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樋口日奈☆乃木坂46の実力派が「教場Ⅱ」に出演!2020/12/02

 木村拓哉演じる警察学校“最恐”の教官・風間公親が話題となり、大反響を呼んだ2020年新春放送のドラマ「教場」。その後を描く新春スペシャルドラマ「教場Ⅱ」が、2021年1月3日と4日に満を持して放送される。本作で、風間教場の生徒となる坂根千亜季を演じるのが、乃木坂46の樋口日奈だ。グループの1期生としてデビューし、現在は役者やモデルとしても活躍する彼女。熱演が期待される彼女から見た「教場Ⅱ」の現場のウラ側とは? 木村や目黒蓮ら共演者との思い出話のほか、千亜季への思いも語ってもらった。

――原作や台本を読んでみて、千亜季にどんな印象を受けましたか?

「誰にでも分け隔てなく優しい子という印象でした。監督も『千亜季は、クラスにたまにいる男の子からも女の子からも好かれる子』とお話されていたので、その点は大切にするべきだと感じたのですが、そこまで優しくて好かれる子が厳しい警察学校の世界の中にどう存在すればいいのか、すごく考えました。ただ、千亜季はただ優しいだけではないと思うんですよ。警察学校に入って、警察官を志す気持ちの強さを持っているので…」

――強さがあるからこそ、優しくなれるというか…。

「それに、原作を読んでいた時から一番自分と重なるのが千亜季だったんです。具体的にどこというより自然と重ね合わせることができて、“私が警察学校に入っても、きっとこういう人になっていただろうな”と思えました。だからこそ、現場では“こうやろう、ああやろう”と考え過ぎず、自然に風間教場の中に存在できるようにしていましたね。“このセリフの時は、こういう表情をした方がいいかも”と考えることもあえてせず、“意識しない”を意識していました」

――周りには生徒役の皆さんが大勢いますし、皆さんのやりとりの中で生まれるものもあったでしょうね。

「そうですね! でも、一番良かったなと思うのは、撮影が始まる前からみんなで一緒に訓練をやれたことです」

――訓練というと?

「行進や警備など、劇中で実際に訓練シーンを撮影するので、その練習ですね。中でも、防護服を着て盾を持って行う警備の訓練は、みんなとの結束が一気に強まりました。5人1組になって横一列に並んで盾を隙間なく付けて、犯人の攻撃に耐えるという訓練なんですけど、まず防護服と盾の重みに耐えるだけでもしんどいんです。その上、犯人役の教官から攻撃されると別の力もかかるし、5人のうち誰か1人でも体勢を崩すとみんなが崩れてしまって…。気力も体力も必要な訓練だったからこそ、余計に結束できました。盾を構えながら『攻撃が来るよ!』『頑張ろう、頑張ろう…』と言い合う瞬間、“みんなと心からつながることができた”と思って涙が出そうになったくらいです」

――良い関係性ですね! そうして挑んだ撮影本番、風間役の木村さんと実際に共演してみていかがでしたか?

「私からしたら“木村さん”より“風間教官”という方がしっくりくるのですが、カメラが回っていない時も教官がいると緊張感があって、身が引き締まる思いでした。初めて現場でお会いした時、途中で合流することになった生徒役の子の名前を呼んでいて、“もう生徒1人1人の名前を覚えているんだ”と思ったのはとてもよく覚えています。それに、撮影の合間も私たちの練習を見て、アドバイスをくださることがありました。その言葉や行動の端々から愛ゆえの厳しさを感じて、“私たちも教官を超えるくらいの本気で臨まないと!”という気持ちになりましたね。…あっ、でも、そうした中で、撮影合間にムーンウオークを教えてくださったこともあったんです」

――ムーンウオークって、あの“ムーンウオーク”ですよね?

「そうです! 緊張感があるシーンの撮影が続く時は合間の時間もピリッとしているのでできないんですけど、長めの休憩を挟んだりするとダンスを教えてくださることがあって、その流れでムーンウオークも! 共演した女子メンバーで一緒に踊りました。楽しかったなぁ! 貴重な思い出です」

――杣利希斗役の目黒蓮さんはいかがでしたか?

