News ニュース

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台2023/06/15

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 畑芽育が、日本テレビで7月15日にスタートする連続ドラマ「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」(土曜午後2:30、関東ローカル)で主演を務めることが分かった。また、山下幸輝、杢代和人、齊藤なぎさ、志田こはく、菊地姫奈、みとゆなが共演する。

 物語の舞台となる鳳来高校3年C組は、日本テレビ系で7月にスタートする連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜午後10:00)の舞台である3年D組の隣クラス。恋愛、友情、家族。一生分の体験を1年という有限の時間で生きる女子高校生の青春ストーリーが展開される。同じ学校の二つのクラスで繰り広げられる二つのドラマ。一部の生徒たちはドラマの境界を越えて交わり物語を紡ぐ。

 畑が演じるのは、鳳来高校3年C組の伴ひかり。遺伝性の病気を患っており、余命1年と宣告されている。みんなとさようならする前にノートにこの1年で成し遂げたいことをひそかに書いて、残された時間を最高な毎日にしようと行動。ゆえに、周囲からは“ポジティブ・モンスター”と称される。突拍子もないことやクレイジーな奇行をしようとするので周囲はひくが、最終的にはなぜか皆がひかりに引っ張られて行動するようになる。そんなひかりは3年D組にいる藤原大志(山下)に恋心を抱き、母親・伴ふう子が使っていたビデオカメラを片手に、よく隣の教室に藤原を撮影しに行っている。

 放課後、木下幹太(杢代)、美山志乃(齊藤)、二色愛未(志田)とよくひかりの伯母・宮尾むつ子がやっているダンスカフェ「MUTSU」に集まってダンスを踊っては、共同アカウントの“BE:STAR”を更新している。父・伴健はデパートの渉外担当で仕事が忙しく、むつ子にひかりを任せることも多かった。

 2年生の時まで大志は、同じクラスでこのグループに属していたが、志乃を巻き込んだとある事件を起こし、D組行きになり、みんなと少し疎遠になっていた。ひかりの生き方、考え方に魅かれて加賀凛(菊地)、鍋島聖衣良(みとゆな)もグループに加わり、一生懸けても誰にも超えられない思い出を作るべく、高校最後の文化祭でみんなでダンスを踊ることを決意する。

 文化祭が終わり、残された時間が半年になった時に起きた事件、残された時間が半年となりひかりが本当にやりたかったことが見えてくる。最強で、最高に生きたひかりが残してくれたものとは?

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 地上波連続ドラマ初主演となる畑は、「とても魅力的な主人公・伴ひかり役に自分をイメージしていただいたことが、とてもうれしかったです。鈴木(努)プロデューサーと西村(了)監督から、ひかりの生きざまやストーリーの内容を直接熱っぽくお話しいただき、私の中で沸々と湧き上がる思いでいっぱいになりました。また、『最高の教師』とのクロスオーバーする作品ということも、史上初(!?)の取り組みということなので、楽しみです!」と声を弾ませる。

 役柄については、「ひかりのひたむきさや物事を全力で楽しむ姿勢は、共感できる部分だなと思いました。その性格から、ひかりはみんなから『ポジティブ・モンスター』と呼ばれています。実は私はどちらかというとネガティブなので、ひかりとのギャップを感じていたのですが、本読みを重ねるうちにひかりの発する言葉や思っていることがなじんできて、今はひかりと一心同体になれています」と演じる中で、役柄をつかめてきていると胸を張る。

 同世代が集まった現場の雰囲気はとてもいい様子で、「本格的な撮影はまだなのですが、撮影に向けてダンス練習や本読みを何度か行っているので、だいぶ打ち解けてきて、ささいなことでも笑い合って、本当に学生時代を思い出すような気分です。今の和やかな雰囲気のまま撮影に挑めたらと思います。また、クランクイン前からみんなでダンス練習を重ねているので、その一体感を形に残せることも楽しみです」と期待十分。

