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史上最もシビアなお笑い番組「オンバト」、九州沖縄で復活! レジェンドゲストに陣内智則、品川祐も登場2021/03/25

 NHK福岡放送局は3月26日に、総合テレビ九州・沖縄ブロックで「爆笑オンエアバトルF」(午後10:00)を放送する。ゲストは陣内智則、品川庄司・品川祐、司会は西川順一アナウンサーが務める。

 定期的にやってくる“お笑いブーム”。ここ最近は、何といっても霜降り明星やEXITなどが中心の“お笑い第7世代”ブームだろう。ネタ見せ番組をはじめとした、お笑い番組も多く見られるようになってきた。そのネタ見せ番組の先駆けと言っても過言ではないのが、1999~2014年まで放送された「爆笑オンエアバトル」(NHK総合)だ(10年4月からは番組名を「オンバト+」と改名)。2000年代のお笑いブームの火付け役となった番組のキャッチコピーは、「史上最もシビアなお笑い番組」。披露されたネタに対して、観客がその場で投票して放送(オンエア)する芸人を決めていたのだ。ボールを転がして投票する番組独自の方式も注目された。ここで名を世間に知らしめた芸人は数知れず。若手芸人の登竜門的存在でもあった。

 そんな「オンバト」が、今回九州沖縄限定で復活。プロアマ問わず参加者を募集したところ、応募は56組。今回はその中でも選りすぐりの16組がオンエアを懸けて戦う。肝心の“審査員”となる観客は、コミュニケーションツール・Teamsを使用したオンライン形式での参加。今回は全国のお笑い好きから選ばれた148組が参加し、画面を通して若手芸人たちのネタに審判を下す。

 TVガイドwebはそんな“伝説的”番組の復活に立ち会うべく、収録の模様を取材。番組の性質上、細かくお伝えすることはできないが、「オンバト」独特の空気感などリポートしていく。

 本戦出場者は以下の16組(ネタ見せの披露順)。
①カイキンショウ ②芝生 ③中村圭太 ④てれすこ ⑤ザ・ローリングモンキー ⑥村橋ステム ⑦メタルラック ⑧カーネギー ⑨フルハウス ⑩センサールマン ⑪とらんじっと ⑫おほしんたろう ⑬ブルーリバー ⑭かごしま太郎 ⑮EE男 ⑯十徳御膳 

 テレビで既に活躍している者もいれば、お笑い養成所在学中のコンビも。16組全員がスタジオのセットを見て緊張した様子。出場者は、ほぼ視聴者として番組を知っている世代。伝説的番組であるセットの“圧”に芸歴や知名度は関係ないようだ。

 ゲストとして登場した陣内と品川は、それぞれ「オンバト」で好成績を残している。そんな“オンバトレジェンド”でもある2人だが、セットを見て「当時を思い出して緊張する」「身が引き締まる」と口にしていた。2人をもってしても、この舞台は特別なようだ。

 西川アナのかけ声で収録がスタート。1番手のカイキンショウのネタが始まる。審査員となる観客は先述の通りオンラインでの参加なので、ボールを流す…というわけにはいかない。今回の採点方法は「面白い」「放送してほしい」と評価した場合、ネタ終了後に西川アナの号令で、赤い札を画面に掲げる。それをスタッフが集計し、その数だけスタジオセットのレールにボールを流すというシステム。そのボールの重量の単位は本家と同じく、番組独自の単位、KB(キロバトル)。今回は満点を取ると100個のボールがバケツの中に入り、その重量は545KBとなる。(参加組数のうち任意で選ばれた100組が審査を行う)

「面白い」と評価した場合、画面に赤い札を掲げる
赤い札をスタッフが集計し、その数だけレールにボールを流す

 採点方法のシビアさはもちろんのこと、今回の出場者にとってはスタジオの空気も“壁”の一つ。観客のリアクションが画面で分かるとはいえ、笑い声は聞こえてこない。スタジオにはゲストの2人と西川アナ、そして制作スタッフしかいない。観客の笑い声が“後押し”となる演芸披露において、いつもとは少し勝手が違い“戸惑い”を感じる場面もあっただろう。

 ゲストの2人はそんな特殊な環境でネタを披露する後輩たちに、自分たちの経験を交えながらコメント。また「ボケとツッコミが逆のパターンも見てみたい」といった具体的にアドバイスする場面も。偉大なる先輩からのコメントは励みになったようだ。

 全16組のネタが終了し、出場者全員が壇上へ。最も緊張する計量の時間。この中から放送されるのは8組のみ。かなりの接戦となった中、見事に勝利して笑顔を見せるオンエア8組と、一方で唇をかみしめた“オフエア”8組。「これぞオンバト」という厳しさを象徴する光景だった。

 今回の総評として陣内は「これだけ接戦というのは全体的にレベルが高かったのでは?」と分析。品川は「九州地方の芸風なのか、元気な人が多かった」と語り、「敗者コメントは何を言ってもスベるんですよ」と経験談も交え、スタジオを笑わせた。

 最後、お決まりの締めコメント「新しい笑いを生み出すのは、挑戦者の皆さんと客席の皆さん。そして、テレビの前のあなたたちです!」と一緒にポーズを決めた勝者8組の、緊張が解けた笑顔がとても印象的だった。

  “オンエア”を獲得したのはどの組なのか? それは放送をお楽しみに。放送を見て、笑って、元気になるのは…テレビの前のあなたたちです!

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