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【FIFAワールドカップカタール2022】日本代表の戦いがいよいよ始まる! ドイツとの初戦で是が非でも勝ち点を2022/11/23

サッカー日本代表:鎌田大地/写真:アフロ

 「FIFAワールドカップカタール2022」大会4日目、いよいよ日本代表の戦いが始まる。グループリーグ初戦の対戦相手はドイツ。過去4回の優勝を誇る強豪だ。前回2018年大会、日本はグループリーグ初戦でコロンビアに勝利。最終的に1勝1敗1分けの勝ち点4で、2勝1敗勝ち点6のコロンビアとともに決勝トーナメントに進んだ。初戦に敗れて持ち直したケースを間近で見たわけだが、日本は過去に初戦で敗れた大会はすべてグループリーグで敗退している。当たり前だが、黒星スタートは避けたい。なんとか勝ち点を獲得して、90分を終えたいところだ。

 日本は、11月17日にカナダと親善試合を行い、終了間際にPKを決められ、1-2で敗れた。控え選手や戦術オプションのテストが主な目的で、結果が重視される試合ではなかったとはいえ、失点につながったセットプレーの守備などに不安が残った。一方で収穫もあり、決定的なパスを通して先制点を演出したMF・柴崎岳(CDレガネス/スペイン)、先制点を決めたMF・相馬勇紀(名古屋グランパス)、ポストプレーで前線の起点になったFW・上田綺世(セルクル・ブルージュKSV/ベルギー)らが持ち味を発揮。MF・鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)も、いつもの攻撃的なポジションではなくボランチで起用されながら、攻守で好プレーを見せた。

 左ふくらはぎに違和感を抱えるMF・守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)は、20日の全体練習に不参加。ドイツ戦には間に合わない可能性が高い。守田と遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)のボランチコンビは日本の心臓部であり、片方が欠けるのは痛い。MFのヨシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ(ともにバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)らとの中盤の主導権争いは厳しいものになる。その中でキーマンになりそうなのが、今季のドイツリーグで得点ランク上位に入るなど好調で、カナダ戦でも活躍した鎌田。リーグで日常的にキミッヒらと戦い、特徴を把握しているのは心強い。同じくドイツでプレーする遠藤とともに、攻守両面での働きが期待される。

 日本、ドイツとも高い位置からボール保持者にプレッシャーをかける守備を基盤にしているが、「ゲーゲンプレス」と呼ばれるドイツの戦術は、相手チームのプレスでボールを奪われることを前提にしているのが特徴だ。ゲーゲンとは「反対」「対立」といった意味のドイツ語。ボールを奪われた時の動きがシステム化されていて、すぐに複数の選手が相手にアタックし、奪い返してしまう。ただ、高い位置からプレスをかけるためにDFラインも高くなり、そこを狙われてピンチを迎えることもある。ドイツは16日にオマーンと強化試合を行い、1-0で勝利したものの、何度かDFラインの裏に抜け出され、チャンスを作られていた。日本×カナダ戦と同じくテストと調整がメインで100%参考にできないとはいえ、つけ入る隙が見えた試合だった。

 ゲーゲンプレスをかいくぐってボールを前に運ぶことができれば、決定機を作ることはできるはず。そのためにはパスの精度はもちろん、パスコースを作り続ける連動した位置取りが求められる。いつどこで攻撃のスイッチを入れるか、守備ではどの位置でプレスの強度を高めて奪いに行くか、戦術の徹底、選手の意思統一も不可欠だ。ボール支配率で上回られても気持ちの上で受け身に回らず、攻撃も守備も自分たちから仕掛ける。その姿勢を90分貫くことができれば、勝ち点が見えてくるだろう。

文/佐藤新

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