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心に染みるタイドラマ「A Tale of Thousand Stars」がテレビ朝日で放送! 切なく温かい本作の見どころを紹介!!2021/06/26

 今年1月からタイで放送され、タイ国内のみならず世界中のタイドラマファンが感動の涙を流した話題作「A Tale of Thousand Stars」が6月27日にテレビ朝日にて地上波初放送されます! 

 映画「2gether THE MOVIE」のヒットや「TharnType2 -7 Years of Love-」の見放題配信&地上波初放送など…その勢いは止まらず、引き続き注目を集めているタイドラマ。そんなタイドラマの新たな名作と呼び声高い“千星”こと「A Tale of Thousand Stars」の地上波放送を前に、本作の見どころをご紹介します!!

1.移植された心臓が問いかける「真実の愛」と「本当の幸せ」

 裕福な家庭に育ち、親の金で自由奔放な生活を送っていた大学生のTian(ティアン)は、ある日、持病の心筋炎の発作を起こして倒れる。心臓移植によって一命を取り留め、心臓の提供者がTorfun(トーファン)という女性であることを知る。Torfunを調べ始めたTianは彼女の日記を入手。「1000の星の物語」と書かれたその日記には、彼女がタイ北部のパーパンダーオ村でボランティア教師をしていたこと、質素だが幸せに満ちた生活を送っていたことがつづられていた。Tianは彼女の夢をかなえるため、パーパンダーオ村でボランティア教師として働くことを決意。そこでTorfunを妹のようにかわいがっていた森林警備隊隊長・Phupha(プーパー)と出会う。

 何不自由ない暮らしをしながらもどこか物足りなさを感じていたTian。Torfunが日記に書いていたパーパンダーオ村で生活し、村の住民や子どもたち、Phuphaと関係を深めていく中で「本当の幸せ」と「人を愛すること」を見いだしていきます。

 村での生活をスタートさせたTianは蚊帳も自分でつけることができなかったり、火事を起こしかけたりと問題を起こしてばかり。そんなTianに厳しく接するPhuphaでしたが、時折Torfunの面影を感じさせるTianの言動に不思議なものを感じながらも、Tianが村人たちに真摯(しんし)に向かう姿に心を動かされ、除々に距離を縮めていきます。一方、Torfunに似ていると言われることを複雑に感じながらも、Phuphaへの思いを募らせていくTian。Tianを気に掛けるようなPhuphaの温かく優しいまなざしと、Phuphaに向けるTianのはにかんだ笑顔を見るたびに、割りと早い段階から「もう好きなのでは…?」と何度も頭を抱えてしまった筆者ですが、2人は互いにある秘密を抱えており、そんな2人の心情を思うと、切なさが押し寄せてきて…。悩み、葛藤する姿に「2人とも早く幸せになって…」と願わずにはいられません。

2.EarthとMixの化学反応

 主演を務めたのは、本作が演技初挑戦となったMix(ミックス)と「Water Boyy The Series」や「Kiss Me Again」などで主演を務め、「ラブ・バイ・チャンス/Love By Chance」のType(タイプ)役、「Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ」のUn(アン)役など話題作に数多く出演し演技経験が豊富なEarth(アース)。

 これが本当にデビュー作なの!?と疑ってしまうほどの高い演技力を見せたTian役のMixですが、ひときわ目を引くのは、真っすぐで透き通った瞳の演技。その澄んだ瞳から涙がこぼれるシーンは感情移入せずにはいられません。また、Mixは視線でいとおしさや切なさを表現するのがとても巧みで、視聴者をさらに物語に引き込みます。

 一方、Phuphaを演じるEarthは、序盤の堅物さとは裏腹に、中盤以降のTianと打ち解けてからの「好きな人に見せる笑顔」が本当に甘く、そのギャップにハートを撃ち抜かれる人が続出! 本作では新人であるMixの演技を“受ける”お芝居の印象が強いEarthの演技ですが、Mixの自然な表情を引き出していること自体がEarthの演技力の高さを物語っているのではないでしょうか。

