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星田英利が「おちょやん」でアドリブ王を熱演! 「全視聴者が千代と一平を応援しても“知るかボケ!”と壁であり続けたい」2021/02/07

 現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合ほか)。第9週(2月1日~5日放送)は、竹井千代(杉咲花)が新しい喜劇の一座に参加するため、4年ぶりに大阪・道頓堀に帰ってきました。鶴亀株式会社社長・大山鶴蔵(中村鴈治郎)から座長に指名されたのは天海一平(成田凌)です。座員たちから不安が募りましたが、なんとか鶴亀家庭劇が出帆!

 そして第10週(2月8日~12日放送)は、ついに喜劇界のアドリブ王・須賀廼家千之助(星田英利)が降臨します! 公演初日、喜劇経験がない役者たちの芝居は笑いが取れず、千之助は段取りにないアドリブを連発。しかし、新派出身でプライドが高い高峰ルリ子(明日海りお)は、千之助のアドリブに強く反発し、「喜劇なんてやるんじゃなかった」と劇団を出て行ってしまいます。千代はルリ子に会いに行きますが、果たして説得することはできるのでしょうか?

 今回は、千之助を演じる星田さんからコメントが届きました。

 NHK大阪での撮影が9年ぶりという星田さん。「うれしいです」とコメントし、「自分と真逆のタイプで、僕にとっては難しい役ですが、あまり評価を気にせず、特別な思いも持たず、常に台本をフラットに捉え続けたいと思っています」と出演が決まった時の心境を明かします。

 役柄について「千之助は喜劇界のアドリブ王で、舞台に立つと役が憑依して止まらなくなる天才です。劇団仲間に対してはもちろん、お客さまに対しても愛嬌(あいきょう)を振りまくことがない。自分の舞台や演技に自信があるので、一切こびないという役柄です」と紹介。

 また、ご自身と真逆のタイプという点について、「普段の僕は、千之助のように“芸事で結果が出ていれば、周りの評判なんて関係ない。芸が全てだ!”という強気な人間ではありません。でも、芸事を志す人は、みんなこういう存在を目指しているのではないでしょうか。生まれ持った才能がありながらも、実は陰でしっかりと努力する…。決して人に努力をしている姿を見せることなく、結果のみを周りに見せる…。真逆ですね(笑)。千之助には迷いがありません。だから、演じている僕の目に迷いがあっては駄目なんです。普段の生活でも、ちょっとしたことに対して“千之助やったらどんなふうに振る舞うんだろう?”とか“こんな時、どんな発言をするんだろう?”とか考えて過ごしています。いつ、どんな時でも、僕の中に千之助を実感しておきたいんですよね」と答え、日頃から役について意識している様子を語ります。

 本作で初めて共演している杉咲さんの印象を「実力のある女優さんとして知っていました。キラキラした女優さんって、いっぱいいらっしゃるけど、キラキラよりホカホカという感じがします。温かみを感じる女優さんの方が僕は個人的にすごいと思うんですよね。杉咲さんは、まさにそんな感じです。芝居で絡んだ時、心地良さがあるというか、温度を感じる方ですね。心(しん)の奥底がぶわぁ~って燃えていて、遠赤外線みたいな熱や、心(しん)の強さみたいなものがすごく伝わってきます」と絶賛。

 最後に視聴者の方々へメッセージをお願いしました。「やっぱり嫌われたいですよね」と一言発すると、続けて「千之助という人間に反発、反感を抱かないと、若い人は伸びていかないと思いますし、そういう意味では僕も『なにくそ!』と壁であり続けたいと思います。だから、僕が出てくるたびに、いちいち腹が立ってほしいです。変に『いやいや、でもこれ実は優しさで…』なんて勘繰ることなく、視聴者の方も、千之助に自分が言われたような気持ちになって素直に見てほしいと思います。ただ、舞台に立った時の千之助は、いろんな役を演じる天才なので、そういう劇中劇も楽しみにしてほしいです。千代ちゃんと一平くんも、とにかく千之助を超えない限りは生きていけないわけで、全視聴者が千代と一平を応援しても『知るかボケ!』と思って、僕は壁であり続けたいなと思います」と今後の見どころについて、たっぷりと教えてくれました。

【番組情報】

連続テレビ小説「おちょやん」
NHK総合 月~土曜 午前8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 月~土曜 午前7:30~7:45ほか
※土曜は一週間の振り返り。

NHK担当 M・I

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