風間俊介、森本慎太郎ら「監察医 朝顔」主要キャストがクランクアップ!2021/03/19
上野樹里主演のフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9:00)は、いよいよ3月22日に最終回を迎える。放送に先立ち、風間俊介、森本慎太郎(SixTONES)、藤原季節、斉藤陽一郎、坂ノ上茜、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、宮本茉由、戸次重幸、平岩紙、ともさかりえ、三宅弘城、杉本哲太、板尾創路ら主要キャストが一挙にクランクアップした。
本作は、神奈川県にある興雲(こううん)大学の法医学教室に勤める法医学者の万木朝顔(上野)を主人公に、朝顔たち法医学者と刑事たちの異色タッグが、さまざまな遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを、胸が締めつけられるほどハートフルにつづる。また、東日本大震災で母を失ったのみならず、遺体すら見つからないという癒やしようのない悲しみを抱えている朝顔と、父で元刑事の万木平(時任三郎)が、朝顔の夫で刑事の桑原真也(風間)、一人娘のつぐみ(加藤柚凪)と共に悲しみを少しずつ乗り越えていく姿を、細やかに紡ぎ上げている。
月9ドラマとして初めての2クール連続放送となったドラマを駆け抜け、風間は「こんなにサヨナラを言う気になっていないというのは初めてのことです。季節を撮っていくということもあり、第1シーズンからずっとつながっているような感覚で、皆さんと長い時間をすごさせてもらいました。『監察医 朝顔』が生活の一部になっていたので、これから皆さんと会えなくなるということを、まだ体が信じていない状態です」と思い入れたっぷり。
さらに、「この後、第3シーズンができたらすてきなことですが、それができなかったとしても、僕たちが演じたキャラクターは、どこかで生き続けていくのだろうなと僕は信じて、これからをすごしていこうと思っています」と心境を明かし、朝顔の夫で刑事役を演じたが「こんなにも人の優しさや命に真摯(しんし)に向き合ったドラマに出させていただいたこと、そして僕自身の人柄よりも桑原の人柄の方が、最近一人歩きしている感はあるのですが(笑)、こんなにもすてきな旦那さんを演じさせていただき、本当に幸せな時間でした」と思いを伝えた。
森本は「僕はこの現場に来るのが本当に楽しみで、すごく充実した撮影期間を過ごさせていただきました。勉強することもあり、悔しい思いもしたりして、いろんな経験もさせていただきました。皆さんと話したことや、皆さんの背中を見て学んだことは、僕のこれからの財産になると思いますし、胸を張って“皆さんと共演した”と言える存在になっていけたらなと思います」と飛躍を誓う。
また、藤原は「『監察医 朝顔』に参加することができて僕は幸せです。本当に感謝しています。尊敬している方々とご一緒することができて、初めて俳優として年を重ねていきたいと思えました」、斉藤は「本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。実はまだ、先ほどの撮影シーンのことで胸がいっぱいで…今日のことは忘れたくないな、と思いましたし、この作品のことを忘れたくないな、と思わされました。また皆さんに会えたらいいなと思います」、坂ノ上は「第1シーズンの時から一視聴者として『監察医 朝顔』が大好きで、第2シーズンのお話をいただいた時は、こんなにも早く、また『監察医 朝顔』の現場に行くことができるんだ、と本当にうれしかったです。第2シーズンも変わらず、いつもすてきな撮影現場でした。またご一緒できるように頑張ろうと思います」とそれぞれ作品への愛を感じさせるメッセージを寄せた。
童顔だが、実は37歳というキャラクターに挑戦し、途中参加した井上も「僕は第2シーズンの、しかも後半戦からの参加で、『監察医 朝顔』のチームに飛び込むことが最初はとても不安だったのですが、皆さんに本当に温かく迎えていただいて、楽しく撮影に臨めました。本当にありがとございました!」とチームへの感謝を率直に口にし、宮本茉由は「第2シーズンでも皆さんと撮影することができて楽しかったです。また皆さんにお会いできるように頑張ります」とコメント。
戸次は「私にとって忘れがたいのは第2子誕生の日のことです。あの日は私が少しでも早く帰れるようスピーディーに撮影してくださり、本当にありがとうございました! ただ、誰もミスができないようなすごい緊張感で、そんな中、あろうことか私がNGを2回も出してしまい、本当にご迷惑をかけて、すみませんでした! また皆さんとご一緒できるように、日々精進していきたいと思います。次回は第33シーズンでお会いしましょう!」と思い出深い日を振り返りつつ、再会に期待。
平岩は「『監察医 朝顔』は仕事というよりも、みんなに会いに行くという感じだったので、クランクアップは寂しくて泣いちゃうのかなって志田未来ちゃんともしゃべっていたのですが、やはり泣いてしまいました(笑)。終わったという実感がまだなくて、日常に戻った時に、“ああ、もうないんだな”って感じるのかなと思っています。本当にいい作品で、いつもお芝居をしやすい環境を整えていただいて、今日も素晴らしい撮影に参加させていただき感謝しかありません」、今シーズンから参加したともさかも「皆さんには本当に温かく迎え入れてもらい、感謝しています。今日の撮影シーンに感動してしまって、展開もすべて分かっているのに、こんなふうに心が動かされる作品に参加できて、あらためて幸せだなと思う最終日でした。またどこかで皆さんとお会いできる日を、願わくは、また『監察医 朝顔』でお会いできる日を楽しみにしています」と別れを惜しんだ。
三宅は「『監察医 朝顔』が生活の一部になっていたので、これはもうロスですね…泣いてしまいそうなので、出演者の皆さんもスタッフの皆さんも、僕のことを見ないでもらっていいですか(笑)。また、このメンツで会えることを信じております」、杉本は「第1シーズンでは途中からの参加で、すごく緊張して現場に入ったことを覚えています。第2シーズンは最初から出られたのですが、なんと途中で鑑識の制服から白衣になり、また緊張して現場に入ることになりました(笑)。たくさんNGを出してしまいましたが、第3シーズンでは完璧にやりたいと思います」、板尾は「第1シーズンから参加させていただきまして、その間、僕はなんとロケが3回しかありませんでした(笑)。とても体に優しい撮影現場で、風邪もひかず、防寒具もまったく使いませんでした。こんなドラマは初めてです。もう57歳になりますので感謝しております。寂しいですけれど、またお会いしましょう」と皆が続編を希望。撮影シーンともども“涙の門出”となった。
3月15日放送・第18話から物語は急変。野毛山署強行犯係の刑事・森本琢磨(森本)が“右ほほに大きなヤケドがある男”に刺されるという最悪の事態が起きる。その男は、2011年に起きた三田村一家殺害事件の容疑者であり、これまで警察の捜査の網をくぐり抜け姿をくらましていた。ところが最近、男の新たな目撃情報が寄せられるとともに、空き家となっている三田村家で、三田村一家殺害事件と酷似した手口で男性が殺害されているのが見つかっていた。
最終話では、森本は男の右ほほにヤケドがあったことを刑事たちにかろうじて伝え、意識を失う。怒りに打ち震え、何としてでも男を捕まえようと総動員で捜査に臨む刑事たち。平も何か手伝えないかと捜査に合流する。一方、森本が刺されたことは朝顔たちにも知らされ、犯人への手がかりを見つけるため、もう一度三田村一家殺害事件を調べ直すことに。しかし、男は朝顔たちをあざ笑うかのように、またしても凶行に及ぶ。
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