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藤木直人主演「黒鳥の湖」キャストのターニングポイントとは? 三宅健が見せた恩師やV6への愛2021/07/16

 WOWOWで7月24日に放送・配信がスタートする「連続ドラマW 黒⿃の湖」(土曜午後10:00)の完成報告会が開かれ、主演の藤木直人、共演の吉瀬美智子、三宅健、財前直見、そして岩田和行監督が出席した。

 同作は、宇佐美まこと氏の同名小説が原作。かつて卑劣な⼿段で財産を得た男は、美しい妻と娘と幸せに暮らしていたが、やがて因果が巡って災いがもたらされる。それは⾃らが過去に犯した罪の報いなのか? 複雑に絡み合う現在と過去、⼈々の闇や傷、次第に明らかになっていく驚がくの事実、衝撃のクライマックス…“因果応報”という⾔葉が突き刺さるミステリーだ。

 「ザイゼンコーポレーション」の社⻑で、過去の過ちに罪悪感を感じながら、次第に翻弄(ほんろう)されていく主⼈公・財前彰太を演じる藤木は、同局のドラマ出演は約17年ぶり。今回の役柄について「過去の罪や現在の状況も複雑で難しい役柄。脚本のメモページに初めて時系列を書き出したりして、計算しながら演じました」と明かしつつ、「僕の役名が財前彰太、吉瀬美智子さんは財前由布子。そして、本当の財前直見さんがいる…。頭が混乱しました」と話し、笑いが起きた。 

 そんな彰太の妻で、事件に巻き込まれていく中で過去の秘密が明らかになる由布子役の吉瀬は「由布子は子どもを思うがゆえに、行き過ぎた行動をとりがちだけれど、私も子を持つ母として分からなくもない。“そこはやめておこうよ!”という気持ちを感じつつ演じました」と共感を寄せた。

 寺の住職の息子で、由布子が参加した“瞑想の会”を開く若院を演じた三宅は「お坊さんの役ですが、原作にはキャラクター描写が事細かく書いてあったので、演じる上での助けになりました」と報告し、「ドラマの初回放送日がV6のリーダー(坂本昌行)の誕生日と同じ! 全5話なので、それぞれのメンバーの家で各話を見たい」と予告。

 一方、白髪で役柄に挑んだ、若院の母親で由布子の精神的な支えになる大黒役を務めた財前は「劇中で“ザイゼン”と呼ばれるたびにドキドキしました」と自身と同じ名字のキャラクターがいる物語で、撮影現場では戸惑ったことを明かした。

 さらに、18年前の出来事も劇中では重要なキーとなるが、藤木と吉瀬、そして財前は18年前のパートを自身で演じているということで、藤木は「映像でいろいろと調節をしてくれるのだろうと思ったら、意外とそのままで…。これは無理だろ!と思った」と苦笑。財前も「私も18年前を演じることに無理があると思ったけれど、監督から『大丈夫です!』と言われたので…」と困惑しつつも、ドラマの見どころとして挙げていた。

 その後、ドラマの内容にちなんで、キャストそれぞれのターニングポイントについての質問が。藤木は「当初は双子の兄に『恥ずかしいから縁を切る!』と言われて芸能活動を諦めていたけれど、数年後に雑誌のモデルに応募しました。勇気を持って踏み出したあの時の自分は頑張ったと思う」と回想。吉瀬は「ショートカットにして今の私が定着しました。もし髪形がロングだったら果たしてここにいただろうかと思うことがあります。髪の毛って大事」とブレークのきっかけを分析するも、「髪の毛をかき上げてみたい願望はありますよ」とロングヘアにも憧れがあることを告白した。

 そして、三宅は「16歳の時にV6に入り、グループをスタートさせたことはターニグポイント。あの時、ジャニー(喜多川)さんに会っていなければ…。ジャニーさんには感謝しかありません」としみじみ。財前は、岩田監督とは助監督時代から親交があるそうで、「それが今、監督としてこの場に一緒にいられるのがうれしい」と時を経た巡り合わせを喜んでいた。

 イベント後半には、エンディングテーマ曲で藤木がギターの腕前を披露していることも発表。藤木は「学生時代はギタリストになりたいと思っていたので、こうやって演奏をする機会を与えてくれて夢がかなった気持ちです。タイ焼きでいうと、尻尾の先までアンコが詰まっているような、エンディングまで思い入れの詰まった作品になった」と感慨深げで、放送に向けて「大変な状況が続いているけれど、ドラマを見ている時間だけでも現実を忘れて作品世界に没頭してほしい。そんな気持ちでワンシーン、ワンシーン心を込めて撮影しました」とアピールしていた。

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