 高校時代の思い出を尋ねると、「入学当時、お昼ご飯用にお弁当箱を買って自分で作ると意気込んで、数カ月は続いていました。ただ、1年生が終わる頃、学期末にお弁当箱を入れていた袋ごと学校に置いてきてしまったようで、春休み期間中放置してしまい、カビが生えてしまったことがありました。その出来事を丸ごと忘れていて、最近お弁当箱を探していたら母からその話を聞いて、思い出しました…」と失敗談を明かす。

 そして、「この作品はサブタイトルに『~余命1年のラストダンス~』と入っていますが、切なく悲しいだけではなく、残りの1年間をひかりがどれだけ楽しく輝かしく毎日を生きたかということを、友情、青春、恋愛などが絡み合った、すごくすてきな作品になると思います。余命1年だからといって切なく演じるのではなく、ものすごくパワフルなキラキラした女の子を演じて行きたいと思っています。ご覧いただく皆さまにいろいろな思いを抱いていただけるような役にしたいと思うので、『今日より明日、ちょっといい1日を過ごしてみよう』という原動力を生み出せるような作品にしたいと思っています。期待してお待ちいただけるとうれしいです」とアピールしている。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」にも出演する山下は、本作への出演について、「素直にうれしかったです。『沼る。港区女子高生』(日本テレビ)でドラマのスタッフの皆さんとご一緒させていただき、同じ枠で自分が居られること、さらにヒロインの相手役としても初めての緊張の感覚があったり今からワクワクしています」と心を躍らせ、「今回ダンス部のいつメンということでダンスしていること、これと決めたことはそれに素直で一生懸命なところは自分と共通していますね。『最高の教師』とのクロスオーバーなので、今、藤原大志を構築している最中です」と役作りに奮闘中。

 「ダンスに青春を捧げてきた」という山下は、高校時代を振り返り、「仲間とダンスした思い出で埋めつくされています。大阪で予選大会があって無事通過して決勝大会で東京に行ったり、そのまま1日オフでみんなでディズニーランドに行ったり、ダンスで大号泣したり大爆笑したり、ダンスが僕をつないでくれました」とダンス一色だったことを伝える。

 そして、「今回の作品は、悲しい描写が多いと感じている方もいると思いますが、実はそんなことはなく、ひかりという人物がそんなことを忘れさせてくれますし、それにグイグイ引っ張られてキラキラした学校生活&青春模様が見られます。涙もあると思いますがそれよりもクスクスと笑ってもらえたり、この作品で明日をまた頑張ってみるか、みたいに思ってもらえたらうれしいです」と作品の見どころを話している。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 ダンスボーカルグループ・原因は自分にある。のメンバーで、現在放送中の「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系)では仮面ライダーバッファ/吾妻道長役を務めている杢代。本作へのオファーに「僕たちだけの青春を作っていくことの難しさを感じた」と心境を明かし、「この同世代でお芝居ができることを誇りに思ってキャストみんなで頑張りたいと思います!」と抱負を述べる。

