自分を見せたいと思っています」

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── トークショーで「プリンスアイスワールド2019」の話がありましたが、公演後に出演者たちとどんなことをしたのですか?

「特に何か、というわけではないのですが、集まってゲームしたり、話したり、ご飯に行ったり…そういう感じです」

── ’19-’20シーズンに向けて、今考えていることを教えてください。

「ジャンプを重点的にやっていきたいと思っています。まだ取り組みにも入っていないので、『やりたい』『こうできたらいい』という願望しかないですが、もう少ししたら合宿も始まってくるので、本当にどうなるか分からないですが、その成果を皆さんに見せられたらと思っています」

── 宇野選手から発案することが多くなってきているように感じますが、そんな成長を宇野選手はどう捉えていますか?

「(海外合宿は)僕が『どこに行きたい』と言ったわけではないんですが…。ただ、自分で“行く”と決めたのは初めてでした。成長ではなく、覚悟を決めたというか。僕は、海外がそこまで好きではない。日本で、今までずっと自分でやってきた。それを変えるというのは、大きく変わることでもありますし、日本ではないということでちょっとつらいところもあるかもしれないけれど、残りのスケート人生に覚悟を持って練習していこうと思ったので。まだ行先(合宿地)は公表されていないので言うことはできませんが、まぁ…これ以上言わない方がいいな(笑)。頑張ってきます」

── そう思えたきっかけはなんでしょうか?

「世界選手権が終わって、すぐでした。たくさんいろんなことを考えて。本当に僕は僕なりに練習してきたつもりでした。中京大学ってすごく環境がいいんです。ただ、同じくらいのレベルで一緒に練習する相手がほしいと思いました。やはり、そういう高め合う人がいると刺激し合って、“自分が意識してなくても自然とやる”ということがあると思うんです。1人でやっていると、まず自分で自分に厳しくいなきゃいけない。(これまで)なるべく厳しくやったつもりではいましたけど、それがもし同じレベルで戦っている人がいたら、その(なるべく厳しくやろうと思いながらの)練習は何も考えなくてもできたんじゃないのか、って。自分に厳しくやることは、難しいことでもあり、大変なことでもありましたので、わざわざ(そんな)大変な課程を踏むことがもったいないかな、と」

── それが覚悟なんですね。

「そうですね。僕にとっては大きな覚悟でした。僕は『覚悟を決める』という言葉があまり好きではないというか、もっと大きな言葉だと思っていて、あまり使わないようにしていたんですけど、そんな僕が本当に『覚悟を決めた』と言える決断をしたのかな、と。今シーズン(’19-’20シーズン)は合宿が始まったら真剣にスケートに向き合う、それまではけがしない程度にちゃんとシーズンオフを過ごして、そこから切り替えていこうかなと思っています」

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── 合宿はいつ行って、いつ帰ってくるのですか?

「正式な日程があまり分からないんですけど…。6月の中旬か下旬か、それぐらいに1カ月ちょっと行って、アイスショーに(出演するために)帰ってきます。そして、その後もまた行く。シーズンオフ中は合宿の期間の方が長いかもしれないです」

── 長期間日本を離れるにあたって、一番不安なことは?

「日本にいるのは楽ですし、快適ですけど、僕は元々外に出るタイプではないので、そんなに不安はないです。たくさん周りの方がサポートしてくれますし。あと、練習に関してはちょっと楽しみにしているところがあります」

── コーチはもう決まっていますか? コーチに期待はありますか?

「そうですね…。どちらかというと“環境”が楽しみです。うまい選手がいる環境にいくことに、ワクワクしています」

── トークショーでも話に上りましたが、お酒など“大人としての嗜み”などについて、どう考えていますか?

「『ほどほどにします』というか、そもそもそんなにお酒が好きではないので、そこに関しては自分に厳しくしてるつもりもありません。人によってはそれが“大事なもの”という人もいると思いますが、僕にとっては“人生の楽しみ”というわけではないので。ただ年齢が21になって、世界選手権が終わるまでは僕はもっともっと長くスケート人生をやるつもりでずっとやってきたんですけど、そうではなくて、“長く続ける”というのを捨てて(これから)練習していこう、と思いました」

── 表現面での変化はありますか?

「ここ1、2年でそこは大きく変わったかな、と。特にそう感じるのは『Time After Time』を滑っていて、なんか表現の仕方が変わったというか。僕はあまり表情を出して表現する方ではなかったんですけど、アイスショーだからというのもあって、そういうことを少し意識したり。昔よりは大人っぽさが出せているんじゃないかな、という実感があります」

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 世界選手権2019での悔しさを自らの成長の糧とし、さらなる高みを目指してオフシーズンは海外合宿を慣行する宇野選手。大きな覚悟を持って’19-’20シーズンへと進む宇野選手を、これからも全力で応援しましょう!


<関連情報>
【コラントッテ】 
公式HP:https://www.colantotte.jp/

<放送情報>
【プリンスアイスワールド2019 横浜公演】 
BSテレ東 5月19日(日) 午後2:00~4:30  
出演:宇野昌磨、本田真凜ほか 解説:町田樹

「KISS&CRY」とは?
「KISS&CRY」シリーズは、日本のフィギュアスケーターの皆さんをフィーチャーし、その「戦う」姿、「演じる」姿を合計50ページ超のグラビアでお届けしています。つま先から指先・その表情まで、彼らの魅力を存分に伝えます。また、関連番組テレビオンエアスケジュールも掲載。テレビの前で、そして現地で応援するフィギュアスケートファン必携のビジュアルブックです。
Twitterアカウント:@TeamKISSandCry



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