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松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演2022/06/30

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 松本潤が主演を務める、2023年に放送のNHK大河ドラマ第62作「どうする家康」(日時未定)に、松山ケンイチ、甲本雅裕、波岡一喜、木村昴、猫背椿、千葉哲也、松本まりか、細田佳央太が出演することが発表された。

 ドラマの脚本は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「相棒」シリーズ(テレビ朝日系)、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズ(ともにフジテレビ系)などで知られる古沢良太氏が担当。誰もが知る歴史上の有名人である徳川家康の生涯を、新たな視点で描いた波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント時代劇だ。

 今回発表されたのは、くせ者ぞろいの徳川家臣団の面々。松山は、悪知恵が働き、家康(松本潤)の小さな野心を刺激する家臣団の嫌われ者・本多正信、甲本は、夏目漱石の先祖とも言われ、家康を実務面で支える事務方トップ・夏目広次、波岡は、叔父として本多忠勝(山田裕貴)に武芸をたたき込んだ酔いどれサムライ・本多忠真を務める。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 松山は「うさんくさい、無責任、イカサマ、悪知恵が働くネガティブな表現のその裏には、人の常識や価値観、生き方まで変える力をはらんでいます。その匂いを家康だけは感じ取り、うまく付き合っている。それが家康のすごさ。その家康のすごさがわかるように精いっぱいうさんくさく、無責任で、悪知恵が働くイカサマ師を遊ぶように演じていけたらと思っています。松本潤さんとは僕が初めてテレビドラマに出演した時に共演させていただきました。当時は絡みがなかったため、今回また一緒にやらせていただくことがうれしいですし、一緒に枯れていくさまも含めて楽しんでいけたらと思います」と意欲を燃やしている。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 甲本は、「久しぶりの大河ドラマ。意気込まずにはいられません! 夏目は事務方で控えめではありますが、真っすぐを絵に描いたような男。家康に対する本物の忠誠心を熱く演じられたらと思っています。家康役の潤くんとは、潤くんが10代の頃生徒と先生の関係で共演をして、20年以上経って殿様と家臣という形でまた共演できることは、とても新鮮でワクワクしています」と期待を伝える。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 波岡は「お酒を豪快に飲むということで、役のイメージがどんどん広がっております。いろんなタイミングで、いろんな飲み方で、いろんな酔い方で、精いっぱい忠真をチャーミングにできたらいいなと考えております。いい意味で遊べる役にできたら最高です」と役柄への思いを口にする。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 また、木村は「槍半蔵」とも呼ばれる、槍もトークも一級品の渡辺守綱、猫背は、酒井忠次(大森南朋)の妻で、家臣団のマネジャー・登与に扮(ふん)する。

 木村は「真っ先に目に留まったのは『槍もトークも一級品』という一文でした。読めば、手よりも口を動かすのが得意なおしゃべり好きな男ということで、何だか気が合いそうでわくわくしております。一級品とはいかないもののトークに関しては僕も自信がありますが、槍も一級品とのことですから、格好よく扱えるようにお稽古に励みたいと思います」と気合十分で、松本潤へ向け「キャラクター説明に『家康に槍を向ける』とありましたが、今から大変に緊張しております。どうかよろしくお願いいたします!! 全力で挑みたいと思います!!!」とメッセージを寄せている。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 猫背は「家康家臣団のお調子者マネジャーとのことで、大森南朋さん演じる忠次をしっかり支えつつでしゃばらない面白をこっそり目指したいと思います。以前ご一緒して大好きになった音尾琢真さんが一味の中にいらっしゃるので、お久しぶりの共演をとても楽しみにしています♡」と撮影を心待ちにする。

 さらに、千葉は、服部半蔵(山田孝之)につかえる忍者集団のベテラン・大鼠、松本まりかは、大鼠の娘で、半蔵とタッグを組み、たびたびドジを踏む彼をフォローするよきパートナーでもある女大鼠、細田は、家康のパーフェクトな息子・徳川信康を演じる。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 千葉は「監督ともお話させていただいたのですが、服部半蔵の人生のスタートに関われるよう、楽しんでいきたいです」とコメント。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

「なんて面白い役をいただけたのでしょう!」と声を弾ませる松本まりかは、「くのいち七変化のみならず、忍者界のサラブレッドとして生まれ、たいそうエリートだとも伺いました。しかしそんな女大鼠、今のところいっこうにしゃべらないのです。台本にセリフがほとんどないため彼女の全貌は謎めいていて…。未知数です…。今はとにかくこんなユニークな役が出来る幸運にただただ感謝です。大河の世界にスパイスになるような忍者パートをスタッフキャストの皆さんと作って行けたらと思います。あっ、体が柔らかいのが初めて生かせるかもしれません!」と張り切っている。

松山ケンイチ、松本まりか、細田佳央太らが松本潤主演「どうする家康」に出演

 「大河ドラマに出演することはこの仕事をしている中で目標にしていたことの1つなので、とてもうれしかったです。だからこその緊張も感じていますが精いっぱい、頑張ります」と力を込める細田は、「大先輩ばかりの恵まれた環境の中でお芝居できることが何よりもうれしいですし、信康の『家族思い』という部分にとてもひかれました。徳川家のために、という彼の考え方こそが危うさをも感じさせる真っすぐさにつながる部分もあると思うので、すごく大切に演じて生きたいという印象を受けました」と役柄について語っている。


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