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「ナイルパーチの女子会」で共演の水川あさみ&山田真歩が“ここ一番”でのルーティンを明かす2021/01/19

「ナイルパーチの女子会」で共演の水川あさみ&山田真歩が“ここ一番”でのルーティンを明かす

 BSテレ東で1月30日にスタートする「ナイルパーチの女子会」(土曜午後9:00)のオンライン会見に、主演の水川あさみと共演の山田真歩が参加した。

 本作は「第28回山本周五郎賞」「第3回高校生直木賞」を受賞した、柚木麻子氏による同名小説が原作。SNS全盛の時代を背景に、女性同士の友情を鮮烈に描く衝撃作で、水川は大手総合商社に勤め、男性と肩を並べて活躍しているキャリアウーマン・志村栄利子を、栄利子が心酔しているSNS日記「おひょうのダメ奥さん日記」の作者・丸尾翔子を山田が演じる。ナイルパーチとは、スズキ目アカメ科アカメ属の肉食魚。一つの生態系を壊してしまうほどの凶暴性を持つ、要注意外来生物だ。

 水川は自身の役柄について「演じる上では私が味方にならなければいけないと思っていたけれど、私の性格とは真逆なので、難しいと思っていました。でも演じる中で彼女を好きになって面白い発見もありました。面白いことを栄利子と一緒に探していた気がします」と回想。

 また、「見どころは全話にわたってたくさんあります。感情の変化や状況の変化もあって、駆け抜けるようにストーリーが進みます。内容的には明るいお話ではないので、苦しくなったりしんどくなったりするかもしれないけれど、自分自身の心の奥底にある心情に触れるきっかけになればと思います」とアピール。

 さらに「共感できるものが随所にあると思うので、特に女性の方々に見てほしいです。第1話はとてもすてきで、映像も奇麗で、撮っている段階から撮影や照明もこだわりを持って作っていたので、それが完成して見れるとうれしい気持ちになります」とコメントした。

 山田は「密室の心理劇で、2人の関係性も回を追うごとにどんどん変わっていきます。鏡のように対峙(たいじ)しているので、相手の演技がいいと自分もどんどん乗ってくる感覚です」と水川との撮影を振り返りつつ、「全く違う環境で暮らしていた2人が出会ってから、ズレや違い、共通点を見つけていったりするので、そういう他者に出会った時にどう変わっていくのかを見てほしいです」と見どころを語った。

 そして「一生懸命生きている女性は大体痛い。それをヤバい人というのは簡単だけれど、痛い思いをしないと成長はできません。女性の友情の話でもあるけれど、大人になりそびれた人が、本当の意味で大人になるというのはどういうことか?を描いています」とテーマに言及した。

 また「ここ一番」でのルーティンを聞かれると、水川は「深呼吸とイメージ。難しい撮影の前日にうまくいっていることやできているイメージをすることは大切です。イメージトレーニングは成功への第一歩」と回答。

 一方、山田は「ここ一番の時には肩に力が入るので、私は太極拳をします。肩の力が入っているといいことはない。リラックスをしている人が最強だと思っているので、深呼吸やストレッチをして自由な気持ちになるようにします」と明かした。


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