 実はEarthとMixは本作で共演する以前から親交があり、お互いの自宅を行き来する仲。普段は“トムとジェリー”よろしく追いかけ回している2人ですが(笑)、Earthに甘えるようなしぐさをするMixと、そんなMixを「仕方ないな~」と言わんばかりにEarthが受け止める様子がなんともかわいらしく…気が付いたら筆者も2人のSNSを何時間も眺めてしまっていました。

 そんな2人の関係性も相まってか、2人がまるで心で会話しているような視線の絡みや表情がとてもリアル。Tianが「隊長」と呼ぶ時の声が甘く聞こえたり(かわいすぎますよね…!)、PhuphaのTianを見守っている顔が優しく見えたりするのも、長く付き合いのあるEarthとMixならではなのかもしれません。

3.丁寧な情景描写と美しすぎる演出

 「Dark Blue Kiss ~僕のキスは君だけに~」「Our Skyy」「Still 2gether」「He’s Coming To Me~清明節、彼は僕のお墓の隣にやってきた」などのNoppharnach chaiyahwimhon(ノッパナッ・チャウィモン)監督が手掛けている本作。繊細な心理描写、鮮やかで丁寧な演出が高い評価を受けているNoppharnach監督ですが、本作では大自然の美しさはもちろんのこと、木漏れ日や夕焼け、ろうそくの灯火などの使い方も秀逸。特に最終回の夕日のシーンは言葉では表せないほどの美しさで、何度も見返したくなってしまいます。

 その中でも筆者が特に好きな演出は、TianとPhuphaが頬をなでたり、手をにぎったりする“触れる”表現。すべてが2人の心の機微を見事に表現していて、時に心配や不安が、時には相手ヘのいとおしさがヒシヒシと伝わってきて、胸がギュッと締め付けられてしまいます。(温室育ちなTianの白いモチモチとした手と、森林警備隊のPhuphaらしい無骨な手の対比もとても良いですよね…)

 パーパンダーオ村に暮らす人々の心にも寄り添い、彼らの生活や息づかいが感じられる丁寧な演出に、まるで自分もこの村に暮らしているような気持ちになってしまうはず。

4.主人公たちに寄り添う登場人物たち

 タイドラマに欠かせないのが、悩み、迷う主人公に寄り添うサブキャラクターたち。「2gether」や「TharnType」などタイドラマブームをけん引する作品にも必ず温かい仲間たちが登場し、主人公だけでなく視聴者にも安心感を与えてくれました…。そんなすてきなキャラクターが本作にもたくさん登場します。

 「2gether」で視聴者が「こんな親友がほしい」と本気でうらやんだ主人公・Tine(タイン)の親友・Fong(フォン)を演じたKhaotung(カオタン)が本作で演じるのは、パーパンダーオ村の村長の息子で、Tianを「P’」(親しい年上の敬称)と慕うLongtae(ロンテー)。Tianを尊敬している一方で、ある秘密を知る唯一の理解者としてTianを支えます。

 また、Tianの心臓手術前からの親友で、突然ボランティア教師となったTianを気に掛けるTul(トゥン)、Torfunを失ったPhuphaを励まし、Tianとの恋を応援するパーパンダーオ村の医師・Nam(ナム)、村人や子どもたちの安全を守る森林警備隊員のYod(ヨート)とRang (ラン)など、物語が進むにつれていとおしさが増すキャラクターばかり。「憎まれ役」となる主要キャラクターがおらず、温かい気持ちでフィナーレを迎えることができるのも、本作が多くの人に愛される秘密なのかもしれません。

 …と“千星”が面白すぎるあまり長々と書いてしまいましたが、書き尽くせないほどたくさんの魅力が詰まった作品ですので、少しでも気になった方はぜひ地上波放送で第1話をご覧ください! またTELASA(https://www.telasa.jp)では、6月26日より全10話が見放題配信中なので、続きが気になった方、放送地域外の方もご覧いただけます。

 梅雨のどんよりとした気持ちを温かい気持ちに変えてくれる「A Tale of Thousand Stars」。空を見上げながら、パーパンダーオ村のTianとPhuphaに思いをはせてみてはいかがでしょうか?

【番組情報】

「タイ発ラブストーリー『A Tale of Thousand Stars』テラサセレクション」
テレビ朝日
6月27日 深夜1:25~2:40

テレビ朝日担当 K・T

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