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映画「HERO~2020~」に出演!小松準弥&小早川俊輔からスペシャルメッセージ!!2020/06/13

 劇作家・演出家として活躍する西条みつとしが自身の手掛けた舞台作品を映画化した映画「HERO~2020~」。2年間限定で交際を始めたカップルの恋の行方を、涙と笑いを交えて描くハートウォーミングコメディーだ。主演の廣瀬智紀やヒロインの北原里英ら、昨年夏に上演された舞台「HERO~2019夏~」のキャストが引き続き出演するほか、映画版キャストとして松尾諭と斎藤工も加わって物語を盛り上げる。舞台版にも出演した小松準弥と小早川俊輔に、自身の演じた役についてや、互いの印象などを聞いた。

小松準弥◆「この映画が皆さんの“HERO”となって、勇気を持てるきっかけの一つになりますように…!」

── 「HERO」という作品に出演して、感じたことを教えてください

「人の心に敏感になりたいと思いました。例えば僕が演じた松島竜司はうさん臭い雰囲気が魅力の一つだと思うんですけれど、演じてみて感じたことは“依頼者の幸せのために全力で仕事をする”という強い意志です。だから表面だけ見たら苦手に感じる人でも、その人の本当の思いに目を向けてみるとその人の本質が見えてくるし、魅力的な部分がたくさん見つかって楽しいだろうなと思いました」

── 小松さん演じるレンタル人材派遣会社社長の松島は、明るく真っすぐで、作品が発信するメッセージを体現するキャラクターの1人かと思います。松島に共感する部分はありましたか。

「大学生の頃に応募した雑誌のオーディションが役者を始めるきっかけだったのですが、当時“今だ!”と思い、あと先考えずに勢いだけで履歴書を送った記憶があります。なので、松島が学生の頃に自分の会社を起業したという勢いのよさに共感しました!」

── 舞台版では小築舞衣さん演じる秘書の小松崎舞子との掛け合いなど、松島の登場シーンは笑いがあふれていました。映画版でも楽しいシーンを見ることができますか。

「舞台『HERO』を経て撮影の合間、小築さんとは、突然松島としてボケても光の速さで小松崎の対応をしてくれるコンビネーションと信頼関係を築いていたので、きっと楽しく見ていただけると思います!! また舞台では描かれていなかった2人のシーンや新しいやりとりも増えているので、ぜひ楽しみにしていてください!」

── この記事では、保科晴役の小早川俊輔さんからもコメントをいただいています。小松さんから見た小早川さんの印象を聞かせてください。

「3年ほど前に『ポセイドンの牙』という舞台で初めて俊輔と共演した時は寡黙な印象を持っていましたが、『HERO』で再共演して、時折“子犬感”を感じるようになりました。舞台の稽古中、監督の西条さんとご飯に行った時に『楽しい!』と興奮しながら話す俊輔の姿を見て、子犬がしっぽを振ってるみたいに喜んでる!って思ったんです(笑)寡黙な部分のほかにも、人懐っこい一面もあるんだなと思って、俊輔のことがもっと好きになりました!」

──最後に読者の方にメッセージをお願いします。

「舞台の時にはなかったシーンが加わっていたり、映画だからこそ伝わる人の想いや愛の歯痒さ、緊張感などを感じてもらえたりすると思うので、舞台を見てくださった人にも、映画で初めて『HERO』に触れる人にも思う存分楽しんでもらえる作品になってると思います。爽快な伏線回収とともに誰かに優しくしたくなるような、愛にあふれたすてきな時間を一緒に過ごしましょう! この映画が皆さんの“HERO”となって、勇気を持てるきっかけの一つになりますように…!」

【プロフィール】

小松準弥(こまつ じゅんや)

1993年12月23日生まれ。宮城県出身。 2014年NINAGAWA×SHAKESPEARE LEGENDⅠ「ロミオとジュリエット」で俳優デビュー。その後、「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」(16~18年)の蓮巳敬人役、つかこうへい生誕70年記念特別公演「新・幕末純情伝 FAKE NEWS」(18年)の土方歳三役など多くの舞台作品で活躍中。シチュエーションコメディー番組「モンスターライフ」(仙台放送)にも出演中。

