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菅野莉央☆「PICU 小児集中治療室」で姉御キャラの小児外科医を演じる!2022/11/09

 連ドラ初、“子どものICU”を舞台にした医療ドラマとして好評放送中の「PICU 小児集中治療室」。このドラマで、主人公・志子田武四郎(吉沢亮)の幼なじみで、小児外科医の河本舞を演じる菅野莉央さんにインタビュー。今回の役作りや共演者の印象、ドラマの撮影エピソードなどを語ってもらいました。

――今回のドラマ出演のオファーを受けた時の感想は?

「お話をくださったのが、去年『SUPER RICH』(フジテレビ系)でご一緒させていただいた金城綾香プロデューサーと平野眞監督のチームだったので、すごく光栄に思いました。去年と違った姿をお見せできるように頑張ろうと思いました」

――今回演じられている河本舞は、武四郎の言動にドンドン突っ込んでくる姉御キャラですが、ご自身と共通する部分はありますか?

「今のところ舞を演じていて、切り替えが早いというか、あまり引きずらないタイプの子なのかなって感じていて。私も悩む時は悩みますが、あんまり引きずらないタイプなので、そこはちょっと近いかなと思いました。舞は中性的な雰囲気というか、『男性ともフラットに仲良くなれるようなタイプの女性像にしたい』と言われていたので、話し方も割とサバサバした感じにしています」

――役作りで工夫したこと、気を付けたことは?

「自分が思ったことをストレートに言葉に出している子なんだろうなと思ったので、裏表がなく、発した言葉がそのままの意味で伝わるようなニュアンスを意識しています。それと、幼なじみの武四郎、悠太(高杉真宙)、桃子(生田絵梨花)とは長い付き合いで気心が知れているので、会話する時、あまり相手の目を見て言葉を発さないようにしています。近しい人同士って、そんなにしっかり目を見ないで、何か動作をしながら話したりすると思うので」

――なるほど。それは監督から言われたんですか?

「具体的に言われたわけではないです。監督からは『若者チームのシーンはドキュメンタリーっぽく見せたい。なるべくナチュラルな感じで話してほしい』というヒントをいただいて、それをどう表現したらいいかなと自分なりに考えました」

――舞はツッコミが多いですが、ご自身はボケとツッコミ、どちらのタイプですか?

「私はボケることはないので…ツッコむ方が多いかもしれません。なんか消去法になっちゃいましたけど(笑)。舞と近い部分を持っているのかもしれないですね」

――ちなみに、幼なじみを演じる4名の中では誰が一番ボケますか?

「生田さんかな? みんなからナチュラルにツッコまれていることが多いです」

――吉沢さん、生田さん、高杉さんの印象や、一緒にお芝居をされて感じたことを教えてください。

「吉沢さんは作品自体をご一緒したことは何度かあるんですけど、こんなにガッツリお芝居するのはほぼ初めてでした。吉沢さんは本当に武四郎そのものというか、クランクインの日から『あぁ、武四郎だ~』と思いました。最初の撮影が舞と武四郎の2人のシーンだったのですが、吉沢さんのおかげで『PICU』の世界にすんなり入っていけたので感謝しています。生田さんは、かれんな感じで、役の桃子に近いんじゃないかなと思います。普段お話ししていても面白いし、かわいらしい方だなって。高杉さんは寡黙であまりしゃべらない方という勝手なイメージだったんですが、全然しゃべってくださいました。北海道ロケでのカヌーのシーンでは、ナチュラルにはしゃいでいる一面を見られて安心しました(笑)」

――皆さんとはすぐに仲良くなれましたか?

「都内の撮影で一緒になった日があまりなかったんですけど、北海道ロケの時に移動時間も含めて一緒に過ごす時間があったので、そこで4人の結束力が固まったと思います。私は生田さんと同じ車だったので、移動中ずっとおしゃべりして仲良くなれました」

――北海道ロケで印象に残ったエピソードを教えてください。

「カヌーのシーンの撮影は大変でした。撮影前に一日練習したんですけど、練習を終えた時点で腕がパツパツになっちゃって。筋肉痛のまま撮影に臨みました。カヌーは全員が初めてで、しかもみんな『運動神経は良くない』とか言っていて(笑)。本番はなんとかうまくできて、インストラクターの方から『お上手です』とお墨付きをいただきました。お芝居となると、みんな集中力が違うんでしょうか。ほかにもサイクリングしたりキャンプしたり…なんか青春が凝縮されたような撮影でした」

――特に苦労されたところはありますか?

「カヌーをひっくり返すシーンが一発本番だったので、私と高杉さんは『失敗したらどうしよう』ととても緊張しながら、吉沢さんを湖に落としました。なんとか一発OKでした(笑)」

――今回は初の医師役ですが、演じる上で何か参考にされたことはありますか?

「事前に実際のPICUを見学させていただいて、そこでいろいろとお話を伺えたのが一番大きかったと思います。そこで働いている方たちを見て、皆さんの所作やコミュニケーション力の高さ、ひたむきさ、そして現場の空気感などを感じて、それらがすごく参考になりました」

――実際に医師を演じてみて、苦労したり驚いたりした部分はありますか?

「最初医療シーンに臨んだ時、もう右も左も分からない感じで、リハーサルから緊張していました。リハーサルの時、代役の方々が役者の動きを見せてくださって、私たちはその動きを見て覚えて演じるのですが、その“見て覚える”というのがかなり大変でした。動態視力も必要になりますし。動きを覚えて撮影に臨んでも、当然他の役者さんも動くので動線が思うようにいかなかったり…難しかったです」

――菅野さんは、現場でたくさんしゃべる方ですか?

「幼なじみ役のみんなとは『早く近くなりたい』という思いがあったので、なるべく一緒にいてしゃべるようにはしています。割とたわいのない話が多いですね。お芝居のことを話したのは1回もないです(笑)」

――河本舞として、今後の注目ポイントを教えてください。

「最初の頃、舞は小児外科の所属としてPICUのチームのお手伝いをしていましたが、途中から武四郎たちと一緒にチームとして頑張っています。武四郎と同様、舞も1人の医師として成長して行く姿をお見せできたらと思っています」

【プロフィール】

菅野莉央(かんの りお)

1993年9月25日、埼玉生まれ。O型。出演作にドラマ「下町ロケット2」(2018年)、「SUPER RICH」(21年)、「チェイサーゲーム」(22年)、映画「わたし達はおとな」(22年)など。

【作品情報】

[PICU 小児集中治療室]
フジテレビ系
11月14日
月曜 午後9:00~9:54

網走の病院に転院となる淳之介(松野晃士)に別れを告げた武四郎(吉沢亮)。PICUでは昏睡状態だった圭吾(柊木陽太)が目を覚まし、今後の治療方針が話し合われた。心臓移植へ後ろ向きな圭吾の担当となった綿貫(木村文乃)だが…。

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応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募締切:2022年11月9日正午〜11月16日午前11:59)

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取材・文/水野幸則 撮影/蓮尾美智子



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