 加えて、「ツッコミ担当そしてイジられキャラや、ほかにもダンス経験があることなど、自分自身との共通点が多く台本を読んでいて面白かったです!」と役柄について触れ、「皆さんが想像する『青春』とはまた違う、僕たちだけの強く生きた『青春』がそこにはあるので、ぜひ放送を楽しみに待っていていただけるとうれしいです」と呼び掛けている。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 本作で演じる志乃について、「本当に異なっている点がないくらいそのまま私でした。何事も一生懸命にできるところは似ていると思いたいです! また、感情が豊かなところも似ています」と自身にぴったりの役柄であることを伝える齊藤は、「『最高の教師』とクロスオーバーするドラマということで、新しくすてきな試みに参加させていただくことができることがとてもうれしいです! わたしの大好きな学園ドラマということで、すごくワクワクしています! 同世代のキャストさんたちと、どんなものを作り上げられるのかすごく楽しみです。ダンスはあまり得意ではないですが、全力で頑張りたいと思います!」と意欲満々で作品に臨む。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 志田は「10代のうちに学園ドラマに出演するのが夢だったので、率直にうれしかったですし、同世代の皆さんとお芝居できるのが楽しみでした。ドラマの内容を聞いた時は、まずストーリーに感動し、ひかりの置かれた状況に少し心苦しくもなりました」と感想を伝え、「私が演じる二色愛未は、家柄もよく、皆から頼りにされるお姉ちゃん的存在です。感情を表に出さないので平静なタイプです…。私も共感できる部分があるので、愛未に寄り添っていけたらいいなと思います。この作品は、恋に友情、色んなことに葛藤しながらも、明日に向けてそっと背中を押してくれる作品です。楽しく生きなきゃと幸せを見つけるキャラクターばかりです。私自身も役と向き合い、自分と向き合い、全力で演じさせていただきます。たくさんの方に届きますように。よろしくお願いいたします」とメッセージを寄せる。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 菊地は「自分がもし余命1年と言われたら何をしてどう過ごすんだろうかと考えさせられました。毎日を必死に生きる姿や自分だけの特別な世界観にうらやましくなり自分もこんなふうに生きたい、頑張りたいと勇気をもらえる作品だと感じました」と作品の印象を話し、「今回のドラマで私は初めてダンスに挑戦しました。周りの皆さんがすごく上手でいろいろと教えてもらいながら頑張っています。撮影に向けて、皆で練習も頑張っているので今からダンスの撮影が楽しみです」とダンス練習に励んでいることを報告。

 演じる役柄と自身との共通点には、「2次元が好きでオタク気質なところがあるところ」を挙げ、「ほかにも1人で趣味に没頭するところや自分だけの世界観を作るところが似ているなと感じました!」と語る。高校時代は弓道部に入部し、部活動に励んでいたという菊地。「部活動の友達と放課後、遊びに行ったり、大会に向けて練習をしたり今思い返すとすごく青春だったなと思います!」と振り返り、「見てくださった方に何か感じ取ってもらえる、そんな物語を届けられるように頑張ります。ぜひ、最後まで私たちの生きざまを見届けてください!」と力を込めた。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

 みとゆなは「演技経験もまだまだ未熟な私ですが、出演させていただけると知って驚きとうれしさと同時にやる気に満ちあふれました! 演技も挑戦し、いつか学園ものに出演できたらと思っていたので、ホントにうれしかったし、私が出演してよかったと思ってもらえるすてきな作品にできるよう全力で向き合おうと思っています! 私以外のキャストさんは演技経験もある方なのでたくさん勉強させてもらいたいです!」と気合十分。

 そして、「役柄との一番の共通点はインフルエンサーというところです! あとは性格も似ている部分があるなと思いました。1回やると決めたことはやる。心(しん)の強い負けず嫌いなところとかです!」と共通点が多いキャラクターであることを明かし、「初めてドラマに挑戦する私ですが、精いっぱい誰かに何かを伝えられるような作品にしていきたいと思っています。私の成長も“鍋島聖衣良”の成長も楽しんでいただけるよう全力で頑張りますので見ていただけるとうれしいです」と訴えている。

 また、ドラマのストーリーにちなみ、「もし残された時間がわずかだと分かったら何をする?」と全員に質問。

 畑は「鈴木プロデューサーが、深夜に考えて書き出したことがあるとおっしゃっていたので、私も同じようにやってみました! 憂うつな気持ちになったり、そのうち本当に死ぬのか?と思い始めたりして…そうしたら今度は怖いものがなくなり、“周りの目を気にする必要がない”ということを強く感じました。その上で、『北海道に1カ月住みたい』『自分自身のPV(プロモーションビデオ)を作って投稿してみたい』『ハリウッドスターに会いたい』などなど、普段は恥ずかしいと思ってしまうようなことも残りが1年しかないのなら、『やってみたい!』と思い、とにかく怖いものがなくなりました」とコメント。

