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菅田将暉「トドメの接吻」オールアップ! 主題歌「さよならエレジー」を歌う山﨑賢人の歌声が現場を和ませる、2人のラストシーンに密着!2018/03/10

 3月11日にいよいよ最終回を迎える「トドメの接吻」(日本テレビ系)。主演の山﨑賢人さん、新田真剣佑さん、新木優子さん、佐野勇斗さん、宮沢氷魚さんらが勢ぞろいした撮影(※注1)からほどなくして、菅田将暉さんがオールアップを迎えました。

(※注1)取材リポートはこちら!
https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-20994/

 菅田さんが演じるのは、事あるごとに山﨑さん演じる堂島旺太郎に向けて意味深な発言を繰り返す謎のストリートミュージシャン・春海一徳。3月4日放送・第9話ではキスをすると7日前にタイムリープしてしまう能力を持つ女・佐藤宰子(門脇麦)のくちびるを春海は奪いましたが、なぜかタイムリープの現状は起こらず…。

 その後、並樹尊氏(新田)に刺されて命を落としてしまった宰子。宰子を失った喪失感に押しつぶされそうになる旺太郎。そんな旺太郎の前に、突然春海が現れて…? ここでは、そんな菅田さんのオールアップとなったシーンの撮影に密着した模様をお届けします。

 記者が撮影現場に到着すると、どこからともなく聞こえてくる笛の音色…。辺りを見回すと、休憩中の山﨑さんがリコーダーを演奏する姿が。数分間その場に響き渡ったのは、童謡の「きらきら星」やアニメ「鉄腕アトム」の主題歌。そんな山﨑さんを見ながら菅田さんが「それじゃ(音程が)違うよ~」などと笑い合う撮影現場にはゆったりとした時間が流れており、物語の展開とは打って変わって平和そのもの。3カ月にわたる撮影の最終日と言えど、以前から仲の良いお二人は本番前の時間もリラックスして過ごしていました。

 しかし、お二人ともカメラが回ると表情がガラッと変わります。大事なシーンを1カットずつ丁寧に撮り進めていき、監督の「OK!」の声が掛かるたび、現場にいる誰もが終わりが近づくことを実感します。そんな物悲しい気持ちに寄り添うのは、菅田さんが歌う本作の主題歌「さよならエレジー」。

“愛が僕に噛みついて離さないと言うけれど さみしさのカタチは変わらないみたいだ”

“そばにいるだけで本当幸せだったな そばにいるだけでただそれだけでさ”

 ドラマの展開とリンクし、宰子を失った今、頭の中に思い浮かぶ情景が一層切なく映ります。山﨑さんがゲスト出演するミュージックビデオでは、どこか暗い場所で孤独にギターをかき鳴らしながら歌う菅田さんと、高層ビルが立ち並ぶ都会をさまよい、時にたたずむ山﨑さんの対比が印象的で、曲のラストのフレーズでは2人が対面し、真っすぐに向き合う姿が描かれています。果たして、ドラマの最終回では2人はどのような言葉を交わしているのでしょうか。

 物語の核心を象徴する主題歌「さよならエレジー」。撮影の合間、お二人は何度も何度も口ずさんでいました。撮影現場に入る際、セッティング中、ちょっとした空き時間と、幾度となく「僕は今~♪」と歌い始める山﨑さんと、その歌声に乗っかる菅田さん。また、山﨑さんが独自のアレンジを加えこぶしを効かせて歌い始めると、それを聴いた菅田さんが爆笑する場面も。

 そんな和やかな雰囲気で撮影は進み、監督の「OK!」の声でこのシーンの撮影が終了! ここでオールアップを迎えた菅田さんが、大きな拍手に包まれます。山﨑さんから花束を受け取り「ありがとうございました! 言いたいことはたくさんあるんですけど…。打ち上げが楽しみです!(笑)。この後、また遅くまで撮影あるんですよね。賢人はさっき休憩中に『3時間巻いて終わる』って言ってました(笑)。もう少し、頑張ってください! ありがとうございました!!」と、大きな声でエールを送った後、監督に感謝を伝えていました。

 第9話で、“普通に”キスすることができた宰子と春海。春海にも宰子と同様、何かキスにまつわる秘密が隠されていると予想せずにはいられない展開となっています。過去を変えることはできないけれど、過去に決着をつけることができるのは自分しかいない。さらに言うと、自分にしか、今、そして未来を変えることができない。旺太郎や宰子を見ていると、きれい事かもしれないけれど、そんなことを考えてしまいます。きれい事かもしれないけれど、旺太郎も、宰子も、尊氏も、美尊も、みんな幸せになってほしい――幸せな結末を願いながら、取材のためにお借りした台本のページをめくり、目頭が熱くなるとともに、胸がいっぱいになりました。私もオンエアで見るのを待ち遠しく思っています。「トドメの接吻」最終回、ぜひご覧ください。

【番組情報】

「トドメの接吻」(最終回) 
日本テレビ系 
日曜 午後10:30~11:25

取材・文・撮影/宮下毬菜

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