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松下洸平、「向こうの果て」で松本まりかと初共演。「役名を見た時に運命的なものを感じた」2021/03/15

 WOWOWプライムで5月14日にスタートする、松本まりか主演の「WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て」(金曜午後11:00)のオールキャストとポスタービジュアルが解禁された。

 舞台は昭和60年の東京。痴情のもつれから、マンションの一室で放火殺人が発生する。逮捕された池松律子(松本まりか)と、死亡した小説家・君塚公平は幼なじみだった。検事・津田口亮介の取り調べにも、どこか浮遊しているような態度でするりとかわしていく律子。津田口は事件の真相を追って、これまでに律子と関わってきた人物たちと接触し、やがて律子と公平が幼少期を過ごした昭和30年代の青森・津軽に、この殺人事件の真相を解く鍵があることに気付く。律子と公平の父親たちが津軽民謡の同じ一座で活動していたこと、そして、そこで起こったある事件——。律子はなぜ公平を殺したのか? 2人の過去に一体何があったのか。すべての真相が明らかになる時、閉ざされていた因縁が解き放たれる。

 事件の被害者・公平を松下洸平、事件の真相を追ううちに次第に律子へと傾倒していく担当検事・津田を柿澤勇人が演じる。また、青森の刑事で律子と公平の幼なじみ・村上姫昌に加治将樹、律子の2番目の夫でヤクザ組員・山之内一平に渋川清彦、律子の最初の夫で有名製菓会社の社長・京波久雄に豊本明長、かつて幼い律子を引き取った叔父・行島道夫に宇野祥平が扮(ふん)する。

 松下は「役名を見た時、同じ“こうへい”という名前だったところから、大げさかもしれませんが運命的なものを感じました。そして本を読み進めていくうちにその世界観にどっぷりとハマり、台本というより小説を読んでいるような気持ちになりました。一読者として結末がとても気になりましたし、その後、内田(英治)監督とお話させていただきながら『向こうの果て』にゆっくりと沈んでいく自分を見ました」と明かす。

 なお、松本とは初共演。撮影を終えて「全身全霊で律子を演じるその姿に胸を打たれました。ほとんどが松本さんとのお芝居だったんですが、毎回もらうエネルギーがすごかったです。僕も全力で返さねばと思いました。内田監督は、僕が思うキャラクター像や芝居のやり方の何百倍も上を見てらっしゃって、何とかしてそこに触れたいと必死で食らいつきました。俳優として目指すゴールはまだまだ先にあることをあらためて教えていただきました」と振り返る。

 そして「時代と境遇に翻弄(ほんろう)され生きた律子の人生を容赦なく、真正面から描いた作品になっていると思います。その一部になれたことを光栄に思いますし、WOWOWだからこそできた無骨な作品です。僕自身この作品で、持てる力を出し切った!という思いです。こんなにもオンエアが楽しみな作品に出会えたことが、何よりの財産となりました。ヒリヒリと胸が痛む目の覚めるような物語を皆さまにもぜひ体感して
いただきたいです」とアピールしている。

 柿澤は「僕が演じる津田口は、ストーリーテラー的な役どころですし、あまり感情を表に出さないキャラクターです。検事役も初めてですし、これまでに演じたことのない役柄だったので、微妙なさじ加減で感情を表現することが、演じる上で重要だなと感じました」と報告。さらに「松本まりかさん演じる律子がどう出てくるかによって全く芝居が変わるので、僕も固めすぎず、作りすぎず、現場で反応して挑みました。松本さんがこの作品に対して懸ける思いは対峙(たいじ)した瞬間に分かりましたし、僕も芝居の中でクランクアップまで共に歩めたらいいなと思いながら撮影していました」と語り、「松下洸平くんとは、十数年の付き合いです。今回、共演シーンはありませんが、初めてご一緒する方が多い座組の中で、洸平の名前があるだけで安心したし、心強かったです。内田監督は、芝居がとにかくお好きなんだなという印象で、セット、エキストラ、照明など細部にこだわっていらっしゃると思いました。監督の求める物に瞬時に反応するスタッフ、キャストの皆さんがいて、みん なが同じ方向を向いているのが心地よかったです。僕もそこに乗り遅れないように頑張ろうという気持ちでやっていました」と共演者やスタッフへの信頼感を伝えた。

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