「実は、目黒さんとはあまり会話を交わさなかったんです。きっと、演じる杣が周りとなれ合わない役どころだったので、意識されていたんでしょうね。なので、真面目というか寡黙な方という印象です。それでも、話し掛けたことはあるんですよ。テレビを付けたら、とある番組に目黒さんが出演されていて面白かったので、会話の糸口になればいいなと思って『面白かったです』って! そうしたら、『あ、ありがとうございます』と返してくださって、会話が終了しました(笑)」

――そのくらい役に入っていたのでしょうね。

「そうですね。現場ではずっと杣くんでした。ただ、クランクアップに近づくにつれて、だんだん笑顔が増えていったんですよ。吉村健太役の戸塚純貴さんが話し掛けた時なんてニコッと笑っていて、“ようやく素を見られた!”と思いました。女子メンバーの伊佐木陶子役の岡崎紗絵ちゃんたちと『目黒さん、笑ったよ!』と言い合って、思わず和んじゃいましたね(笑)」

――そんな樋口さんですが、子どもの頃に警察官になりたかったとか?

「そうなんです。幼稚園生の時ですね。ホームビデオに残っているんですけど、母親から『日奈は大人になったら何になりたい?』と聞かれて、『警察官』と答えていました。何だか不思議な感じです」

――樋口さんは役を通して警察官になりましたが、乃木坂46のメンバーが警察官になるとしたら、一番向いているのは誰だと思いますか?

「うーん! 悩みますね。警察官の中にも、役割っていろいろあるので…。それに、今回『教場Ⅱ』の撮影を経て“体力がないとやっていけない世界だ”とあらためて感じたので、きゃしゃな子が多い乃木坂46のメンバーに難しい気がします。私は割と体力に自信があるので、強いて言うなら私がみんなを守りたいですよね!」

――メンバー1人を挙げるなら自分かもしれないと…。

「はい(笑)。あと、誰かを挙げるとしたら…4期生の賀喜(遥香)ちゃんかな! 彼女は絵がとっても上手なので、犯人の顔を描く似顔絵捜査官が向いていそうです。それと、(伊藤)純奈も良いかも! 純奈とは一緒にいることが多いんですが、この前、2人でとあるメンバーを尋問するっていうミニコントみたいなことをしたんです。純奈が『こっちはあんたが何をしたか知ってんの!』と強めに言ったら、私が『まあまあ、そんなにキツく言わないほうが良いよ』となだめるっていう…(笑)。それって、ドラマの事情聴取の実習シーンで実際に出てくるんですよ」

――警察官2人がそういうやりとりをしていると、犯人が自供しやすくなるという手法なんですよね。

「そう! だから『純奈と私がバディを組んだらいけそうだね!』っていう話をこの前したんです。というわけで、乃木坂46で警察官に向いているのは、賀喜ちゃんと純奈と私ということでお願いします(笑)」

――分かりました(笑)。では最後に、「教場Ⅱ」も放送される2021年の抱負を聞かせてください。

「グループとしては、次の曲(「僕は僕を好きになる」)のセンターが山下美月ちゃんという3期生のフレッシュなメンバーに決まったので、また違った乃木坂46を見せられる年になると思います。その中で私も、1期生として新しい風をいっぱい吹かせるよう、外でいろんなチャレンジをしていきたいですね。個人としては、“21年はあまり考え過ぎず、素直に自分のやりたいことに向き合いたいな”と思っています」

――それは、お芝居も含めてでしょうか。

「そうですね。『教場Ⅱ』に出て、お芝居を勉強したい気持ちがもっと強くなったので、“この先もたくさんチャレンジできたらいいな”と思っています。グループにいるからこそ経験できることが多いと痛感している今は、学ばせてもらえることは一から全部やって、自信につなげていきたいです」

【プロフィール】

樋口日奈(ひぐち ひな)

1998年1月31日、東京都出身。水瓶座。A型。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、12年にデビュー。女優やモデルとしても活躍している。「乃木坂46えいご(のぎえいご)」(TBSチャンネル1)にも出演中。

【作品情報】

新春スペシャルドラマ「教場Ⅱ」
2021年1月3日、4日
フジテレビ系
1月3日 午後9:00~11:25
1月4日 午後9:00~11:28

木村拓哉主演の人気SPドラマ第2弾。警察学校に入った鳥羽(濱田岳)や忍野(福原遥)、そして千亜季(樋口)ら200期生徒。担当教官の風間(木村)は、彼らが起こす事件にどう向き合うのか!?

【プレゼント】

サイン入り生写真を2名様にプレゼント!

応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募期間:2020年12月2日正午~12月9日午前11:59)

ハガキでの応募方法は「TVガイド」12月11日号(P98)をご覧ください。
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取材・文/松本まゆげ 撮影/藤木裕之 ヘア&メーク/栗田佐智代 スタイリング/鬼束香奈子 衣装協力/DEICY LUMINE新宿店

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