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「世界バドミントン2022」桃田賢斗らが決意表明! 東京五輪のリベンジに挑む2022/08/08

 8月22日から東京で開催される「世界バドミントン東京2022」の記者会見が行われ、桃田賢斗選手、奥原希望選手ら日本代表メンバー、さらに大会メインキャスターの松岡修造、応援キャスターの小椋久美子、潮田玲子、司会の清水俊輔アナウンサーが登壇した。

 日本で初めての開催となる「世界バドミントン」は8月22〜28日の7日間にわたって開催。テレビ朝日ではテレビ朝日系列地上波、CSテレ朝チャンネル2で放送される(【放送スケジュールhttps://www.tv-asahi.co.jp/bwf-world-championships/broadcast/)。昨年の東京オリンピックから、1年が経った今、再び東京で世界一を決める熱戦が繰り広げられる。

 まずは、キャスターを務める松岡、小椋、潮田が登場。メインキャスターとして大会を盛り上げる松岡は「『世界バトミントン』が日本で初めて行われるということで、やっぱりみんなの思いが全然違いますね。そこを含めてしっかりと伝えていきたい」と熱い思いを語った。続く小椋も「『世界バドミントン』は、さまざまな大会がある中でも独特な雰囲気もあるような、『あ、これこそ本当に真の世界一を決める大会なんだな』っていう感じがすごくあります。 今回はれいちゃん(潮田)と2人なので、そこも強みにしてしっかりと伝えたいなと思っています」と大会の見どころをアピール。

 清水アナからは14年ぶりの“オグシオ”ペアということにも触れられ、潮田は「14年ぶりにタッグを組めるっていうのもうれしいですし、何より日本代表の選手の皆さんが本当に強いんですよ。みんなが最高の結果をしっかりと取れるように、その熱い戦いをしっかりと伝えていけたらなと思っております。そして、修造さんの熱さに負けないように、盛り上げたいと思っております!」とコメントした。

 今回の会見では、感染症予防のために31人の選手から13人の選手がグループに分かれて登場することに。最初に登壇したのは、女子ダブルスのグループ。福島由紀選手・廣田彩花選手、永原和可那選手・松本麻佑選手、志田千陽選手・松山奈未選手、日本代表監督の朴柱奉監督が登場した。

 まず、松岡から「今回の『世界バドミントン』のテーマとして何を大事にしているか?』と聞かれると、朴監督は「『Physical strong, mental strong = I’m strong』、これが今回の世界選手権準備でのチームジャパンのテーマです」と即答。会見では、選手ごとに意気込みを書いたフリップをそれぞれ用意したが、その言葉の中にも、朴監督が語る“テーマ”が表れた。

 松本・永原ペアが書いたのは「最大限」。この言葉については、「私たちの最大限の力をまず試合で出し切りたい」という気持ちから書いたそうで、松本選手は「最近“自分たちの試合”っていうのを出しきれる試合があまりないので、悔いなく自分たちらしい試合を出し切りたい」と“最大限”という言葉とともに決意を表明。

 そんな2人を見た小椋から「自分たちのいいプレーはどういうプレー?』と聞かれると、「身長とパワーを生かしたプレーで、相手を圧倒できるぐらい、自分たちの力を出せればいいかなと思ってます。メンタルは強い方だと思ってるので、自分にも相手にも負けないぐらい勝ち気ででいけたらなと」(松本)、「松本が心強いので、私もそれに負けないように、私の気持ちもしっかり前面に出していけたらなと思います」(永原)と、2人の強気な姿勢が表れた。

 福島・廣田ペアは「一戦一戦」という言葉を掲げた。福島選手は「自分たちは『一戦一戦』と言ってるんですけど、本当に自分たちらしい試合ができるように、一戦一戦頑張っていきたいなと思ってこの言葉にしました」とコメント。廣田選手も「やっぱり強い自分たちを見せたいですし、一戦一戦、自分たちの力を出し切れば勝ちがつながってくると思うので、そういう試合ができればいいなと思っています」と一戦に懸ける思いを口にした。

 「シダマツらしく」と書いた志田・松山ペア。松山選手は「いろいろプレッシャーとかもあって、いいことばかりではないと思うけど、その中でも、この“シダマツらしく”というのを持って試合ができたらなと思ってこの言葉にしました」とコメント。

 潮田が「今勢いが一番あるって言っても過言じゃないぐらいいいペアだと思う」と絶賛される中、2人のアピールポイントを聞くと、志田は「勢いだったり、元気いっぱいのプレーの中でもスピードのある攻撃というのが私たちの持ち味なので、それを皆さんに見てもらえたらうれしい」と自信をのぞかせた。

