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今年一番輝いたスターは? 2019年ブレークタレントランキング発表!2019/12/26

< B.L.T.2月号(東京ニュース通信社刊)>

 新しい元号とラグビーに沸いた2019年もいよいよ年の瀬。ということで、今回は恒例の「2019年ブレークしたタレント特集」。東芝レグザで使える「みるコレ」サービス(見たいタレントやジャンルのテレビ番組・動画・CMなどのコンテンツをまとめて表示したり、自動的に録画したりできるサービス)のタレントパックを「お気に入り登録」している人数のデータを基に、大きく羽ばたいたタレントたちを探っていく。今年は大きな動きが見られたぞ!

 まずは「みるコレタレントパック」の、19年12月現在の最新版お気に入りランキングベスト20がこちらである。

「山が動いた」とはこのことだろう。これまで“絶対王者”と言っていい圧倒的な強さを発揮してきたマツコ・デラックスが、ついに首位から陥落した。一つの時代の終わりと言ってもいいし、テレビの見られ方が変わってきたとも考えられるだろう。代わってトップに立ったのは乃木坂46。これまでも、17年、18年と2位をキープしており、高い人気を保っていたが、ついに頂点に立った。ほかの坂道グループの勢いもものすごく、欅坂46は昨年の8位からベスト3入りを果たし、けやき坂46(ひらがなけやき)から改名した日向坂46は昨年の79位から17位へと大きく順位を伸ばした。

 例えば、乃木坂46のパックを登録しておけば、メンバーたちのレギュラー番組や音楽番組での出演はもちろん、ゲスト出演した番組やワイドショーなどが取り上げた会見シーン、さらには出演CMや公式YouTube、動画配信サービス等の、すべてを見ることができる。マツコ・デラックスやダウンタウン、有吉弘行らMC陣のパックが人気を得ているのは、「彼らの担当する番組が面白いから見逃したくない」という視聴者感情に基づいているわけで、乃木坂46をはじめとする坂道グループや、嵐、King & Princeなどのジャニーズ勢へのお気に入り登録とは、パック利用に対する考え方が違うのかもしれない。そういった意味でも、今回の首位交代は大きな意味を持つといえそうだ。

 続いて「ブレークタレントランキング」。19年12月現在「みるコレ」の「お気に入りランキングベスト300」にランクインしているタレントパックの中で、今年新たにお気に入り登録したユーザーの割合が多い順に並べたランキングである。

 こちらはまさに今をときめく新しいスターたちが上位にズラリと並び、まぶしさで目がくらむほどだ。トップに立ったのは、前年のベスト300圏外から一気に145位まで駆け上がってきた横浜流星。今年1月の「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)の“ゆりゆり”役で一躍全国区人気を獲得。その後も「あなたの番です」(日本テレビ系)「4分間のマリーゴールド」(TBS系)とドラマ出演が続いた。来年も早々から主演ドラマ、映画、舞台がめじろ押しと、まさに19年の最大ブレーク俳優であった。2位と4位にはジャニーズの新勢力・なにわ男子とSixTONESが仲良くランクイン、3位には日韓合同アイドルグループ・IZ*ONEが初登場と、新鮮な顔ぶれが続く。5位には、こちらも「初めて恋をした日に読む話」や「凪のお暇」(ともにTBS系)で大活躍だった中村倫也、6位にあいみょんが入るなど、うなずけるメンバーが並んでいる。個人的には11位の小芝風花のランクインがうれしい。

< 横浜流星ファースト写真集「innocent」(東京ニュース通信社刊)>

 今度は「お気に入りベスト100」にランクインしたタレントパックの中から、新たに登録したユーザーの割合が多い順に並べたランキングを見てみよう。

 パックが「お気に入りベスト100」にランクインしているタレントたちだけに、さすがに豪華で、なおかつ19年もしっかり実績を残した顔が並ぶ。2位の浜辺美波の活躍は言うまでもないし、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)でのブレークを見事にその後のキャリアにつなげた田中圭、「きのう何食べた」(テレビ東京ほか)で新たなファン層を広げた西島秀俊など、納得できるランキングだが、興味を引かれたのは7位の木村拓哉だ。近年の活動が充実しているという証でもあるし、ここへ来てお気に入りの新規登録が急上昇するというあたりに、彼の底力を感じさせる。

 さて、20年にはどんなブレークタレントが登場するだろうか。横浜流星や、なにわ男子、SixTONESにSnow Manなどを加えたジャニーズ勢の勢いは来年も続きそうだ。また、女優陣では、「なつぞら」(NHK)で知名度を上げた清原果耶や、「3年A組」(日本テレビ系)の生徒役から映画「天気の子」の声優を経て、朝ドラ出演を決めた森七菜などが期待大だ(「3年A組」出身者は、福原遥や萩原利久、堀田真由、大原優乃など、有望株が多いので目が離せない)。また、中堅どころでは、林遣都や吉沢亮、賀来賢人、伊藤健太郎あたりがこれまで以上に上位に進出してくるだろう。また、今年のランキングでは今一つ精彩を欠いたお笑い勢からも新たなスターが出てきてほしいところだ。

 昨年までに予想で名前を上げた浜辺美波や今田美桜が19年は順調にランクインしたが、20年はどうなるか。あなたの予想は、いかがですか?

Text=武内朗
提供:東芝映像ソリューション株式会社

武内朗(たけうちあきら)

TVアナリスト。東京ニュース通信社にて「TVガイド」「TV Bros.」編集長ほかを歴任。現在株式会社ニュース企画代表。好きな言葉は博覧強記。3大フェイバリットコンテンツは、ビートルズ・ナイアガラ・魔法少女まどか☆マギカ。

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