 山下は「家族で沖縄にいきたいですね。好きなもの食べて好きなだけマリンスポーツして、夜は家族で晩酌。あとはこの作品と重なりますが友人たちと旅行したりダンスしたりです」、杢代は「お世話になった方に恩返ししたいのと、何か生きた証を後世に残したいので写真や文字をたくさん残しておきたいです。そして毎日おいしい食べ物を食べます!」、齊藤は「世界中のおいしいものをたくさん食べる。大好きな人とずっと一緒にいる! 遊園地にたくさん行く! 動物と触れ合う!」、志田は「今やりたい楽しいことを、たくさんして笑っていたいです。出会ってきた大切な人たちと過ごし、感謝の気持ちもしっかり伝えて悔いなく過ごしたいです!」、菊地は「余命1年だと知ったら、自分が今までやりたかったことをたくさんすると思います。ずっと食べてみたかったお店のご飯を食べに行ったり、旅行に行ったり、日常の中で小さな幸せを感じることを1年のうちに思いっきりやりたいです!」、みとゆなは「私もひかりのように明るく全力で今を生きたいなと思います。余命1年でクヨクヨするのではなく、1年だからこそ1日を大切にして生きたいです」とそれぞれ話している。

畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台
畑芽育が「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」で地上波連ドラ初主演。「最高の教師」の隣のクラスが舞台

この記事をシェアする


ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season

【2024年春】TVドラマガイド

2024年4月・5月・6月にスタートする春ドラマの出演者、主題歌、見どころ、会見情報を、深夜ドラマやBSで放送されるドラマも含め、曜日ごとに一覧でお届け。<br />連続テレビ小説「虎に翼」、石原さとみ×亀梨和也「Destiny」、山下智久主演「ブルーモーメント」、赤楚衛二×錦戸亮「Re:リベンジ-欲望の果てに-」、永瀬廉主演「東京タワー」、長谷川博己主演「アンチヒーロー」etc. 連続ドラマの情報をまとめてチェック!

2024年4月・5月・6月にスタートする春ドラマの出演者、主題歌、見どころ、会見情報を、深夜ドラマやBSで放送されるドラマも含め、曜日ごとに一覧でお届け。
連続テレビ小説「虎に翼」、石原さとみ×亀梨和也「Destiny」、山下智久主演「ブルーモーメント」、赤楚衛二×錦戸亮「Re:リベンジ-欲望の果てに-」、永瀬廉主演「東京タワー」、長谷川博己主演「アンチヒーロー」etc. 連続ドラマの情報をまとめてチェック!

【2024年冬】TVドラマガイド

吉高由里子×柄本佑でおくるNHK大河ドラマ「光る君へ」、山下智久×福原遥「正直不動産2」、櫻井翔主演「新空港占拠」、渡辺翔太主演「先生さようなら」、道枝駿佑主演「マルス-ゼロの革命-」、阿部サダヲ主演「不適切にもほどがある!」、永野芽郁×山田裕貴「君が心をくれたから」など、2024年の冬に放送がスタートする連続ドラマを大特集! あらすじ、出演者や記者会見リポートなどを随時更新します☆

吉高由里子×柄本佑でおくるNHK大河ドラマ「光る君へ」、山下智久×福原遥「正直不動産2」、櫻井翔主演「新空港占拠」、渡辺翔太主演「先生さようなら」、道枝駿佑主演「マルス-ゼロの革命-」、阿部サダヲ主演「不適切にもほどがある!」、永野芽郁×山田裕貴「君が心をくれたから」など、2024年の冬に放送がスタートする連続ドラマを大特集! あらすじ、出演者や記者会見リポートなどを随時更新します☆

Copyright © TV Guide. All rights reserved.