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「世界は3で出来ている」林遣都劇場開幕!キャラの違う3人の演じ分けは必見!!2020/06/11

 本日6月11日放送のソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」(フジテレビ系)。いわゆるリモートドラマというわけではなく、リモートでの打ち合わせと、密を避けた安全な撮影によって作成されたドラマとのこと。本作は、俳優・林遣都が三つ子役を1人で演じ分ける、まさに“林遣都劇場”となっている。

 ドラマの主人公は、商社勤務の29歳・望月勇人(もちづき ゆうと)。子どもの頃からお調子者でノリで生きてきたが、入社して早7年。さすがに仕事はノリだけでは乗り切れず、自他共に認めるポンコツ会社員となり、会社を辞めたいとすら思っていたところに、今回の緊急事態宣言が。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変し、勇人を取り巻く環境にも大きな変化が巻き起こる。宣言が解除されたある日、勇人を案じていた三つ子の兄弟、兄・泰斗(たいと)と弟・三雄(みつお)が勇人の元にやって来たところから、物語は動いていく。

 この作品において最大の注目ポイントとなるのは、林の演技の幅の広さだろう。しっかり者で責任感があり、几帳面な兄・泰斗、お調子者の次男・勇人、末っ子気質で愛嬌がある三男・三雄は全く同じ顔をしているにもかかわらず、それぞれ全くキャラクターが違うものであり、とても同一人物が演じているとは思えない。物語冒頭から中盤にかけて、ある事件をきっかけに泰斗と勇人のマシンガンのような掛け合いがあるのだが、笑わずには見ることは難しいだろう。1人3役ということで、後から編集で合成しているものではあるはずなのだが、会話のテンポ、間が絶妙で、その場で一緒に演技を合わせていないということが信じられないほどに違和感のない仕上がりになっている。

 また、先月まで発令されていた緊急事態宣言下での生活を経験した人ならば、必ず共感できる内容が多々ある。外出自粛で、友人や恋人にも会えず寂しい思いをした人や、営業自粛を余儀なくされ、経済状況が悪化した業界の人もいれば、この機会に始まったテレワークやオンライン会議などが肌に合って、仕事がスムーズに進むようになり「こうなってよかったかも?」と思った人も、中にはいたかもしれない。それぞれの立場によって、さまざまな受け取り方があるとは思うが、筆者自身はある一つのワードを聞いて「やっぱりこう考えていたのは自分だけじゃなかったんだな」と共感や安心感を抱くことができた。

 林の卓越した演技力と会話劇ともいえる、林×林×林の掛け合いは必見! 寝る前のひと時、クスッと笑ってから寝て、また明日からも“ウィズ・コロナ”の時代を生き抜いていきましょう。「世界は3で出来ている」お楽しみに!!

【番組情報】

「世界は3で出来ている」

フジテレビ系 
6月11日 午後11:00~11:40

フジテレビ担当 H・A

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