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早見あかり、ももクロ脱退後にメンバー4人とテレビ初共演2021/03/12

早見あかり、ももクロ脱退後にメンバー4人とテレビ初共演

 関西テレビで3月19・26日に放送の「桃色つるべ」(金曜深夜1:25、関西ローカル)に、元・ももクロメンバーのメンバーである早見あかりがサプライズ登場。ももいろクローバーZのメンバー4人とは、グループ脱退後初めてのテレビ共演を果たす。

 同番組は、笑福亭鶴瓶とももクロが強力タッグを組み、個性豊かでちょっぴり濃いゲストと、悩み相談からボヤキまで何でもトークするバラエティー。2011年にももクロを脱退した早見は、女優として活躍しながら18年に結婚し、昨年10月にはママになった。今回、あらためて脱退をメンバーに告げた日のことを振り返る。また、メンバーの百田夏菜子は「どこにも話してない」と、早見と夫が付き合うきっかけになった出来事を初告白する。

 鶴瓶から脱退当時のことを聞かれると、早見はメンバーそれぞれの反応について回想。最年少の佐々木彩夏については「意外と冷静。しっかりしていた」としながら、佐々木が“映画のワンシーン”のように涙を流した様子を語る。さらに、玉井詩織、高城れにも当時の率直な思いを明かし、リーダーを任されていた百田は自身の葛藤や、早見への正直な気持ちを打ち明ける。そして早見は、生後4カ月の娘を持つママの顔をのぞかせ、「うちの子ほんとかわいいんですよ!」と親ばかぶりを発揮する。

 収録を終えて、早見は「ももクロとは、いつ会ってもその当時の関係にすぐ戻れるなというのがあって。会わない期間が長くても短くても関係なく、あの当時の友達みたいな関係に今回も戻れましたね」と再会を喜び、「全員奇麗になった(笑)。すてきな女性になったなって思います。でも、実際に会ってしゃべってみると、当時と変わらないかわいらしさがあって、逆に会った方が安心しますね。いい意味で変わっていないし、どんどんすてきになるけど、中身は変わらない。そこがいいところだなって思います」と、あらためてももクロメンバーへの愛を口にした。

 鶴瓶との久々の共演についても「鶴瓶さんこそ、変わらないですよね(笑)。私たちが久しぶりに、テレビで共演するという瞬間に、鶴瓶さんがいてくださるっていうのが、本当に縁を感じますね。私が小さい頃、たまたま公園でロケをしていた鶴瓶さんに母親が『抱っこしてください』ってお願いしたことがあったみたいで、その時抱っこしてもらった写真があるんです。あと、『A-Studio』(TBS系)という、鶴瓶さんと密に関われる番組でアシスタントをさせていただいたり…。そういう縁があるのが、とっても感慨深いですね。あと、メンバーとだけだとちょっと照れ臭いところがあるから(笑)、今回、鶴瓶さんがいてくださることで、今までだったら話せなかったことや、初めての話もいっぱいできたのでよかったなと思います」と全幅の信頼を寄せた。

 そんな鶴瓶は「見ていて分かるのは、彼女たちは本当に仲がいい。この業界の一線にいる人間たちでありながら、どう見ても仲がいいのが本当にいい。あとは、早見あかりが、かっこいい。生き方がかっこいいですよ。彼女はパッと見、一生独身でもいいっていうタイプに見えますけど、子どもを産んで、夫も立てて、仕事もするってかっこいいです。ほんとに。夏菜子に見習ってほしい(笑)」と称賛しつつ、それぞれを温かく見守っている様子。 

 旧交を温めた百田は「あかりんが辞めてから10年経ちますが、こういった形で、特に鶴瓶さんと一緒にやらせていただいている番組で共演することができてうれしかったです。今回をきっかけに、今後もあかりんと共演できたらいいなと、新たな目標もできましたし、それに向かってまた頑張れたらいいなと思いました。話していいのか分からない初出しの話もしてしまいましたが(笑)。この番組だからこその話ができてよかったです」とこれからにつながる共演となったようで、佐々木も「変わらない部分はたくさんありますけど、最初『わあ…女優・早見あかりが入ってきた!』みたいな感じもして…それぞれ別の道を来たけど、こうやって同じ番組で共演できて感慨深いです。当時は、中学生の二つ上ってすごくお姉さんという印象が強かったので、今の関係性でもっともっと仲良くなれたらなと思います。メークのやり方も、あかりんに教えてもらったり、一緒にお風呂に入ってもらったり(笑)。憧れの存在だったので、あかりんにしっかりしていると思ってもらえていたみたいなので、うれしいなと思いました」と懐かしそうに思い出を披露。

 玉井じゃ「たびたび、ライブに足を運んでくれていたり、それぞれ個人的に連絡をとっていたので、久しぶりという感覚はなかったんですけど、こうしてあらためてテレビを見てくださるファンの方に、鶴瓶師匠というお互いに縁のある方に見守っていただきながら、テレビで再会という形を果たせるのはすごくうれしいことだなと思いました」と貴重な機会だったことを語り、高城は「テレビでの共演が初ということで、新鮮な気持ちも、懐かしさもありましたけど、テレビだというのを忘れるくらいのまったり感がよかったです。当時からあかりちゃんは、しっかりしていましたし、年上の私からしても“みんなのお姉さん”というイメージがあって、言葉に説得力があって、ついていきたいなって自然と思わせられるところが、何年経っても尊敬する部分。師匠ともそうですけど、ご縁って大事だなって。一緒に泣いたり笑ったりしたのが、宝物だなって思いました」と語り、それぞれの言葉からは、変わらぬいい関係性を築いていることが垣間見えた。


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