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黒羽麻璃央☆“エロキュン”ラブストーリーに年下イケメン役で出演!2021/04/28

 金曜ドラマ「リコカツ」(TBS系)のParaviオリジナルストーリー「リコハイ!!」で、モテ街道を爆走してきた元モデルのイケメンながら、恋愛には淡泊な年下男子・加賀谷健太を演じている黒羽麻璃央。6月には主演を務めるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が控えるなど、舞台での目覚ましい活躍に加え、映画やドラマにも順調に活躍の場を広げている。久しぶりに演じる自分と同世代の男子を演じた楽しさや難しさ、ドラマの見どころから役作りについて、さらに理想の恋愛論まで話を聞いた。

——「リコハイ!!」で元モデルのイケメン男子を演じるにあたり、意識したことは?

「イケメン…そうなんですよね(笑)。演出的に『ちょっと爽やかに』とか、場面によってはそういうイケメン感の要求はありましたけど、元モデルということはあまり自分の中では気にせずに演じていました。モテるキャラというか、たぶん人と人との距離が近い、普通にあまり壁を作らずに接してしまう故に、“ナチュラルモテ男”みたいなところがあるのかもしれないと思います(笑)」

——そのほかに健太の性格で意識していたことは?

「いちずなところはちゃんといちずだけど、表現の仕方とか、それこそ愛情表現がちょっと下手だったりするところ。でもそのバックボーンには、高校生の頃の両親の離婚があるから、なかなか自分も元カノのマリカ(結城モエ)との結婚に踏み出せなかったというか、『結婚なんて紙切れ1枚じゃない』みたくなってしまっていて。一つ屋根の下で暮らすことになる宇治田希恵(桜井ユキ)との会話劇や、お互いの元旦那や元カノが絡んでのドタバタな人間関係がどうなっていくかがドラマの見どころだと思いますが、マリカとのバトルも、もう一つの見どころかなと思います」

——相手役の桜井ユキさんの印象は?

「最初はクールな、心(しん)の強い女性なのかなって勝手に思っていたんですけど、いざ撮影が始まったら、すごく気さくに話し掛けてくださるし、一緒の空間でお仕事させていただいてると、すっごい雰囲気が柔らかいんですよ。もちろんカメラが回っている時は希恵と健太という役柄であり、希恵がちょっとツンツンしてたりもするんですけど、カメラが止まって、セッティングの準備中とかの何げない会話でもめちゃくちゃ優しくて。頼りがいのある先輩なのはもちろんなんですが、アドリブで突然あるものを食べさせてきたりとか、芝居の中でむちゃぶりされたこともありました(笑)。台本に一切書かれていないのに、2人の関係性を生かしながら『あ〜ん』ってされて、そこについていく時はちょっと必死でした(笑)」

——撮影はどのような雰囲気で進みましたか?

「撮影はほぼ順撮りだったのがすごくありがたくて、物語が進むにつれて、自分の中で希恵に対する恋心とか、いとおしいと思う気持ちを高められる環境をすごく作っていただけたなと思います。自分の中ですごい大事なシーンがあったんですけど、桜井さんが『黒羽くんが動きやすいようにやって。合わせるから』って言ってくださって。テンポも大事に演じられたし、時間がない中でもいろいろはっちゃけたり、暴れたりしながら(笑)、めちゃくちゃ面白い現場でした。桜井さんはもちろん、ほかのキャストさんもそうですし、何よりスタッフさんがみんなすごく温かかったのがありがたかったです。常に笑いのある、恵まれた現場でした。今回は本当に撮影のスケジュールがパンパンで、スタジオ近くのホテルを用意していただいて、撮影終わった、ホテルに帰って寝る、数時間たったらまたスタジオに来て…って繰り返しだったんですけど、それが全然苦じゃなくて。普通はだいたい途中で『やばい、ぐったりしちゃう』みたいな感じになるんですけど、全然そんなことのない、楽しい充実した日々を送れたので、撮影が終わっちゃって正直寂しいなって思っています」

——撮影がすべて終わったから思う、この作品の面白さは?

「離婚っていうものが意外とプラスに働くこともあるというのは、今回すごく勉強になったことなんですよね。僕自身、両親が離婚しているのもあってマイナスに思っていたし、世の中的にも、どうしても離婚って、暗い感じのニュースで報道されちゃうじゃないですか。面倒くさいものとか、嫌なことってイメージがあるけど、今回の作品に出たことで、人生の再出発とかプラスのエネルギーに変えてくれるものだと思えたんです。もちろんプラスだけじゃなく、マイナスなこともあるとは思いますけど、決してそれだけではないよっていうのは、台本を読んで、演じたことで得られた新しい感覚でしたね。あとやっぱり、いとおしい人と一緒にいられる時間ってすごく貴重なんだなって、すごく思いました」

——健太は見習いパティシエですが、これまでお菓子作りの経験は?

