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さだまさしが“原点”を見つめる旅へ。テレQ開局30周年記念特別番組2021/06/01

 テレQ(TVQ九州放送)は開局30周年記念特別番組として「さだまさし『原点』への旅」を制作。テレビ東京系列6局ネットで6月5日(午後4:00)に全国放送する。

 「精霊流し」「無縁坂」「案山子」「天までとどけ」「関白宣言」「道化師のソネット」など数々のヒット曲を生み出し、20代でシンガー・ソングライターとして名をはせたさだまさし。だが、1980年にある映画主題歌として「防人の詩」が大ヒットしたことから、いわれなきバッシングの渦中に巻き込まれる。

 傷心と絶望の中でさだが出会った人物が、当時73歳の文芸評論家・山本健吉氏だった。彼は「防人の詩」を高く評価して、ある言葉をおくる。「あの時、健吉さんが支えてくれなければ、たぶんここまで長く歌ってこなかった」。“どん底時代”のさだを救った恩人からのメッセージとは? そして、健吉氏の最初の妻・石橋秀野氏が残した壮絶な句が、69歳となった現在のさだと静かに共鳴。さだは健吉氏ゆかりの福岡県八女市を訪れ、歌作りの原点を見つめ直す。ナレーターは歌手の岩崎宏美。

さだまさし プロフィール】

1952年4月10日長崎市生まれ。本名、佐田雅志。3歳8カ月でバイオリンを学び始め、中学時代に加山雄三に影響を受けギターを持ち、作曲を手掛ける。72年に国学院大学を中退し、高校時代に出会ったギタリスト・吉田政美とフォークデュオ・グレープを結成。73年10月、ワーナーパイオニアよりシングル「雪の朝」でデビュー。2枚目のシングル「精霊流し」がヒット。76年4月、グレープが解散。同11月にシングル「線香花火」、アルバム「帰去来」でソロデビュー。以後、精力的にコンサートツアーを展開しながら「雨やどり」「関白宣言」「親父の一番長い日」「道化師のソネット」「案山子」「北の国から」などを発表。山口百恵に「秋桜」を提供。2001年9月、初の長編書き下ろし小説「精霊流し」(幻冬舎刊)を発表し、小説家としても本格的な活動を開始。13年7月、ソロコンサート回数が前人未到の4000回に到達。今年6月以降、予定通りコンサートが開催されれば9月ごろに4500回に達する見込み。

【傍示文昭プロデューサー コメント】 
「さだまさしさんにとって人生最大の恩人で『親父以上の存在』と慕った文芸評論家・山本健吉氏の三十三回忌法要が3月に、菩提寺の無量寿院(福岡県八女市)で開かれ、さださんも参列予定と聞きました。そこで、さださんと健吉氏、さらには健吉氏の最初の妻で『幻の俳人』と呼ばれた石橋秀野氏に焦点を当てた番組を制作したいと考えたのです。前半はさださんと健吉氏の交流をはじめ、『防人の詩』を巡るバッシングと健吉氏による擁護、さらには評価された楽曲作りとして、故・中村哲医師を追悼する歌『ひと粒の麦~Moment』が生まれた経緯などを紹介します。その核になる『防人の詩』はフルコーラスでオンエアする予定。後半は、石橋秀野氏の俳句と人生を紹介しながら、その生きざまと作品に強い影響を受けて音楽活動を続けるさださんの『今』に焦点を当てます。彼がテレQ制作の番組に出演するのは今回が初めてです。ナレーターには岩崎宏美さんを起用しました。出会って46年になるさださんを『私の生き神様』と呼ぶほど尊敬しているそうです。これまで3曲を書き下ろしてもらうなど交流も深く、今回の番組の制作意図を深く理解してナレーションができる人材と判断しました」 

【プロフィール】 
傍示文昭(かたみ ふみあき) 
1959年9月生まれ、61歳。84年、西日本新聞社入社。アジア室長、東京編集長、取締役編集局長などを経て、2020年7月にTVQ九州放送・報道スポーツ局長に就任。この特番が初プロデュース作品になる。新聞社時代に50回以上さだまさしにインタビューして記事を執筆してきた。ファンの間では「さだ番記者」と呼ばれ、15年に「さだ番楽屋話」(西日本新聞社刊)を出版している。

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