小早川俊輔◆「とてもハートフルな作品。ぜひ劇場でご鑑賞くださるとうれしいです」

── 「HERO」という作品に出演して、感じたことを教えてください

「ヒーロー。誰かの救いになる存在。苦難を乗り切る主人公は自分自身だとしても、人と人とが関わり合う中で生まれるパワーには測れないものがあることにあらためて気付かされました」

──小早川さんが演じる看護師の保科晴は、根本正勝さん演じる医師の木村大地と共に、他の登場人物とは少し違った立ち位置だったと思います。保科役にどのように向き合ったかを聞かせてください。  

「作品を見ていただけると分かるように、僕たちには特殊な役割があります。だからこそ生まれる葛藤もありますが、医師・看護師として患者さんを救いたい思いに違いはないのでその部分を大切にしました」

──根本さんとの撮影中のエピソードを教えてください。

「映像の撮影にも慣れていらっしゃって、段取りの部分でも助けてもらうことがあり、とても頼りになる存在でした。基本、僕は孤高のシェパードの気持ちでいます。ただ、誰に言われたわけでもないのですが、根本さんの前では威勢のいいチワワになった気持ちになりいつも隣にいました」

── 映像作品となった「HERO」をご覧になって、小早川さんが印象に残っている部分はありますか

「僕も出演しているシーンなのですが、舞台版ではシーンチェンジされていた部分が、映画だとシームレスに展開していく“滑らかな演出”に舌鼓、いえ、“目鼓”を打ちました」

──この記事では、松島竜司役の小松さんからもコメントをいただいています。小早川さんから見た小松さんの印象を聞かせてください。 

「初めて会った時から、気さくで明るい印象でした。それに加えて、芝居に対する情熱がにじみ出てるところがとても輝いて見えました。その印象は現在進行形です。シャイニングです」

──最後に読者の方へメッセージをお願いいたします

「舞台作品を映画化して皆さんにお届けできることうれしく思っています。とてもハートフルな作品になっていますので、楽しみにしていてください。ぜひ劇場でご鑑賞くださるとうれしいです」

【プロフィール】

小早川俊輔(こばやかわ しゅんすけ)

1993年10月12日生まれ。大阪府出身。 2013年舞台「飛龍伝」出演後、ミュージカル「テニスの王子様 3rdシーズン」(16~20年)などに出演。「白痴」(18年)「銀河英雄伝説Die Neue These」(18~19年)、「Being at home with Claude~クロードと一緒に~」(19年)では主演を務める。情報番組「猫のひたいほどワイド」(tvk)に番組リポーター・猫の手も借り隊として16年4月から出演中。

【作品情報】

「HERO~2020~」
6月19日よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
原作/TAIYO MAGIC FILM第一回公演「HERO」
監督・脚本/西条みつとし
出演/廣瀬智紀 北原里英 小松準弥 前島亜美 小早川俊輔 小築舞衣 中村涼子 米千晴(TAIYO MAGIC FILM)小槙まこ 加藤玲大 後藤拓斗 双松桃子 飛鳥凛 伊藤裕一 根本正勝 今立進(エレキコミック) 松尾諭 斎藤工(友情出演)

 2年間限定の約束で付き合い始めた広樹(廣瀬智紀)と浅美(北原里英)。奇妙な約束の背景には広樹が抱える秘密があった。2人が別れる“運命の時”が翌日に迫る中、広樹が仕事でけがを負って入院し、浅美は見舞いに訪れる。2年という日々を共に過ごすうちに広樹の決意が変わることを信じていた浅美は、彼の別れの意思が揺るがないことを感じて落ち込んでしまう。一方、2人の幸せを願う広樹の妹・真菜(前島亜美)は、広樹の決意の裏には何か秘密の理由があると推測。浅美に内緒で“どんな悩みでも受け付ける”という触れ込みのレンタル人材派遣会社を訪れ、社長の松島(小松準弥)に「明日中に兄の秘密を突き止め、2人が別れないで済むようにしてほしい」と相談する。翌日、松島が実行した作戦は、入院患者から“死神”まで巻き込んでとんでもない大騒動に発展する。

取材・文/大山敬仁

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