 続いて、男子ダブルス代表の保木卓朗選手・小林優吾選手、そして混合ダブルス代表の渡辺勇大選手・東野有紗選手が登場。昨年バドミントン世界選手権で優勝した保木・小林ペアは「最強のパパになる」という意気込みをそろって掲示。これは昨年、保木選手に息子が、小林選手は12月に娘が生まれ、「家族のためなら頑張れる」「最強のパパになって帰ってくる」という熱いメッセージを込めたものだった。

 父として、家族のためにも頑張ることを誓った2人。小林選手は「自分たちは攻撃のプレースタイル。自分たちのプレーを出せば勝てると思うので、そこは負けずに頑張っていきたい」と述べ、保木選手も「先輩たちの存在っていうのがすごかった分、自分たちへの期待が薄かったかなと感じていたので、見返したいっていう気持ちで昨年の半年は成績を挙げることができた。その時の気持ちを忘れずに向かっていくことが、自分たちにとって大事かなと思います」と連覇への意気込みを示した。

 「金しか勝たん」と松岡を困惑させる意気込みを表明したのは、混合ダブルスペアの渡辺・東野ペア。東野選手は「2019年に銅メダル、2020年銀メダルなので、2022年は金メダルを取れるようにステップアップして、頑張っていきたいです」と金メダルを狙うことを宣言。

 「〇〇しか勝たん」という表現が分からなかった様子の松岡だが、金メダルの重みについて質問すると「僕らが目指してるのって一番輝く色のメダルで、そのためにバドミントンを続けてきた。もちろん、東京オリンピックで銅メダルを獲得することはかないましたけど、 この『世界バドミントン』やまだまだ目指さなきゃいけないところがある中で、日本開催の『世界バドミントン』で金メダルを、『金しか勝たん!』という意味で頑張っていきたい」(渡辺)、「東京オリンピックでは銅メダルを獲得できたんですけど、やっぱり自分たちの目指してる色ではなかったので、ここで金メダルを取れるようにリベンジしたい」と、“念願の金メダル”へと思いを募らせた。

 最後に登場したのは、シングルスの日本代表の選手から男子シングルス・桃田選手、女子シングルス・山口茜選手、奥原選手の3人。まず、「挑戦」という言葉で意気込みを示した山口選手は「もちろん結果としては(世界選手権)2連覇というところに挑戦できるのは今年は自分だけなので、そこにも挑戦していきたいですし、プレーとしてもいろんなことをやってみて、新しい発見があったらいいなと思っています」とチャレンジャーとしての姿勢で臨むことを表明。

 この強い意気込みに対して、小椋は「意外だったのが、山口選手は『楽しむ』かなって思ったんですよ」とコメントすると、「最初は『楽しむ』って書いたんですけど、奥原さんとかぶったんで…」とかわいらしい裏話も。奥原選手は「とっちゃいましたね、申し訳ないです(笑)」とコメントしたことで、会場は笑いに包まれる展開となった。

 そんな「楽しむ」というワードを出した奥原選手。東京オリンピック後はけがにも悩まされてきたが、「最近、久しぶりにバドミントンを楽しいと思えるようになってきたので、楽しみながら、いろんな駆け引きをして世界のトッププレイヤーに挑戦していけたらなと思っています」とこちらもチャレンジャーとしての心境をうかがわせた。

 さらに、大先輩の“オグシオ”に2人からもエールを受けると、「うれしいです! 今回の『世界バドミントン』でも、いろいろな収穫を得ながら充実したに大会にできたらなと思います」と気合十分。

 ラストを飾ったのは桃田選手。「モニターで見たら、なおさら字汚く見える(笑)」と笑いつつ、書いたのは「覚悟」の2文字。「最近は本当にモヤモヤした試合が多かったというか、自分の中でも納得いかない試合がすごく多かったので、この東京で『世界バトミントン』が開催されるこのチャンスを死に物狂いでつかみに行く感じで、『覚悟』にしました」と、けがで悩まされた時期を乗り越えた“覚悟”を言葉にした。

 個別のインタビューで話を聞いていた松岡は「すごく安心したというか、 本当に戻ってる。そして、しっかり結果を出したことによって、強い自分を取り戻したいっていうワクワクした気持ちを感じた」と伝えると、「今はすごく楽しみです。久しぶりに、日本のファンの方々の前で試合ができるので、ホームで応援を体いっぱいに感じながらプレーしたいなと思います」と、有観客でのプレーへの期待を寄せた。

 それぞれの意気込みを見せてきた選手たちに関して、朴監督は「去年は東京オリンピックでいい成績がでなかったので、今回はそのリベンジのイメージで、日本バドミントンが、日本のホームで、バドミントンファンの前で、いいパフォーマンスができるように頑張ると思います」と力を込めた。会見の最後には、選手を代表して桃田選手が「日本代表全員で高め合って刺激し合って、東京オリンピックのリベンジを、全員で世界と戦っていきたいなと思います。皆さん、応援よろしくお願いします」とバドミントンファンへメッセージを送り、締めくくった。


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