News ニュース

三浦翔平、岸本加世子、MEGUMIらが松坂桃李主演「あのときキスしておけば」に出演2021/03/25

三浦翔平、岸本加世子、MEGUMIらが松坂桃李主演「あのときキスしておけば」に出演

 テレビ朝日系で4月30日にスタートする連続ドラマ「あのときキスしておけば」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)に、三浦翔平、岸本加世子、MEGUMIらが出演することが決定した。

 本作は、恋愛ドラマの名手・大石静氏によるオリジナル脚本で、前代未聞の“入れ替わり”ラブコメディーが描かれる。壊滅的にポンコツで何かと不運な、夢もなく覇気もなく生きていた、32歳独身のスーパーマーケット従業員・桃地のぞむ(松坂桃李)がある日出会ったのは、大好きな漫画「SEIKAの空」の作者・蟹釜ジョーこと唯月巴(麻生久美子)。あれよあれよと気に入られ、友だち以上恋人未満な関係になれた矢先、唯月は不慮の事故で帰らぬ人になってしまう。悲しみに暮れる桃地の前に現れた見知らぬおじさん(井浦新)から衝撃的な言葉をかけられる。「モモチ、私が巴なの」。彼女はおじさんの中に入ってしまったのか!? 桃地を次々と奇想天外な出来事が襲う。

 三浦が演じるのは「SEIKAの空」を連載している漫画雑誌「週刊少年マキシマム」の副編集長・高見沢春斗。唯月の一番の理解者でもある高見沢は、実は唯月の元夫。唯月の突然の死に驚き、悲しみながらも、なぜか上がってき続ける「SEIKAの空」の原稿と、突然現れた桃地と「あたしが蟹釜」と名乗る珍妙なおじさんの、何やら隠し事がある様子に疑念を抱き始める。

 そして、巴の母・唯月妙を演じるのが岸本。母一人子一人の家庭だったため、2人けんかをしながらもとても仲のいい母娘で、突然の娘の悲報に悲しみに暮れることに。しかし、娘の葬式に現れた奇妙なおじさんに、泣きながら「ママー!!!」と叫ばれ、さらには家にまで押しかけられ、どうにも受け入れがたい事実と向き合わなくてはならなくなる。娘を亡くしながらも現実を受け止め、前を向いて生きていく母親の姿を、岸本がその抜群の演技力で体現する。

 MEGUMIが演じるのは、唯月の魂が入り込んでしまった“見知らぬおじさん”こと田中マサオの妻・田中帆奈美。ドラマが進むにつれ衝撃の事実が発覚し、田中家の家族の事情にも桃地と唯月が巻き込まれていく。

三浦翔平、岸本加世子、MEGUMIらが松坂桃李主演「あのときキスしておけば」に出演

 ほかにも、桃地の勤務先である「スーパーゆめはな」の青果売り場のリーダー的存在で、桃地に恋の助言を与える経験豊富なおばちゃん・郷田ひと子役には猫背椿、本社からやって来た嫌みで癖の強いエグゼクティブスーパーバイザー・反町真二役には六角慎司、一見穏やかでいい人そうなのに実はある闇を抱える水出清美役には阿南敦子、そして青果売り場のベテランさんでつかみどころのない謎の女性・李善善役にはうらじぬのという、個性豊かなキャラクターを演じる俳優陣が続々登場。

 また、「週刊少年マキシマム」の編集部の顔ぶれも決定。編集長の生馬忠士に角田貴志、編集部員の木之崎眞に藤枝喜輝、栗山まりえに川瀬莉子、いつでもどこでもサスペンダーの田村恭平に板倉武志が扮(ふん)する。さらに、マサオと帆奈美の息子・優太郎を演じるのは窪塚愛流。窪塚洋介の息子であり、モデル・俳優として活躍する彼が、どのような存在感を見せるのか期待が高まる。

 本作への出演について、三浦は「僕が演じる高見沢は、巴の元夫という立場でもあり、大ヒット作品である『SEIKAの空』を共に作り上げてきた人物でもあるんですよね。夫婦だった2人の関係がなぜ壊れてしまったのかも、後に分かってきますし、巴が亡くなってしまったと聞いた後も、どこかで生きているんじゃないかと思いながら模索する姿など、感情の動かし方を楽しんで行けたらいいなと思っています。自分の元妻でもあった女性が亡くなってしまって、しかもその魂が知らないおじさんのところに入っているなんて絶対戸惑いますし、驚きますよね(笑)。そういう部分も、真剣にやればやるほど面白いのかなって思います。お三方とも初めてご一緒するので、楽しみ! いい化学反応が起きたらいいなと思っています!」と意気込みを語った。

 岸本は「最初に企画をいただいた時、『セレブで美人の漫画家が見知らぬおじさんの体に入ってしまうけれど、心はそのまま』というストーリーがどんなふうに展開していくのか、すごく興味が湧きました。私が演じる妙は、娘を溺愛する母。突然おじさんになってしまった娘の巴とどう向き合い、どのようにして現実を受け入れていくのか、とても楽しみでワクワクしています。今回は本当に珍しいことに、ほぼすべてのキャストの皆さんと初共演です。とても新鮮で、楽しみしかありません。松坂桃李さんのポンコツ、井浦新さんのヒロイン(笑)もチャーミング度満点ですてきです」と共演者たちの魅力に触れた。

 MEGUMIは「ハチャメチャな面白設定の後に漂う大切な人を思う温もり。後の教科書に載るような時代を生きる、私たちの指針になるような作品に参加できること、とてもうれしく思います。私が演じる帆奈美は、アロハを着て気合もたっぷり入ったハートフルな母ちゃん。懐の深い、すてきな女性です。井浦新さんとの夫婦、しかもおかしな夫婦ですが、そんな中にも心を通わせられることを楽しみにしています。そして、麻生久美子さん、かわいいです」と語り、期待を寄せている。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.