News ニュース

高杉真宙、「舞いあがれ!」で人力飛行機の設計者を熱演。「本当に熱い、すてきな青春を送らせていただいた」2022/11/04

 NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8:00ほか)で、ヒロイン・岩倉舞(福原遥)が大学で入部した人力飛行機サークル「なにわバードマン」のメンバー・刈谷博文役の高杉真宙が、役柄への思いや撮影エピソードなどを語った。

 連続テレビ小説107作目となる「舞いあがれ!」の舞台は、1990年代から現在。舞がものづくりの町・大阪の東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語だ。2020年に同局の「心の傷を癒(いや)すということ」で、第46回放送文化基金賞番組部門テレビドラマ番組最優秀賞を受賞した桑原亮子氏によるオリジナル作品となっている。

 刈谷は福岡県出身で、浪速大学の3回生。「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当。2年連続で設計を担当しており、「なにわの天才」と呼ばれているキャラクターだ。

 連続テレビ小説には初出演となる高杉は、「ずっと出たかったのですが、なかなか機会が得られなくて。オーディションを受けたことも、もちろんあります。今回はありがたいことにオファーをいただきました。『やっと来た! やっと出られる!』という感じでした。ドキドキして衣装合わせに行き、監督やスタッフの皆さんとお会いして、『楽しく撮影している方たちなんだろうな』という印象を受けましたね。そういう現場で撮影すること、一緒に作品を作れるということが本当に楽しみでした。ヒロインの福原遥さんとご一緒するのは2回目です。以前に映画で共演したときにはガラッと空気を変える弾けたお芝居をされていて『これはすごいな』と思ったので、今回はどんなふうに世界を切り取って撮影されるんだろうという、ワクワク感の中で参加させていただきました」と期待を持って撮影に臨んだことを明かす。

 演じる刈谷は「今まであまり演じたことのないような役」だそうで、「ちょっと神経質そうで、でもちゃんと熱意のある人物で、演じていてすごく楽しいです。ロマンチストな部分もあって、そこがまた“変な人”でいいなと(笑)」と愛着を感じている。加えて、「仲間を大事にしていて、部員みんなで人力飛行機を作ることに重きを置いています。仲間がけがしないように最善を尽くす、その重荷を背負うのが設計担当者です。もう少しうまく話せたら、いい先輩だと思うんですけどね」と笑いつつ、「僕の出身が福岡ということで、制作統括の方が刈谷を博多言葉で話す役にしてくれました。博多言葉でしっかり演じるのは初めてです。最初は若干違和感があったけれど、慣れるとやりやすいですね。割と自由にやっています」と、初の博多言葉での芝居を楽しんでいる様子。

 これまで、特に印象的だったシーンについては「岩倉と病院で話すところです。刈谷の『人力飛行機を飛ばしたい』という人一倍強い思いが、垣間見られると思います。この部活、男女ともに飛行機のことしか考えていません(笑)。岩倉のおかげで自分が変われたという感謝の気持ちはかなりあると思いますね。ロケで、実際に人力飛行機を飛ばしたことも思い出です。飛ぶには風速など、多くの条件をクリアしなくてはいけません。1時間ぐらい風を待つこともよくありました。でも、炎天下で福原さんがコックピットに入り、集中を切らさずに長時間じっと風待ちをされているのを見て、やっぱりそれが撮影であり、そうやって一つ一つ積み上げていくから、いい作品が生まれていくんだなと思いました。ロケは午前2時集合で夜食から始まっていたのですが、そういう撮影は久々で、やっぱりいいな、楽しいなと思いましたね」とハードな撮影が多いものの、充実した時間となっていることを報告。「暑い中、仲間が走っている中で刈谷が自転車に乗っているシーンは、本当に気まずかったです(笑)。カットがかかったら、自転車を降りて歩いてみたりしました」とエピソードを話した。

 現場の様子を尋ねると、「『なにわバードマン』のメンバーは、いろいろな年代の役者が集まっていますが、本当に仲良くワイワイと部活のような雰囲気です。ヒロインの福原さんは僕より年齢が少し下ですが、そう感じさせない堂々たる座長感。大阪言葉でセリフ量も多くていろんなお稽古があり、ヒロインが一番大変だとは思いますが、それを感じさせない明るさで周りへの気遣いができる方です。もちろん、演技でも周りをよく見ているからこそ、こうしようってやりとりできると思うので、本当にすごいなと思います」と福原を中心に、明るい雰囲気で撮影が進んでいることを伝える。

 そして、視聴者に向け、「自分の25、26歳の夏に『舞いあがれ!』の撮影があり、本当に熱い、すてきな青春を送らせていただいたなと感じています。自分の出演している『なにわバードマン』のパートが、岩倉にとって『あそこに戻りたいな」と思えるようなシーンになっていればいいなと思いますし、岩倉のこれからの人生を僕自身も視聴者の1人として楽しめたらいいなと思っています』とメッセージを寄せている。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.