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駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!2021/12/23

駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!

 BS日テレで2022年1月2日放送の「BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志」(午後7:00)の会見が行われ、主演の駿河太郎、共演の篠田麻里子、角野卓造、小手伸也、春風亭昇太が出席した。

 本作は、2017年からシリーズ放送している“BS笑点ドラマシリーズ”の第4弾。日本テレビ系の人気演芸番組「笑点」(日曜午後5:30)の知られざる創成期と、孤高の天才落語家・立川談志の素顔が描かれる。第1弾から談志に扮(ふん)してきた駿河太郎が主演を務め、篠田が談志の妻・則子に扮(ふん)する。また、「笑点」メンバーの、三遊亭楽太郎役・塚本高史、桂歌丸役・尾上松也、林家木久蔵役・柄本時生、三遊亭金遊(小円遊)役・松尾諭が、前作から引き続き出演するほか、林家三平を小手伸也、朝太(のちの古今亭志ん朝)をマギー、談志の師匠・柳家小さんを角野卓造、物語で重要な役割を担う日本テレビプロデューサー・小里光を「笑点」の司会者である春風亭昇太、談志と切磋琢磨(せっさたくま)した盟友・五代目三遊亭圓楽を谷原章介が演じる。

駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!

 劇中で落語を披露する面々。駿河は「最初は覚えられるのか心配だったけれど、一席覚えたあたりから頭に入ってくるようになった。覚える脳が身に付き、自分の好きな噺(はなし)、苦手な噺が分かってきました」と手応えを明かす。

駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!

 これに昇太は「談志師匠は独自の世界観を持つ師匠だから難しかったはず。この短い期間で好きな噺、苦手な噺が分かるようになったのはすごいこと。役者よりも落語家の方が向いているのかもしれない」と駿河の落語家としてのセンスを称賛した。

駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!

 角野は「『そば清』は(東京・)浅草の『東洋館』で撮影しましてね。(客は)エキストラさんですけど、人数が結構いらしたので、高座に上がるとなかなか興奮します。気持ちが高ぶってね、ついつい舞台の発声になっちゃって『これは落語の発声じゃないな』って(笑)」と回想。

駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!

 小手も「三平師匠のお顔を研究した時に、ザキヤマ(山崎弘也)さんに似ていると思いました。ならばその延長線上にいる自分もいけると」と成りきりぶりに自信をのぞかせるも、「高座に座ったまましゃべり続けるという落語独特の緊張感があり、今年一番緊張した仕事になりました。センスの違いもあり、落語場面では三平師匠ではなく、緊張した小手伸也が映っているはず(笑)」と苦笑いだった。

駿河太郎の落語家センスを春風亭昇太が称賛!

 一方、ドラマの見どころは、師弟愛や友情、そして夫婦愛ということで、尊敬する人や同志と感じる存在を聞かれ、駿河は「同志というとマネジャー陣じゃないですかね。バンドマンだった20代の僕に『役者になりませんか?』とずっと誘ってくれた、今の事務所の人間ですかね」と回答。篠田は「出産してから母の偉大さを感じ、このドラマで夫婦役を演じたことで、妻として母として女性として母親のことを尊敬する部分が大きい」と1児の母になったことで母親への尊敬の念を明かし、夫について「パートナーとして日々生きていく中で同志として一緒に生きていきたいと思える存在」と夫婦円満をアピールした。

 さらに、人気シリーズになっているドラマに関して、第5弾があるとしたら主人公は誰がいいかという話題になると、
昇太が「本当に難しいんじゃないかなと思います。もういないんじゃないかな?(笑)。だって、歌丸師匠をやって、先代の圓楽師匠をやって、木久扇師匠でしょう? で、談志師匠じゃないですか。もうね、ドラマになる人いない。薄っぺらい人生を歩んでる人ばっかりなんで(笑)。次は僕くらいしかいない、僕であってほしいです(笑)」と提案していた。


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