「きのう何食べた？ season2」西島秀俊＆内野聖陽が感じるお互いの魅力とは？「想像もしなかったような何かが起こる（笑）」2023/12/22

　筧史朗（通称・シロさん／西島秀俊）と矢吹賢二（通称・ケンジ／内野聖陽）の恋人2人の温かな日常を描くドラマ24「きのう何食べた？ season2」（テレ東系）。

　12月15日放送の第11話では、ついに富永夫妻とケンジがご対面！　念願の対面に心から喜んで全力でもてなす富永夫妻がとてもかわいかったですね。また、富永佳代子さん（田中美佐子）がケンジに、シロさんがいつもにこにこしながらケンジのことを話していると伝えるシーンでは、「私、幸せもおすそ分けしてもらっているって感じかな」という名言も！　その言葉を聞いて感動するケンジ同様、胸が熱くなりました。そして、4人が先に会ってしまったことに対して怒った井上航（通称・ジルベール／磯村勇斗）に、小日向大策（山本耕史）がテニスコートを予約してみんなを呼ぼうと提案したところ、「テニスは嫌！　なんでラブがゼロなの!?　ラブがゼロとか悲しいから嫌！」と反発するセリフもかわいくて個人的に好きでした（笑）。

　毎話とても優しい気持ちにさせてくれた本作でしたが、ついに12月22日放送の第12話で最終回を迎えます。ということで最後は、ダブル主演の西島さんと内野さんに、お互いの魅力についてお伺いしました！

――お二人が本シリーズで共演されて、それぞれ感じられるお互いの魅力を教えていただけますか？

西島　「内野さんが撮影現場に『おはようございます！』と入ってくると、温度が2度ぐらい上がります（笑）。現場が暑くなりますもんね！」

内野　「暑苦しいと昔から言われております（笑）」

西島　「全体のテンションが上がるので、想像もしなかったような何かが起こるという（笑）」

内野　「そうなんですか!?」

西島　「そうですよ！」

内野　「僕、普段はしょぼくれているんで（笑）」

西島　「しょぼくれてないよ！（笑）」

内野　「せめて現場では元気にしているみたいな…感じなんですけどね」

西島　「普段ストイックですもんね」

内野　「現場に日常を持ち込まないために、『おはようございまーす!!』って入ってくるんですね、きっと（笑）。西島さんは、現場を紛糾させない理知的処理能力がすごくて。僕はどちらかというと感情型で、心の中では『それやだ！』とか言っていたりするんですけど」

西島　「時々出てます（笑）」

内野　「出てますか!?　やばいですね、それ（笑）。あまり口が良くない時もあったりして、誤解を生みやすかったりするので、もし撮影現場で何かトラブルがあった時に、俺だと『こうしたらいいじゃん』とかすごく雑な言い方になってしまったりすると思うんですけど、西島さんは本当に理知的で『だったらこうしたらいいんじゃないの？』とか、『それはこうだからこうやればいいんだよ』とか、冷静に事態をまとめて進めてくれるのが非常に頼もしくて。それは私にはないところだなといつも思うんですよね。冷静沈着に分析して対応してくださるので、ありがたいです」

西島　「全然記憶にないです…（笑）」

内野　「日常的にそういうことをやられているので、さすがだなと思って見ているんですよ」

　西島さんと内野さんの仲の良さはもちろん、お互いを信頼されている様子が伝わってきます。もう最終話というのがとても寂しいですが、記者も本シリーズの一ファンとして、キャスト＆スタッフの皆さんに素晴らしい作品を届けてくれた感謝の思いを伝えたいです！　そして、またいつか2人に会えるのを楽しみに、最後までシロさんとケンジを見届けたいですね。

　本日放送の最終話では、シロさんの両親である筧久栄（梶芽衣子）と筧悟朗（田山涼成）が、見学した八王子の老人ホームを気に入った様子。シロさんは都心を勧め、高い費用を懸念する2人に援助すると伝えますが、「“老いじたく”を本気で考えなきゃダメ」と一蹴されます。自宅では誕生日プレゼントの希望を尋ねたケンジに「シロさんに任せる」と言われ、何がいいか分からず仕事に影響が出るほど悩んでしまい…!?　シロさん、かわいすぎますね（笑）。果たしてどんな誕生日プレゼントを贈るのか、最後までお楽しみに！