Sexy Zone・菊池風磨が脚本家を夢見るビル管理人に! 万城目学の「バベル九朔」実写化2020/09/04
Sexy Zoneの菊池風磨が、日本テレビで10月19日にスタートする連続ドラマ「バベル九朔(きゅうさく)」(月曜深夜0:59、関東ローカル)で主演を務めることが分かった。菊池は「ドラマの内容や僕が演じる満大には、うちのグループや僕自身にも重なる部分があるなと思っていて。Sexy Zoneも、もう少しでデビュー10年目。ここまでやってきて、夢と現実の差とかが見えてくる中で、葛藤があったり、希望があったり…僕自身とリンクする部分もあるので、考えさせられる内容にもなるだろうなと思っています」と語っている。
原作は「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」などで知られる、万城目学氏の同名小説。著者自身が「奇書」と語る本作は、ありえないことが次々起こる奇想小説でありながら、主人公同様、雑居ビルの管理人を務めながら小説の執筆を続けていた著者のリアルな経験も盛り込まれた予測不可能なファンタジーだ。
菊池演じる主人公・九朔満大は、5階建て、築88年の雑居ビル「バベル九朔」の新米管理人。幼い頃に父が失踪した過去を持つ。脚本家になることを夢見ているが、いまだ芽は出ず、健気に執筆活動中という役どころ。そんな満大が地下1階の物置部屋から、すべての願いがかなう、偽りの世界“バベル”へと迷い込む。そこには、現実世界でやむなく夢を諦めてしまった、監督志望の親友や⾵変わりなビルのテナントさんたちがいた…。次々と起こる事態に巻き込まれ戸惑いながらも、仲間たちを救い出そうと、満大は“バベル”に全力で立ち向かっていく。
「ドラマのお話を聞いて、とてもうれしかったですし、とにかく驚きました」という菊池は、「こういう状況(コロナ禍)でもあったので、まさか自分に主演ドラマのお話が来るとは。今はとにかく新しい作品に参加できることがうれしくて、ワクワクしています。これまでたくさん映像化されてきた万城目さんの原作ですし、脚本もとても読み応えがあって、ハラハラドキドキでした! 脚本を読んだだけでもそう思えたので、映像になった時にどう深みが出るのか楽しみです。ドラマを見てもらったら、主人公と一緒に迷路に迷い込んだような感覚で、楽しんでいただけると思います」と作品をアピール。
さらに「シンドラは2回目(2017年放送のシンドラ第2弾「吾輩の部屋である」主演)で、前回は部屋の中から出ることなく、そして、今回はビルの中ということで、デジャヴ感もありますが(笑)。ただ、前回は1人だったので、今回は(まだ発表できませんが)演技派の共演者の方々との掛け合いも見どころです! 一から勉強させていただきながら、成長したところをお見せしたいと思います!」と意気込み十分。
そして「個人的には、予定していたライブも配信に切り替わったりして、その分、撮影期間中はずっとこの作品に向き合って、『バベル』の世界に没頭することができると思うと、こうしてのめり込めるのも、この期間だけかもしれないので、プラスに捉えて、楽しみにしています。いろいろと楽しみが制限される中で、このドラマが皆さんの日々の大きな楽しみの一つになれるように頑張ります! ぜひご期待ください!」とメッセージを寄せている。
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