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【ドリーム・オン・アイス2020】鍵山優真選手、佐藤駿選手、友野一希選手が20-21シーズンのプログラムを披露!2020/09/18

 9月12・13日に神奈川県・KOSÉ新横浜スケートセンターで「Dreams on Ice 2020 Go for Tomorrow」が開催され、日本代表選手たちが、20-21シーズンのプログラムを披露しました。その中から、男子シングルの選手の演技と、演技後のインタビューの模様をリポートします。

鍵山優真選手

 今季シニアデビューとなる鍵山選手の新ショートは、ローリー・ニコルさん振り付けの「Vocussion」。すべてのジャンプを決め、初披露ながら完成度の高い演技を見せました。

――ショートの演技の感想をお願いします。

鍵山 「まずジャンプが全部決まって、『よっしゃー!』という気持ちと、あとは最初から最後までしっかり練習通りに動けたのでよかったと思います」

――4回転ジャンプ2本を決めました。

鍵山 「練習からすごく調子がよかったので、そのまま練習通りに跳べたのが一番よかったんじゃないかなと思います」

――今季最初の演技で素晴らしい演技ができたことについてどう思いますか?

鍵山 「シニアで初めての表舞台、試合形式のショーということで、緊張しましたが、しっかりいい演技ができてすごく自信につながりました」

――新プログラムの手応えはいかがですか?

鍵山 「最初からすごく踊るプログラムです。ステップも体を大きく使って、体力的にもしんどいんですけれど、曲がすごく楽しいので自分も楽しく踊れます。今日は最後まで笑顔で滑ることができたのでよかったです」

――このプログラムでは、どういった世界観を表現をしたいですか?

鍵山 「シルクロードがテーマなので、いろいろな道を歩いていく中で、楽しいこととか…。ステップでは盗賊と戦うシーンもあります。まだ表現しきれていないので、もっともっと頑張りたいと思います」

――シニアデビューに向けて、意気込みをお願いします。

鍵山 「怖がらずにどんどん挑戦して、いろいろな経験をして、来年のオリンピックシーズンにつないでいけたらいいなと思っています」

 そして、新しいフリーの曲は「ミュージカル『ロード・オブ・ザ・リング』より」。ジャンプにミスがありましたが、壮大な曲の世界観を滑らかなスケーティングや美しいスピンで表現しました。

――フリーの演技の感想をお願いします。

鍵山 「ジャンプのミスが続いて、そこで体力がなくなって、後半はバテバテで、すごく疲れました。後半に4回転(ジャンプ)とトリプルアクセルが入っているので、すごく体力が大事だと思いました」

――フリーの見どころを教えてください。

鍵山 「フリーは3曲使っているんですが、3曲とも表情や体の使い方がすべて違うので、そこを見てほしいと思っています」

――今回は無観客での開催となりましたが、どう感じましたか?

鍵山 「自分はお客さんの拍手や歓声でやる気が出るタイプなので、無観客だと拍手も歓声もなくて少し寂しいです。ちょっとやりずらいというか、不思議な感じでした」

――朝の練習では、佐藤駿選手や友野一希選手と一緒に4回転ジャンプを練習したと聞きました。

鍵山 「ずっと4回転(ジャンプ)をやっていました。降りられなかったけれど(4回転)ループも練習しました。すごくやる気が入っていたので、いい練習になったと思います。全日本(選手権)の前日練習のような雰囲気でした。誰かが(4回転ジャンプを)やっていたら『自分もやらなきゃ』っていう感じだったので、それで自然と4回転合戦になりました(笑)」

佐藤駿選手

 同じく今季シニアデビューとなる佐藤選手。9月12日のショート「映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』より」では、勇壮な音楽の世界をキレのあるトリプルアクセルや剣戟を模したステップなどで表現しました。

――今日の演技の感想をお願いします。

佐藤 「ジャンプでミスはありましたが、それ以外のところは全力でできたので、よかったかなと思います」

――4回転ジャンプの手応えはいかがですか?

佐藤 「ショートの4回転はやっぱり難しかったので、もっと練習して確率を上げていきたいです」

――新しいショートの見どころを教えてください。

佐藤 「自分的には音楽が変わるところ、ステップの部分がとても気に入っています」

――表現力の強化のために取り組んできたことはありますか?

佐藤 「何回も曲かけをして、ステップの練習をたくさんやってきました。ショートは『パイレーツ・オブ・カリビアン』なので海賊のイメージを出したいと思ってるんですけれど、まだそこまでできていないので、もっと表現できるようにしたいです」

――新プログラムはブノワ・リショーさんの振り付けですが、苦労や新たな発見などはありましたか?

