いま一番輝いているのは誰？ 2018年にブレークしたタレント特集2018/12/21

　2018年もそろそろ終わり。ということで、恒例の「2018年ブレークタレント特集」。東芝レグザで使える「みるコレ」サービスの、タレントパック（見たいタレントのテレビ番組・動画・CMなどコンテンツをまとめて表示したり、自動的に録画したりできるサービス）お気に入り登録者数データを基に、ブレークタレントを探っていこう。
（昨年の記事はこちらから）

　まず2018年12月現在の「みるコレタレントパックお気に入りランキングベスト20」がこちらである。

　MC陣ではマツコ・デラックス、ダウンタウン、有吉弘行、アーティスト勢では乃木坂46、嵐、星野源、俳優・女優組では、新垣結衣、有村架純、石原さとみ、大泉洋らが上位に名を連ねる。特に首位のマツコ・デラックス、2位の乃木坂46の2組は、どちらも3位以下からポイントが抜きん出ていて、文字通り2強といっていい。傾向として上位陣には大きな動きが少ないが、強いて言えば8位に上がってきた欅坂46の勢いが目立つ。また18、19位に新たにランクインしてきた千鳥、広瀬すずの来年以降の活躍にも期待がかかる。昨年も述べたが、ランキングに入っているのはレグザの「みるコレ」サービスを利用している方々が「見逃したくない」「この人が出ている番組なら面白い」と思っているタレントたちだ。

　続いて「2018年にブレークしたタレントランキング」。12月時点で「みるコレ」のお気に入りランキングベスト300にランクインしているタレントパックの中で、今年新たにお気に入り登録したユーザーの割合が多い順に並べたランキングである。

　一目見て気付くのは、まず上位からお笑い芸人がきれいに消えていること。そして若いフレッシュな男性スターが上位に並んでいることだ。トップに立ったKing ＆ Princeは2017年の圏外から一気に支持を集めて堂々のブレークランキング第1位。メンバーの平野紫耀、岸優太もそれぞれ3位と11位にランクインしており、まさに2018年の顔となった。ジャニーズグループのCDデビューは久しぶりだったこともあり注目度も高く、平野主演のドラマ「花のち晴れ～花男 Next Season～」（TBS系）の影響もあり人気が爆発した形だ。

　そして2018年のテレビドラマ最大の話題作といえば「おっさんずラブ」（テレビ朝日系）。ブレークランキングでも2位に林遣都、4位に田中圭とメインキャストの2人が上位にランクインしている。SNSや配信などがブームの中核を担い、放送終了後にムーブメントのピークが出現するというドラマの新しい伝わり方を示した。そして田中圭、林遣都をはじめとする俳優陣の人気ぶりも本当にすごかった。今後のテレビドラマの可能性を広げる画期的な作品であった。ほかにも吉沢亮、新田真剣佑、中村倫也など、若手俳優が上位に並ぶ。その意味では、女性のレグザユーザーが主導権をとった1年だったといえるかもしれない。ほかにも、“ひらがなけやき”ことけやき坂46が5位にランクイン。昨年のブレークランキングに登場したTWICEとBTS（防弾少年団）が、2年連続ランクインの快挙。また引退に沸いた安室奈美恵がブレークランキングで16位、お気に入りランキング全体でも21位に入り、貫録を見せた。

　最後に2019年にブレークしそうなタレントも一足早く予想してみたい（昨年名前を挙げたタレントの中では浜辺美波が10位に入っているが、ほかはランキング圏外。なかなか予想は難しい）。

　まず2018年のブレークランキングを席捲した男性俳優陣。田中圭、林遣都の「おっさんずラブ」組は引き続きポイントを伸ばしそうだ。下半期の話題を独占したドラマ「今日から俺は!!」（日本テレビ系）の賀来賢人、伊藤健太郎や、躍進著しい佐野勇斗、岡田健史などにも期待大。また女優陣では、年初からヒロイン役で出演ドラマも控えている「半分、青い。」（NHK）の永野芽郁のほか、新木優子や今田美桜、唐田えりからが楽しみだ（大穴は映画「カメラを止めるな！」組の秋山ゆづき、真魚あたりだろうか）。アーティスト勢ではキンプリや、西野七瀬らOGも含めた坂道グループのメンバーが2019年も票を伸ばしていくと見る。また今年振るわなかった芸人勢では、なんといっても最年少で「M－1グランプリ」を受賞した霜降り明星が最右翼だろう。活躍に期待したい。

　そして2019年こそ、現在鉄壁の強さを誇るお気に入りランキングの“神7”に変化が起きる気がする。切り込んでいってくれそうな欅坂46やサンドウィッチマン、King ＆ Prince、広瀬すずらの動きから目が離せない。

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