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のんが岩手&宮城旅! 復興に取り組む人々と触れ合いながら東北の魅力を紹介2021/05/14

のんが岩手&宮城旅! 復興に取り組む人々と触れ合いながら東北の魅力を紹介

 CS放送の旅チャンネルでは、6月19日からのんが出演する「のんが行く! 東北ふれあい旅」(土曜午後9:00)を全4回で放送。旅を振り返り、のんは「“自然の驚異は土地の形すらも変えてしまう、すごく大きくて、衝撃的なこと”。訪ねた先であらためて痛感することがありました」と、東日本大震災の傷跡を目の当たりにした感想を明かしている。

 番組では、東日本大震災の被災地を舞台にした大人気ドラマ「あまちゃん」(NHK)の主演をきっかけに、「東北地方は第二の故郷」と公言するのんが、震災から10年経った今もなお復興中の岩手県久慈、宮古、釜石と宮城県石巻、女川を巡る。街の復興に取り組む同世代の女性たちが案内役となり、魅力的なスポットやグルメなどを紹介。本格的な旅番組は初体験というのんが旅を通して、今、そしてこれからの東北の未来を語り継ぎ、魅力を再発見していく。

のんが岩手&宮城旅! 復興に取り組む人々と触れ合いながら東北の魅力を紹介

 #1の舞台は久慈と宮古。旅は、のんがかつてドラマの撮影で慣れ親しんだ久慈からスタートし、東北復興に大きく貢献した三陸鉄道に乗車。若手女性運転手が案内し、久慈~宮古間の魅力に触れる。三陸鉄道から見える絶景スポットや、震災を忘れないように遺構として残されているホテルも訪れる。

のんが岩手&宮城旅! 復興に取り組む人々と触れ合いながら東北の魅力を紹介

 続いて6月26日放送の#2では、釜石を訪問。釜石は震災時に、津波から3000人近い小・中学生が助かった“釜石の軌跡”で話題となった場所。ここでは、のんと同世代で自身が中学生だった時に被災したシングルマザーが案内役となり、復興のシンボルとして建てられ、ラグビー世界大会が開催された釜石鵜住居復興スタジアムへ向かう。さらに、仮設店舗から復興したラーメン店の店主や、津波に流されても復興を遂げた旅館の女将など、釜石を支える人たちと触れ合う。

 7月17日放送の#3では、漁業の町である石巻を旅する。案内役は、震災ボランティアをきっかけに石巻へ移住してきたという女性で、今は漁師の担い手と親方を結ぶNPO団体に所属し、街の復興に取り組んでいる。のんがまず向かったのは、銀鮭の養殖場。餌やりの体験後、魚の鮮度を保つ“神経締め”という驚がくの技術を見学。その後、その味を堪能するべく地元の和食店へ向かい、刺身を食すなど、街の盛り上がりを体感していく。

 最終回となる7月24日放送の#4では、女川へ。案内人の女性は女川で生まれ育った2児の母だ。のんはその女性が震災当時勤務していた病院へ赴き、震災当時、病院から自宅が流されていく様子を間近で見たという話を聞く。その後、いのちの石碑や元女川交番などの震災遺構に触れた後、新しくできた街の中心施設を訪問。旅の最後は地元の子どもたちとの交流を楽しみ、東北の未来に思いをはせる。

のんが岩手&宮城旅! 復興に取り組む人々と触れ合いながら東北の魅力を紹介

 旅を終え、のんは「失われたものもあるけど、一方で、新しく生まれたものもありました。現地で力を尽くして頑張っている皆さん、プロジェクトを立てて頑張っている皆さん。今回の番組ロケを通じて、そんな皆さんと出会い、お話を聞いたり、各地のいいところを案内していただいて、“東北っていいところだな”ってあらためて実感が湧きました」と現地の人たちの力強さを称える。

 また、子どもたちとの触れ合いを通して「元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿を見ていたら、“東北の未来は明るいな!”とそんなふうに思えました」と前向きなパワーを感じた様子。加えて、最後に「この番組を見てくだされば、皆さんにもきっと東北の魅力が伝わると思います。そして、機会がありましたら、ぜひ私のように東北を旅してみませんか?」とメッセージを寄せている。


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