「ノッキンオン・ロックドドア」松村北斗＆西畑大吾の“最強ダブル探偵”と対峙する犯罪コンサルタント役は早乙女太一2023/08/01
テレビ朝日系連続ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」（土曜午後11：00）の第1話に、原作でも根強い人気を誇るキャラクター・糸切美影がサプライズ登場。早乙女太一が演じることがオンエアで明らかになり、話題になっている。
SixTONES・松村北斗となにわ男子・西畑大吾がダブル主演し、堤幸彦氏が監督を務める「ノッキンオン・ロックドドア」。その原作は、2012年に「体育館の殺人」で第22回鮎川哲也賞を受賞し小説家デビューを果たしたミステリー作家・青崎有吾氏が上梓した同名タイトルのシリーズ小説だ。密室犯罪や衆人環視の毒殺など“不可能”専門探偵の御殿場倒理（松村）と、事件の動機や理由を読み解くことを得意とする“不可解”専門探偵の片無氷雨（西畑）が、数々の難事件に挑んでいく。
早乙女が扮（ふん）する美影は、殺人をもくろむ依頼人にトリックを指南する犯罪コンサルタント。大学時代には倒理、氷雨、警視庁捜査一課の刑事・穿地決（石橋静河）と同じ春望大学社会学部の教授・天川考四郎（渡部篤郎）の犯罪社会学ゼミに所属しており、当時から3人も一目置くほど桁違いの才能を持っていた人物だ。そこまで有能な彼がなぜ、犯罪を作り出す仕事に就いたのか。その謎を解く鍵は、倒理と氷雨が大学時代に直面した“未解明事件”にあるようだ。
早乙女は「僕が演じる美影はどこか人間味がなくつかみどころのない人物ですが、その軸には揺るぎない思いを秘めた人物でもあります。演じるにあたっては、その部分を大切にしたいなと思っています」と自身の役どころを紹介。
連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（NHK）や「黒の女教師」（TBS系）で松村と共演している早乙女だが、面と向かって芝居をするのは今回が初めて。また、西畑と堤幸彦監督とは初タッグとなるが、「僕自身、ミステリーや探偵ものが好きで、堤幸彦監督の作品も好きでしたので『ノッキンオン・ロックドドア』に参加できることになり、とてもうれしく思います。撮影現場では松村北斗さんと西畑大吾さん、お二方とも、とても穏やかな雰囲気の中に情熱や鋭さを持たれているなと感じました」と語っている。
8月5日放送・第2話では、美影が完全犯罪ともいうべき“衆人環視での毒殺”を仕組み、倒理と氷雨を翻弄（ほんろう）していく。徐々に明かされていく2人の探偵との因縁とは？ 今後に向けて、「劇中ではドラマの展開とともに、登場人物たちの面白味がどんどん出てきますので、ぜひ最終話までご覧ください」と早乙女もメッセージを呼び掛けている。
第2話。3年前に不正献金疑惑で世を騒がせた元衆議院議員・南雲弘伸（大河内浩）が、自ら開催したパーティーで、スピーチの最中に突然苦しみ出し、搬送先で死亡する。スピーチ直前に南雲が口にしたシャンパンからは毒物が検出。しかも、会場の入口には毒物が入った小瓶とともに、古典落語「死神」の一節が記された紙が残されていた。この“あえて残された痕跡”を見た穿地の顔色は一変。すぐさま倒理と氷雨に連絡を入れる。
「美影がまた人を殺した」――美影とは、3人の元ゼミ仲間の美影。現在は犯罪コンサルタントとして、殺人を目論む依頼人にトリックを指南しており、その才能は桁違い。今回もまさに完全犯罪ともいうべき、“衆人環視の毒殺”を仕組んだのだった――。美影にしか作れない最高難度の謎に、奮い立つ倒理と氷雨。そんな中、大胆な仮説を立てた倒理は、南雲と二人三脚で政界をのし上がってきた秘書・浦和敬人（丸山智己）に着目し、 氷雨と共に浦和のもとを訪ねるが…。
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