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石橋静河、畑芽育が「ノッキンオン・ロックドドア」で松村北斗&西畑大吾と初共演2023/06/01

ノッキンオン・ロックドドア/石橋静河・畑芽育

 石橋静河と畑芽育が、テレビ朝日系で7月にスタートする連続ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」(土曜午後11:00、開始日未定)にレギュラー出演することが分かった。

 SixTONES・松村北斗となにわ男子・西畑大吾がダブル主演を務める「ノッキンオン・ロックドドア」の原作は、ミステリー作家・青崎有吾氏による同名タイトルのシリーズ小説。韓国や中国でも翻訳本が発売され、WEBTOON版も大好評を博すなど、国内外から注目を集めている作品が初の映像化となる。密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリック(=HOW)の解明を得意とする御殿場倒理(松村)と、ダイイングメッセージや現場の遺留品などから動機や理由(=WHY)を読み解く“不可解”専門探偵・片無氷雨(西畑)のコンビが、数々の難事件に挑んでいく。

 メイン監督を担うのは、鬼才・堤幸彦氏。14年1月放送の「トリック新作スペシャル3」以来、9年半ぶりのテレビ朝日の監督作品だ。また、脚本は、「イチケイのカラス」や「絶対零度」シリーズ(ともにフジテレビ系)などを手掛けてきた浜田秀哉氏。劇中音楽は「カルテット」(TBS系)や「コンフィデンスマンJP」シリーズ(フジテレビ系)のfox capture planが担当する。

 そして、石橋が演じるのは、警視庁刑事部捜査一課の刑事・穿地決(うがちきまり)。勝ち気で口が悪く、男前な雰囲気の穿地は現実主義で、自らの出世も望んでいる。大学時代のゼミ仲間でもある倒理と氷雨にこっそり事件現場を見せ、謎が解けたら手柄は自分がもらうという打算を抱きつつ、事件の真相解明に挑んでいく。

 石橋は、自身の役どころについて「原作から膨らませる役のイメージと、脚本から膨らませる具体的な演技プランは全く別物だと思っているので、私は普段からあえて原作は読まず、ドラマのベースとなる企画書や脚本からイメージを広げるようにしているんです。そんな中、今回の企画書を拝見したのですが、穿地決さんのキャラクターはすごく勝ち気。きっと頭の切れる人で、面白いキャラクターになるんじゃないかと感じ、ぜひ演じてみたいと思いました。きっとセリフの中には役柄的に難しい言葉もいっぱいあって大変でしょうけど(笑)、カチッとした中に人間味が出てくる役だと思うので、演じるのが楽しみです」との印象を明かし、「今回は刑事役なので、体の使い方なども勇ましい感じになるんだろうなと想像しています。いつでも戦闘態勢で、いつでも走れるようなタフさがきっと必要かと思いますし、機敏な動きが求められる3カ月になりそう(笑)。真夏の撮影でもあるので、体力面にも気を配りながら頑張ります」と意気込む。

 一方、畑が扮(ふん)するのは、倒理と氷雨が経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でアルバイトをする女子高生・薬師寺薬子(やくしじくすりこ)。ある事情から労働を欲し、週に何度か事務所で家事全般の手伝いをしている。かわいらしさと小悪魔的要素を併せ持ち、何げに一筋縄ではいかない存在だ。自らをブランディングするため、制服×エプロン姿で仕事に勤しんでいる。

 「原作の『ノッキンオン・ロックドドア』は、単純な謎解き小説ではなく、驚くほどいろんな要素が組み合わさっていて、読み進めるのが楽しい小説。『これを生身の人間が演じたら、なお面白くなるだろうな!』」と期待感で胸がいっぱいになりました」と声を弾ませる畑は、「薬子ちゃんはすごくかわいらしい半面、どこか小生意気で、あざとさやずる賢さといった“大人びた一面”もちょっとある女子高生。そこがまた彼女特有のかわいらしさでもあるので、すごく演じがいを覚えました。私自身はズケズケ人に物を言ってしまう、あまり計算高いタイプではないんですけど(笑)、大人たちの中でうまくやりこなす薬子ちゃんと、小さい頃から大人たちがたくさんいる芸能界でお仕事をしてきた自分の人間性には、少し一致する部分もあるのかな、と。そこをうまくすり合わせながら、キャラクター作りができたらいいなと思っています」と自身の役を掘り下げながら、演技プランを練っている。

 なお、時代劇「まんぞく まんぞく」(NHK)で畑とは共演しているが、主演2人とは初共演となる石橋。堤監督とも初タッグとなるが、「松村北斗さんと西畑大吾さんもきっとすてきな方なんじゃないかと想像しますし、皆さんとお会いするのが今から楽しみです。堤幸彦監督とも初めてご一緒させていただくので、どんなリズムで現場が進んでいくのか、そしてどんな意外な一面を引き出していただけるのか…新発見がたくさんありそうで、期待は膨らむ一方です。ダークで大人な雰囲気も漂う作品になるのかな、と私自身も胸を躍らせています。皆さんと力を合わせ、原作ファンの方々にも面白がっていただけるよう頑張りますので、放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。

 畑も「今回は倒理さんや氷雨さんや穿地さん…周りの大人たちを翻弄(ほんろう)する役。そういう役は初めてですし、先陣を切ってかき回すようなお芝居をしていきたい! 堤監督のムチャぶりにも耐えられるよう(笑)、『何でも来い!』の姿勢で頑張りながら、劇中で松村さんと西畑さんを振り回していきたいです(笑)。今まで見せたことのない小悪魔的な表情やお芝居を届けたいと思っているので、薬子ちゃんの振る舞いも目で追いながら、放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」と意欲をみなぎらせている。


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