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“敏腕刑事”唐沢寿明&“声紋分析官”真木よう子のタッグ再び!「ボイスⅡ」が放送決定2021/05/12

“敏腕刑事”唐沢寿明&“声紋分析官”真木よう子のタッグ再び!「ボイスⅡ」が放送決定

 日本テレビ系では7月クールに、唐沢寿明と真木よう子が共演する「ボイスⅡ 110 緊急指令室」(土曜午後10:00、開始日未定)を放送することが決定した。

 本作は、2019年7月クールに放送されたサスペンスの続編。2年ぶりのタッグ復活に唐沢は「真木さんと再び共演ですが、『Ⅱ』をやるならやはり同じメンバーがいいと思っていました。メンバーそれぞれに今回、新たな展開がありそうなので期待してほしいです」、真木は「唐沢さんはとても頼りがいのある方で前回も演者、スタッフ全員の兄貴的存在でした。今回も唐沢さんに全力で甘えていきたいと思います(笑)」と再共演を喜んでいる。

 ドラマは、緊急指令室・ECU(Emergency Call Unit)を舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を使命とする警察官の活躍を描いたタイムリミットサスペンス。勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺され犯人への復讐(ふくしゅう)に燃えた男・樋口彰吾を唐沢、緊急指令室の室長でありボイスプロファイラー(声紋分析官)で、特殊能力を生かして事件の鍵を「声」「音」でひもとく・橘ひかりを真木が演じ、「声」「音」を手掛かりに事件を解決していく。

 橘は、どんなかすかな音でも聞き分けることができる絶対聴感能力の持ち主だ。助けを求める被害者の声と、その後ろから聞こえてくる常人では聞こえないような小さな環境音をヒントに、被害者の場所を迅速に特定し、樋口を中心とした現場の刑事に指示を出す。迫りくる凶悪犯罪者から、声、音を手掛かりにして、制限時間内に被害者を助け出していく。

 さらに今回は、この2人に対峙する、単なる悪役ではない“ダークヒーロー”が登場。若者が社会に持つ鬱屈ややり場のない怒りを代弁し、その苦悩や鬱憤を爆発させるかのような、魅力的な悪の権化。そんな敵に樋口、橘はどう立ち向かっていくのか。緊迫した展開の中に、追う側も追われる側も、心に闇や葛藤を抱え、それが見ている人の心に突き刺さるサスペンスでありながら、ヒューマンドラマとしての側面も持ち合わせる。

“敏腕刑事”唐沢寿明&“声紋分析官”真木よう子のタッグ再び!「ボイスⅡ」が放送決定

 「今、なかなか『Ⅱ』をやる連続ドラマは少ないと聞きました。自分自身も連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてです。それだけ前作の反響が大きかったということでうれしいです」と続編への出演を喜ぶ唐沢は、「『ボイス』の魅力の一つは、“恐怖”ですが、ただ単純に怖いということだけではなく、犯罪者側にも何か背負っているものがあって、そういったところがしっかりと描かれているヒューマンドラマになっていると思います。(演じる)樋口彰吾自身も、2年経っていろいろな環境の変化がありましたが、再び港東署に戻って、新たな事件に立ち向かっていきます。自分自身も今後の展開を楽しみにしています」と期待を寄せる。

“敏腕刑事”唐沢寿明&“声紋分析官”真木よう子のタッグ再び!「ボイスⅡ」が放送決定

 真木は「橘ひかりは絶対聴感能力という特殊でとても難しくやりがいのある役で、またハードな撮影になるかと思うので、気合を入れて頑張りたいと思いました。前作『ボイス』は最後『復讐』では終わっていません。『何があっても生きて、前進していく』という大きなメッセージがあったと思います。コロナ渦で我慢の日が続いていますが、また皆さんに時間を忘れるようなタイムリミットサスペンスをお届けできるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

 ドラマを手掛ける尾上貴洋プロデューサーは「『復活』は、ちょうど2年後にやってきました。再びあの『アブなく、切なく、目が離せない夏』が始まります。今回は、さらにパワーアップした“ある特徴”を持つ、最凶最悪の殺人犯が、容赦なく主人公たちに襲い掛かります。その正体は誰か…? どんな人物なのか…? 裏切者は…? いくつもの謎を載せて疾走する、夏にふさわしい爽快なエンターテインメントドラマになっています。また、スピード感あふれる映像の中にもいろいろな方々が楽しめる『仕掛け』を施していこうと考えています」と見どころを紹介。

 そして「主演の唐沢さんとも話しましたが、すでに走り出す準備は万端な様子でした。スタッフも『前作を超えるものを作ろう!』と、全員意気込んでいるところです。今夏までのタイムリミットは、あとわずか。ぜひ、今から期待していただければと思います」とアピールしている。


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