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「どうでしょう」コンビのナレーションで迫るタンチョウ繁殖の舞台裏。HTBドキュメンタリー「たづ鳴きの里」2020/06/24

 HTB北海道テレビで6月27日、HTBノンフィクション「たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」(午後1:30、北海道ローカル)が放送される。国の特別天然記念物タンチョウを地域に呼び戻し、さらに繁殖を成功させるという世界的にも貴重な取り組みに挑んだ北海道の農家たちの努力を、5年の歳月をかけて取材したドキュメンタリー番組だ。

 かつて絶滅寸前まで追い込まれた国の特別天然記念物・タンチョウ。このヒナが北海道・札幌近郊の長沼町にある「舞鶴(まいづる)遊水地」で確認された。北海道の開拓以来、空知エリアでは100年以上ぶりという奇跡。人工的な施設にタンチョウを呼び、繁殖させるまでに至ったのは、おそらく世界初ともいわれる。 実はこの繁殖成功を支えたのは、農民たちのある取り組みだった。同番組は6月13日に放送したテレメンタリー2020 「タンチョウ ふたたび」 の続編として、タンチョウたちの「その後」を伝える。

 きっかけは「わが町にタンチョウを呼び戻す」活動を始めた14人の農民たちだった。遊水地をタンチョウが住める環境に作りかえるという前例のない活動は、当初は町民からも笑われたという。カメラは、中心人物である加藤幸一さんの姿を通して、農民が減農薬や減肥料などに取り組みながら、地域の自然環境を次世代に残そうと奮闘する様子に迫る。

 さらに、渡り鳥による食害への懸念や、タンチョウを見ようと殺到するアマチュアカメラマン、そしてタンチョウのケガ、 招かれざるアライグマの出現など、さまざまな問題と向き合い、克服しようとする姿も取材。そして5月、貴重なヒナが誕生。同番組は貴重なその姿の撮影に成功した。

 ナレーターは森さやかアナウンサーのほか、同局の人気バラエティー「水曜どうでしょう」でおなじみの藤村忠寿、嬉野雅道両ディレクターも加わり、独特のトークで盛り上げる。

 なお、タイトルの「たづ(鶴)」はタンチョウのこと。「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴(たづ)鳴き渡る」など、万葉集で数多く詠まれている。

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