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戦法を変えるべき!? 「パネルクイズ アタック25Next」年間チャンピオン大会1stラウンドに出場して分かったこと2022/05/02

 「パネルクイズ アタック25Next」になって変わったことの一つが、通常の回が4回終わるごとにトップ賞の出場者を集めて「年間チャンピオン大会」に進出する人を決めるための「年間チャンピオン大会1stラウンド」が開催されることです。4月10日放送の「20-30代大会」でトップ賞を獲得した筆者が、初開催となる「年間チャンピオン大会1stラウンド」(4月24日放送、再放送は4月30日)に出場しました。(前回の出場体験記はこちら:https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1490654/

 「年間チャンピオン大会1stラウンド」は各回のトップ賞が集結するとあって、実力者ぞろいですが、今回は特にハイレベルだったように思います。というのも、私以外の3人とも“「アタック25」に過去に出場したことがある人が集まった大会”を勝ち上がってきた方々でした。しかも、そのうち2人は「アタック25」に3回出場して3回ともトップ賞を獲得しているという、「アタック25」46年の歴史の中でも屈指の戦績を誇っていらっしゃる方々です。

 そんなハイレベルな中で、私は最終的にはパネル5枚だったものの、正答は7問で最後の1問まで同点決勝の可能性を残すという結果を収めました。これは、私の実力で考えればかなりいい出来で、ご覧いただいた方の中にも、ここまで私がトップ賞争いに食い込むと予想していた方は少なかったと思います。では、私がここまで善戦できたのはなぜでしょうか? 今回は、その切り口で、通常大会との戦い方を比較しながら、年間チャンピオン大会1stラウンドを振り返りたいと思います。

年間チャンピオン大会1stラウンドは得点源が変わる!

 私の正答は、前回の通常大会では8問、今回の年間チャンピオン大会1stラウンドでは7問と、近い数字を残しました。ですが、実は得点源となる問題が異なりました。私の得意ジャンルは「芸能・スポーツ」です。その得意ジャンルの正答数と、それ以外の問題の正答数を比較すると…

【通常大会】「芸能・スポーツ」2問、「それ以外」6問
【年間チャンピオン大会1stラウンド】「芸能・スポーツ」4問、「それ以外」3問

 通常大会では出場者が同世代である上に、ほかにも「芸能・スポーツ」を得意としていた方がいたため、得意ジャンルでなかなか解答権を得られませんでした。「得意ジャンルがかぶる」というのは世代やカテゴリーで集められた通常大会ではよくあることだと思います。だからこそ、いわゆる「一般常識問題」(詳しく言うと、この中でもいろいろジャンルはありますが、この場では分かりやすくこう表します)で、いかに正答できるかが重要になりますし、私は実際そうでした。なお、この時に答えた「一般常識問題」は性別などのカテゴリーで見ても私に優位性がある問題ではありませんでした。

 一方、年間チャンピオン大会1stラウンドは、“クイズ的”な問題を熟知し、ボタンを押す技術に長けた手だれが多く、一般常識問題では全く早押しに勝てませんでした。しかし、芸能・スポーツ問題では、さほど早押しで競合せずに答えられました。それはなぜか…。実は、今大会は私一人だけ世代が異なりました。もちろん、たまたまの巡り合わせではありますが、こういうことが起こりうるのが年間チャンピオン大会1stラウンドです。しかも、芸能・スポーツは特性上、世代差が出やすいジャンルです。なので、私は得意ジャンルをそのまま武器にすることができました。また、この時に答えた「それ以外」の一般常識問題は私に世代・性別的に優位性のある問題でしたので、やはり世代が一人だけ違うことで、ほかの人よりも“競合相手が少ない”問題が多かったのだと思います(なお、芸能問題といえども世代的優位性のない問題は、早押しで勝てませんでした)。

 ちなみに、もし取れていたら同点決勝に持ち込めた最後の1問は、「スポーツクライミングで選手がつかむ突起物」(答え・ホールド)を問う問題でした。また、その前のスルーとなった問題は、人気YouTuberの名前を聞く問題でした。「スポーツクライミング」と聞いた瞬間に、種目名や選手名の方を思い浮かべて脳内検索をかけてしまったため、「ホールド」がパッと出てきませんでしたし、YouTuberまでカバーしていなかったために答えられませんでしたが、「芸能・スポーツ」の一つの武器にかけてもっと重点的に勉強しておけば勝てたのかもしれない…と、考えさせられる結果となりました。

 もちろん、クイズ作家の方々は出場者の得意ジャンルやプロフィールを鑑みた上で、絶妙なところを突いてくるので一筋縄ではいくはずありません。「ホールド」が答えの問題に関しても、「スポーツ分野」でありながら「選手名」や「種目名」を聞くのではなく「物の名称」を聞いたこと、反対に「物の名称」を聞くにしても「スポーツ分野」だったことが、“誰にも有利にならないけど、誰かは答えられそうなこと”というところをうまく突いてきた問題だったな…と、せんえつながら思っています。

 さて、あらためてまとめると…
【通常大会】同じカテゴリーの人が集まっているので、いかに得意ジャンル以外で答えられるかが鍵
【年間チャンピオン大会1stラウンド】
つわものぞろいだが、カテゴリーが違う人が集まっているので、いかに得意ジャンルで答えられるかが鍵
 というのが、私が両大会に出場して感じたことです。

 もちろん、こちらはふたを開けてみたらこうだったというだけで、巡り合わせによるところも大きいです。そして、正答数がすべてではないことは、この番組を見るすべての方々が分かっているところだと思います。ただ、巡り合わせとそれに対応した戦略を立てられるかどうかで、「年間チャンピオン大会1stラウンド」でも、私のように実力以上の善戦をする人が現れるでしょう。

 果たして、これから年間チャンピオン大会に向けてどんな戦いが繰り広げられていくのか…。これから出場を目指す皆さん、そしてトップ賞を予想してプレゼントを当てたい視聴者の皆さん、ぜひ参考にしてみてください!

谷原章介に代わり石井亮次アナが司会を担当!

 谷原章介さんが芝居のお仕事で3カ月間お休みということで、代わりに石井亮次アナウンサーが進行を務めることに。5月1日に放送された石井アナ初回は、さすがの軽快な回しだったうえに、経験値が必要なパネルの読みは沢木美佳子アナに話を振るという、ある種の潔さも感じました。そして、この回の60代大会も番組出場経験者ばかりを集めており、次回も歴代の年間チャンピオン大会優勝者を集めた大会とのこと。レベルの高い大会が続きます。そんな中で、次に年間チャンピオン大会1stラウンドを勝ち上がって、年間チャンピオン大会へ駒を進めるのは誰か!? 楽しみです。

【番組情報】

「パネルクイズ アタック25Next」
BSJapanext(ジャパネクスト)(263ch)
日曜 午後1:00〜2:00
司会:谷原章介 問題読み:沢木美佳子アナウンサー
出場者・問題をBSJapanext公式アプリで募集中

取材・文/H・T



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