「それがなくて…。台本を読んだらシフォンケーキを作るシーンがあったので、ある程度はできた方がいいだろうと、クランクインの前に急いでネットでレシピ本をポチって、YouTubeとかも参考にしながら作ってみたんですけども、大失敗しました(笑)。まず1回目はケーキなのか、タイヤなのか分からないものができて、2回目はケーキだったんですけど、味がしなかったです。原因は謎のままだけど、正直、誰にも食べさせないものだし、見た目奇麗にできたから、味はまぁいいだろうと(笑)。現場にはフードコーディネーターの先生がいらっしゃったので、先生に教えていただきながら、慣れているように見えるように。そのおかげで、人生で初めて卵を片手で割れるようになりました。ケーキを作る場面で、実際に1回で4個の卵を使ったんですけど、1個目はちょっと殻のカケラが入ってしまったけど、2回目か3回目からは普通にパカッ、パカッてできるようになったので、卵の才能はあるのかもしれないです(笑)。野球ボールをいつも握っているからかな?」

——年上女性との恋愛について、黒羽さん自身は“あり”ですか?

「全然ありだと思います。僕はギャップにやられちゃうことが多いので…多いっていうと語弊があるんですけど(笑)、年上なのにちょっと頼りない部分とか、年下だけどすごくしっかりしている面を見せてくれると『おっ』て思っちゃう方なので。年上だけど少し弱い部分、それこそ目の前で泣いちゃうような面を見せられると、守ってあげたいとか思うので、ギャップってやっぱずるいなと思いますね。あと僕、基本的には甘えん坊なんで、年上女性好きだと思います」

——希恵のような女性はどう思われますか。

「好き。自分を持っているからすごく好きです。あと、自立している人は基本的にすごく好きです。男性も女性も、年上も年下も限らず。自分のことをちゃんと自分でできる人は尊敬できるし、好きかな。で、たまに弱さを見せられる、みたいなのが一番好きなんですけど。弱いばっかりだとね、介護じゃないかこれじゃ、みたくなるので(笑)」

——健太のようなキャラクターは好きですか。

「そうですね、あんまり自分に近くない。もうちょっと普段の僕はおとなしいというか、あまり活発的ではないし、最近ちょっと落ち着いた役が多かったのもあるんですけど、久々に犬みたいな役を演じたので楽しかったです」

——役作りはどんな段階を踏んでいくのでしょうか。

「原作があるものだったら、まず原作をこれでもか!ってほど読むし、見る(笑)。今回のようなオリジナル作品だったら、最初に自分の中で決定したイメージを本読みなり、リハーサルで監督やプロデューサーに提示して、『違うね』って言われたら、そっちの方向に修正する感じですかね。今回演じた健太も、最初はもうちょっとミステリアスというか、何考えているか分からない、少しクールなイメージだと思っていて。僕の勝手なイメージかもしれないけど、27歳ってもういい大人じゃないですか(笑)。だからそういう感じかなと思っていたら、もっと年下男子感や年の差みたいなものを出したいから、もうちょっと年齢下げてと言われて。だから感覚的には22歳ぐらいの気持ちで演じていました。大学生くらいの、まだ学生気分を引きずっているぐらいの感じで」

——普段の生活に、役は引きずる方ですか?

「引きずりますね、その時は。なので、まだ今は健太の若さが残っているかも。でも(5月から舞台で演じる)ロミオも若くて、歌唱指導でも『もうちょっとキャピっとした方がいいよ』と言われたので、無理やりキラキラ感を出しています。今はまだそんな感じですけど、1カ月後くらいに舞台が始まったら(悲劇だし)、一切笑わなくなっているかもしれないですね…冗談ですけど(笑)」

【プロフィール】

黒羽麻璃央(くろば まりお)

1993年7月6日、宮城生まれ。蟹座。AB型。「第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞しデビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(2015年ほか)、『ロミオ&ジュリエット』(19年)ほか数多くの舞台に出演。

【作品情報】

Paravi オリジナルストーリー「リコハイ!!」
5月7日
Paravi
金曜 後10:54〜独占配信

「リコカツ」(TBS系)と同じマンションを舞台に巻き起こる、もう一つの“離婚から始まる”ラブストーリー。希恵(桜井)は夫の不倫相手の彼氏・健太(黒羽)と暮らし始める。希恵は健太の彼女のマリカ(結城)と部屋で鉢合わせて…。

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(応募締切:2021年4月28日正午〜5月6日午前11:59)

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取材・文/齋藤春子 撮影/岡本武志 ヘア&メーク/Ayane(Lomalia) スタイリング/ホカリキュウ

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