佐藤 「海外の振付師の方に頼むのも、リモートで(振り付けを)やるのも初めてだったので最初はすごく苦労しました。でも丁寧に教えてくれて、最初はできないところもありましたが、今は普通に(できるように)なってきています」

 そして、9月13日は新フリー「Battle of the Kings」を初披露。コンビネーションを含めた4回転ジャンプ4本の高難度の構成、戦いをイメージした力強いステップなど見どころ満載です。

――フリーの演技の感想をお願いします。

佐藤 「(4回転)ルッツとかミスはあったんですけれど、初めてにしてはまとめられたのでよかったなと思っています」

――4回転ジャンプ4本の構成に挑みます。

佐藤 「初めて4回転4本に挑戦したんですけれど、(4回転)ルッツなどにミスがありましたが、最後まで体力は持ちました。これから練習してノーミスにしていきたいです」

――フリーで表現したい世界観を教えてください。

佐藤 「フリーは何曲かが交じっているんですが、曲調が変わる部分の表現がまだできていないと思います。自分の中では戦うイメージの曲なので、戦っている雰囲気とかそういうストーリー性を持ってできるようにしたいです」

――今回は無観客での演技となりましたが、どう感じましたか?

佐藤 「僕としては観客がいた方がやる気が出るというか、好きなんですけれど…。無観客(での演技)は少し違った緊張感がありました。それでも落ち着いてできたので、今回試合形式でできたことはとてもよかったと思っています」

友野一希選手

 19-20シーズンのプログラムを継続し、より完成度の高い演技を目指す友野選手。9月12日のショート「Chroma-The Hardest Button to Button」では、ジャンプに乱れがあったもののスケーティングや曲の表現などに進化が感じられました。

――今日の演技の感想をお願いします。

友野 「少しジャンプに勢いがなかったかなと思いますし、コンビネーションもなくなってしまいました。一番悔しいのはスピンが乱れてしまったので、そういったところを今後直していきたいです」

――久しぶりの試合形式での演技ですが、気持ちのコントロールは難しかったでしょうか?

友野 「自然と体が覚えていてくれたので、集中はできていたと思います。一つ一つの経験をしっかり今後に生かしていきたいと思います」

――今シーズンの目標を教えてください。

友野 「昨シーズンに続いて(プログラムを)継続なので、僕に足りないものは完成度だと思いますので、質を上げていきたいです。メダルをとれる選手になれるように、頑張っていきたいと思います」

 フリーは大トリで登場し、「映画『ムーラン・ルージュ』より」を披露。演技を終えてリンクサイドに集まっていたほかの選手たちからの声援を受け、気迫あふれるステップを見せました。

――今日の演技の感想をお願いします。

友野 「今年から本格的に4回転3本をフリーに入れるつもりでやっているのですが、やはり後半に体力がないなと感じましたし、一つ一つのエレメンツの質がよくないなと感じているので、これからそういったところを見直していきたいと思います」

――久しぶりに試合形式で演技した感想を教えてください。

友野 「(プログラムは)継続ということで、(今回演技をして)昨シーズンの感覚が少しは取り戻せたんじゃないかなと思います」

――今シーズンの目標を教えてください。

友野 「一つ一つの技や演技のつなぎ、そういったところの質を上げていきたいと思います」

 また、今季ジュニアデビューを果たす13歳の森本涼雅選手は、ショート「Bad Boy Good Man」、フリー「パガニーニの主題による狂詩曲」を披露。森本選手は「ジュニアになると高校生や大学生とも戦います。どこまでいけるかまだ分からないですが、ショート、フリーを完璧にそろえたいですし、トリプルアクセルを跳べるように頑張りたいです」と意気込みました。

 そして、昨年の全日本選手権で11位となり、新人賞に輝いた本田ルーカス剛史選手は、ショート「悩める地球人からのSOS」、フリー「映画『007』より」を演技。今後については、「4回転(ジャンプ)を習得して、プログラムに組み込んでいくこと。そして、トリプルアクセルに不安がないように練習していきたいです」と目標を語りました。

 9月末からは、地方ブロック大会がスタート。それぞれの目標に向かって頑張る選手たちを今季も応援しましょう!

【放送情報】

「フィギュアスケート Dreams on Ice 2020」 
9月27日 TBSチャンネル1 午前11:00〜午後1:20<1日目>/午後1:20〜午後4:00<2日目>

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